【フィールドレビュー】川の五目釣りに挑戦した結果は…【ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)】

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きっかけは釣り仲間のジョーさんのお誘いでした。
ジョーさんはヘラブナ釣りをこよなく愛しています。
以前、「趣味人に聞く」でもご登場いただきました(リンクはこちら)。

ジョーさんは仕事はリタイアして、
悠々自適のシルバーライフなのですが、「生活にアクセントを」と今年になって、バイトをはじめたんすね。
その職場で釣り好きの方と知りあいになり、
その新たな知り合いの方はヘラブナは未経験ということで、「ぜひ、一度は……」と誘ったのだそう。
釣りの輪は広がりますな。

んで、「管理人もどう?」とお誘いいただいたのですが、
じつは最近はちと仕事が忙しくて……。
とはいえ、こちらに書く記事のネタになるかなと思い、
「午前中だけなら、まぁ、いいか」と行くことになったのです。
ほら、俺のメインジャンルの渓流はもう禁漁ですから。

フィールドは埼玉県のびん沼川です。
うちからバイクで20分くらいなのですよね。

「びん沼」という名前がややこしいですが、沼ではなく川です

このびん沼川、地元のみならず、じつは関東ではボチボチ有名なのですよね。
一つは、ジョーさんもやっているヘラブナの釣り場として。
あとは、ブラックバスも釣れるので、バサーの間でも知っている人は知っています。
俺も行ったことあります。

よくある話ですが、近所の釣り具店、まぁ、釣り具の『キャスティング』ですが、
その店内にはびん沼川の簡単な説明が書いてあります。
それによると、他にもオイカワやコイ、タナゴも釣れると……。

俺は何かと検証したくなる性格(たち)なので、
せっかく行くならと検証するテーマを設定しました。
テーマはずばり、「川で五目釣りは可能なのか?」です。
海ならいろいろな種類がいますが、川魚の種類は限られていますからね。

そんなこんなで一昨日、11月2日に行ってきました。
五目というと「いろいろな」という意味合いですが、
ここは言葉どおり、五種を目指します。

では、俺の「川の五目作戦」を実現するための、
豪華ラインナップを紹介しましょう。

エントリーNo.1…

吸い込み!
団子にした練りエサに5本くらいの針を埋め込み、それを放り込む釣りです。アワセは必要なく、川に放り込んだら、あとは釣れるまで待ちです。
あ、仕掛けは普通に売っていますよ。

俺の狙いの魚と釣れるであろう確率(最高で星五つで、評価は俺の独断です)も紹介しておきます。
コイ……★★★★☆/吸い込みのメインターゲットです。実際にびん沼川にて吸い込みで釣ったことあります。
ナマズ……★☆☆☆☆/吸い込みは仕掛けに長い針が1本出ているので、そこにミミズをつけて、あわよくば……。いや、びん沼川でナマズを見たことはないのですが、きっといるでしょと。

エントリーNo.2…

小物狙いのウキ釣り!
これで小魚を釣ります。
よくわからん小魚……★★★★☆/いや、名前もわからんのですが、前に釣ったことがあるので、まぁ、何かしらは釣れるでしょうと。
小さいマブナ……★★☆☆☆/まぁマブナも釣れるでしょうと。

エントリーNo.3…

ヘラブナ釣り師によるヘラブナ釣り!
……。
これもカウントさせてください。
ヘラブナ……★★★★★/これは、さすがに釣れるでしょう。

現地に到着したのは午前9時半くらい。
ちなみに俺ほどのものぐさになると、吸い込みはやっすいロッド&リールに仕掛けを直結び。ロッドスタンドも使わずに、放り込んで、そこらへんに置いておきます。

普通は竿先に鈴をつけて、当たったら、その音色でわかるようにするのですが、俺は目視。ここには、そこまで大きな魚はいないので、経験上、ロッドごと持っていかれることはないっすね。
練りエサも、もちろん、ブレンドしなくてよい、混ぜるだけのタイプを持参しました。

