俺はバイク乗りなのに、モータースポーツは自動車のほうが好きです。
一番、好きなのはルマン24時間耐久レースなんすが、それは年に一度なので、最近はもっぱらF1を観ています。
がんばれ! ホンダ!
ちなみに先週(2020年9月6日)はホンダ、勝ったのです。
アルファタウリというチームなんすけど、それはレッドブルというチームの2軍なので、感動でした。
そして今週は(2020年9月13日)はトスカーナグランプリです。
トスカーナとはイタリアの州の名前です。なぜイタリアグランプリといわないのかというと、今年(2020年)は新型コロナウイルスの影響でF1は変則開催となっていて、先週、すでにイタリアグランプリは行われたからです(会場はモンツァ・サーキットでした)。
んで、トスカーナグランプリはどこで行われるかというとムジェロ・サーキットです。
ムジェロ・サーキット……。
バイク好きの方は耳にしたことがあるのでは?
というのもモトGPのイタリアグランプリの会場だからです。
なんでもF1では、このサーキットは初だそう。
そろそろ本題です。
そのF1のトスカーナグランプリを見ていたところ、実況の方が、俺は「えっ!?」と思う情報をアナウンスしていました。
それはモトGPとF1、どちらが速いのかというテーマです。
皆さまはおわかりになります? もちろん、ここではサーキットで、モトGPとF1というバイクと車の最高峰のレースの場合です。
正解はF1で、その差は圧倒的です。
昨年のモトGPの予選最高タイムがマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の1分45秒519、今年のF1の予選最高タイムがルイス・ハミルトン(メルセデス)の1分15秒144。
なんとですよ、1周5.245kmのサーキットで約30秒もの差がつくのです。
ちなみに最高速については、モトGPでは昨年の予選でアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティの)がMotoGP史上最速となる356.7km/hという最高速を記録したそうな。一方、F1は今日の予選ではだいたい308kmでした。最高速勝負はモトGPが50kmくらい速いのです。
これは意外っすよね。
いや、モトGPとF1の両方を観るモータースポーツファンにとっては常識なのでしょうが、俺はてっきり、最高速はF1のほうが速くて、1周勝負ならよい勝負になると思っていたのですが……。
とにかくF1はコーナーが速いそうな。
ちなみに他のサーキットではどうかというと……。
そう、バイクのレースとF1の両方で使われるサーキットといえば、我が日本の鈴鹿サーキットがありますよね。
こちらはバイクについては日本が誇る鈴鹿8耐の数字となりますが、2019年の時計予選の最高タイムがYAMAHA FACTORY RACING TEAMの2分6 秒619、同年のF1の予選最高タイムがセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の1分27秒064です。
ただ、鈴鹿サーキットは4輪と2輪ではコースの全長が違って4輪が5.807km、2輪で5.821kmだそうな。これは2輪のレースで死亡事故が発生したため、高速コーナー(マッチャンコーナー)にシケインを増設したことが理由とのこと。
20mほど2輪のほうが長いのですが、まぁそれでもF1のほうが速くて、かなり差がありますよね。
それにしても最高速はモトGP、ラップタイムはF1のほうが速くて、それもすんごい差があるのは意外でした。
ちなみにサムネイル画像はYouTubeの動画のキャプチャですが(リンクはこちら)、その動画はなんかよくわからん内容となっていますので、もっと結果が明白な動画を紹介しておきま。こちら、ジェット飛行機も含めた異種格闘技戦となっています。
でわでわ~。
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