東日本と西日本でわかれているものって結構ありますよね。
文化の違いで、よくいうのはエスカレーターに乗っているときの位置です。
東日本では歩かない人は左側、急いで歩く人は右側通行です。
西日本は逆ですね。
また、うどんの汁も関東は色が濃くて濃茶ですが、西日本は淡い茶色のようで。
あと、バイクの話ですが、地域差の話として、西日本に走りにいったときに「感応式信号」という言葉を見て、「はて……なんのことやら……」と思った記憶があります。
いや、俺が住む埼玉県には「感応式信号」という表示はないのです。あと、東京都や神奈川県もそのようで……
(感応式信号とは道路の頭上または電柱に取り付けられたセンサーが自動車の停止を感知し、一定時間後に自動車信号とそれに付随する歩行者信号を青にする信号処理方法だそうです)。
あとは方言とかもあるのですが、気になるのは「その境い目はどこ?」ですよね。
まず、先の「エスカレーターのどちら側に立つか問題」については結構、研究結果が報告されています。
結論としては、そもそも西日本は右立ちというのが間違いで、それは大阪府、兵庫県、和歌山県に限った話らしいです。
その他は完全に左、または左右はっきりしないパターンという結果で、東日本と西日本の境い目とかの問題ではないと。
※参考サイト/キーワードノートさんのサイト
・エスカレーターで左右どちら側に立つ?全国すべての都道府県を調査
あら、そですか……。
さて、ここからが本題です。
俺は渓流釣りがメインなので、ヤマメとアマゴの境い目を考えてみます。
それではヤマメとアマゴの違いから。
ヤマメはサクラマスの陸封型(海にくだらない型)で、北海道以南、関東以北の太平洋岸と日本海全域、および大分県を除く九州に分布するとされています。
一方、アマゴはサツキマスの陸封型で、神奈川県以西の本州太平洋側、四国、九州に分布するとされています。
見分け方はとても簡単で、紅く小さな斑点があればアマゴです。
あと、関東で釣れる魚にはイワナもいるのですが、これはもう見た目がまったく違うので、魚に疎い俺でも同定に戸惑うことはありません。背中に白い斑点が広がります。
ニジマスは鮮魚店にも売っているので、そちらで確認してください(笑)。
そうそう、境い目の問題です。
ヤマメとアマゴでっせ。
というのも、関東を境に以北はヤマメ、以西はヤマメというのが一般的な説です。
……。
以北の「以」って、それも含むということですよね……。
ってか、関東以西という言葉はよく使うのに、関東以東ではなくて関東以北なのはなぜなんすかね……。
東側は北にのびているからですか、そうですか。
それはそうと、というわけで境い目の検証です。
その前に話をわかりやすくするために日本地図を貼っておきます。
そして、埼玉県民の俺としては圧倒的に釣ったことがあるのがヤマメです。
あ、ここからは俺の経験でいきますね。
埼玉県内はもちろん、栃木、群馬、東京もヤマメです。
さぁ、そして神奈川、山梨です。
山梨は位置によってアマゴです。
桂川や秋山川のようにどちらかというと南東側はヤマメで、笛吹川や塩川のように北西側ではアマゴを釣ったことがあります。ここらへんが境い目ですな。
神奈川はですね……これが西側で渓流釣りをしたことがありませんでして……。
静岡も同様なのですが、多分、静岡はもうアマゴだと思います。
続いて北に移動しまして、長野は女鳥羽川という川で釣りをしたことがあるのですが、こちらがなんとアマゴでした。
他はわかりませんが、長野はなんとアマゴが釣れます(正確には釣れることがあります)。
それで、日本海側にいきますと、富山は俺はやったことはありませんが、ヤマメのようですね。まぁ、アマゴの生息域は太平洋側ですからね。
……。
あれ、こうしてまとめてみると、たいして「へぇ」という情報にはならなかったっすね……。
山梨はわりとよく釣りで訪れるのですが、神奈川にあまり行ったことがないのが盲点でしたね。
静岡はもっと釣りしたことないし……。
ま、まぁ、ここに名前を挙げた川は俺が以前、実際に釣ったことがあるところなので、フィールド選びの参考にでもしていただければ……。
さて、このように東日本と西日本ではいろいろと異なる面がありますが、最新の『趣味人が聞く』では、あらためて近畿地方でのおすすめの釣りを教えていただきました。
記事は「近畿地方のおすすめのおかっぱり釣りベスト3」です。
近畿地方の渓流はもちろんヤマメではなくアマゴです。
それでは、よければご一読を!
でわでわ~。
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