まず、吸い込みを川へと放り込み、続いて、ウキ釣り。
こちらも同じ練りエサを使用。
ロッドは渓流用のを流用です。

さて、何種目釣れるか……。

ウキ釣りをはじめてすぐにアタリがありました。
さぁ、なんだと思ったら……。
バラしました。

魚体は見えたのですが、多分、コイでした。
さすがに小物用の仕掛けではコイは上がりません。
ハリスが切れて……。
コイさん、ごめんなさい。

仕掛けは市販の出来合いのが一つという状態だったので
さて、どうしたものかと思ったのですが、
ジョーさんが針&ハリスをくれました。
ヘラ用の太いのを……。
これでコイでもいけます。

さぁさぁと思ったのですが、
アタリはなく……。
と、その頃、人生初のヘラ釣りに挑戦中のジョーさんの職場の知り合いの方がヘラブナを釣りました。

続いてジョーさんも。

まぁ、これで一種(俺が釣ったわけではないけれど……)。
このままじゃいかん!
俺は小物釣り用の仕掛けのエサを練りエサからミミズにかえてみました。
すると、ようやく、最初の一尾が。

これがよくわからない小魚なんすよね。
多分、本当に多分ですが、オイカワの幼魚のような……。

これで二種。
五種目指して続行です。

すると、同じ仕掛けにあたりが。
今度は引きも強いっす。

これ、写真だとよくわかりませんが、先ほどの小魚とは明らかに違います。
サイズが大きいし、フォルムも……。
多分、またもや多分ですが、これはニゴイかと。
何はあれ、これで三種。
あと二種です。

その後は……。
俺はアタリはあれど、まったくとれない。
多分、小魚がつついてはいるのですが、ミミズはくわえないのだと。

一方、ヘラブナ勢もなかなかあげられずに……。
ちなみにヘラブナをやったことがない方にご説明しますと、
ヘラブナは手返しが早い釣りです。
1分くらいでエサがばらけてなくなるような……。

好き好きですが、俺はウキ釣りは一服しながらウキを眺めているのが好きなので、
それがちょっとヘラブナを本格的にやってみようと思えない理由だったりして……。

あと、びん沼川はヘラブナの魚影が濃いので、アタリは結構、あるのですが、
早合わせはノラないとのことです。
いや、それはヘラブナ釣りの常かは俺にはわかりませんが、
ウキがグッと沈むアタリの3回目にアワセるとよいと。
技術を要する釣りなんすわ。

まぁ、午後には仕事に戻りたいので、ここまで。
残念ながら、今回は吸い込みはまったくの不発でした。
片づけをして、ジョーさんにお暇(いとま)する旨を伝えると、
「ちょっと、そこで釣りをしている知り合いに挨拶してくるから、そのあいだだけでもヘラブナをやっていきなよ」と。

ん~、ジョーさんもそんなにあげていないし、
近くのトイレで手を洗ってきてしまったので、バイクで帰るのに練りエサを触るのが……。
同じ場所に打ち込む技術もないし……。

「ジョーさんがエサをつけて、投げてくれたら、そのあとを引き継ぎます」と
まるで貴族のようなお願いをしました。

まぁ、初心者がアタリをとれるわけないだろうなと、
ウキを見ていると、すぐにあたったので、あわせたところ、
なんとノリました。

これで、本当に三種(貴族釣りですが)。

気がついたら、13時。
いや、釣りをしていると時間の経過が速いっすなぁ。
結果、三種でしたが、楽しかったっす。

さて、フィールドレビューとしては、最後にびん沼川の評価を。
今回は三種でしたが、いろいろな魚が釣れるのはやはり楽しいですよ。
ヘラブナをやってみたいという方はもちろん、
「小魚でもよい」という人は、まず坊主はないですよ。
バスについては俺はバスをやらないので、わかりませんが、ある程度知られているので、釣れないことはないでしょうし、ルアーにコイがかかることもあるようですよ。
評価は100点満点で80点で。

場所は「びん沼川」でググるとわかると思います。
川沿いに駐車できるので、駐車場の心配は基本的には無用(厳密には釣り人の良心にもとづく駐車ですが、ほぼほぼ大丈夫なはず)。
ただ、電車ではこれないですね。

でわでわ~。

投稿者/管理人

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