先日、奥多摩湖にバイクでワカサギを釣りにいったのですが、その帰りに交通違反で捕まりまして……。
人気ブロガーなら、そこは包み隠さなくてはいけないところでしょうが(←そもそも交通違反をしないってば)、本サイトは弱小ですし、皆さまの反面教師にしていただければとご報告しま。
本サイトで、たま~に触れていますが、俺のバイク(車)人生は、交通違反の減点との戦いでして……。
もうね、ゴールド免許なんて、夢のまた夢。
基本、交通違反による減点はちとややこしいので、ここでは割愛しますが、すんごくざっくりいうと、1年間違反をしないとリセットされます(詳しくはこちらをご参照ください)。
俺の場合は「あ~今は減点0だなぁ」という期間は本当に少なくて、多分、免許を取ってからの生涯で、すべてを足しても1年もないのではないかと……。
ほぼ減点されている状態で生きています。
ただ、さすがに免停になったことは一度もないっす(←無駄な意地)。
繰り返しになりますが、交通違反なんざしないで、安全運転が大原則です。
でも、本音の部分では「30km制限の道を40kmで走ってもよいのでは?」と思ってしまうライダーもいるでしょうから、「こういうことでも捕まる」ということを知って、皆さまのライディングの助けになればと……。
バイクはなぜ捕まりやすいのか
今回は、あくまでも俺の個人的な意見、そして実際に捕まったことを振り返ってお届けします。
ですからリアルでっせ。
そもそも、捕まるのは俺が悪い……。
そんな俺なりに、「バイクはなぜ捕まるのか」の理由を考えると、まず俺の場合は免許を取得して以来、ブランクなくバイクに乗っているというのがあるかと。
これはシンプルな話で、乗っているぶんだけ、捕まる機会が多いというわけっすな。
ちなみに俺は車も乗りますが、捕まった比率でいうとバイク9に対して車1くらいです(←車でも捕まっているんかい)。
バイクのほうが捕まりやすいんすわ。
振り返ると、バイクの免許、当時は中免でしたが、それは高校を卒業して大学に入学するまでの期間に取りました。
大学への通学はバイクを利用していたのですが、若いときって、ちょっと無茶もするではないですか(←ただの偏見)。
それで、ちょくちょくと捕まりました。
大学生時代に車の免許を取り、社会人になってからは車にも乗るようになったのですが、何せ、バイクが先でしたから、若さゆえの例えば「すり抜け」のようなバイク特有の動きが身についてしまっているというか……。
いや、すり抜け自体はグレーゾーンなのですが、そこから派生する、完全にアウトなこともやってしまったり……です(あとで紹介しますが、今回もそれでした)。
これも自分で分析する捕まりやすい原因の一つです。
逆に車から入ってバイクにいくと、バイクよりも融通が効かない車に慣れているので(←表現の問題あり)、交通違反となるようなライディングはしにくいのではないですかね。
それと、単純にバイクでは旅に出るということもあると思います。
土地勘のないところにいくわけで、「ここは警察が張っている」という知識は皆無。
当たり前のことですが、警察に捕まるということは、そこに捕食体制の警察がいるということで、それを知らないから捕まるということもありまさぁね。
いや、旅先ではほんと要注意です。
最後にもう一つ。
体質です。
もうオカルトですが、これもあるのではないかなぁとマジで思っています。
霊感がある人とない人がいるように、警察に捕まりやすい人と捕まりにくい人がいるのではないかと。
同じことをしても、そこに捕食体制の警察がいなければ捕まらないわけで……ゲフゲフ。
いや、ですから、反省はしていますってば!
標識に気が付かずに捕まっちゃった~うっかり編~
ここから、具体的な俺の捕まったことがある違反を紹介していきます。
この「うっかり」というのは数ある俺の捕まり歴のなかでも、性質(たち)がよいほうで。
標識などに気が付かずに、うっかり捕まってしまったパターンです。
・車両進入禁止違反
具体的には忘れてしまいましたが都内の駅前でしたね……。
初めての場所で土地勘はなかったです。
迷ってしまってウロウロしているような状態で、前のタクシーに続いて右折したら、その先で捕まりました。
確か駅前の交番の警察に捕まったような……。
完全に標識の見落としでしたね。
ちなみに前のタクシーも普通に捕まっていました。
たまに「緑ナンバー(運送業などに使用する営業用車に与えられるナンバー)は捕まらない」という話を耳にしますが、あれは嘘です。
[減点]2
[罰金]6000円
※いずれも二輪車の場合
・右折禁止違反
まず知っておきたい情報としては、基本的に「右折禁止」という標識は世の中にはないということです(うろ覚えですが看板に文字で右折禁止と明記してあるところはあったような……)。上の写真のように進める方向を示してあって、そこに示されていない方向には進んではいけないというのが一般的です。
これはバイクではなく、車で捕まりました。
間違った方向に曲がって、片道2車線太い道路に。「ヤバい、Uターンしよう」と右折したのです(右車線を走っていて、対抗車線がちょうど途切れたのですよね)。なぜUターンしなかったかというと、「Uターンって不用意にすると捕まる」ということが頭をよぎったから。
んで、右折先の大手紳士服チェーン店の広い駐車場でUターンしてたら、警察が走ってきて、「はい御用」でした。
近くに交番があって、俺の右折を見ていたそう。
指摘されて確認すると、確かに「指定方向外進行禁止」の標識が……。
気づかなかった……。
[減点]2
[罰金]6000円
※いずれも二輪車の場合
・横断歩行者妨害違反
これは最近の話で、今年(2020年)、これで捕まりました。
横断歩道は歩行者優先で、歩行者が渡ろうとしているときに、そのまま進むと違反になります。
まず、俺が声を大にしていいたいのは、「これを守らない人(とくに車)、多くないですか!?」と。俺はしっかりと意識していて、歩行者がいたら必ず優先するようにしています。
んが、それでも白バイに捕まりました。
ゆっくり走っていて「歩行者はいないよな」と交差点に侵入したら、白バイがやってきて、「歩行者がいたでしょうが!」と。
そもそも俺は横断歩行者妨害違反とならないように意識していたので、そこからは「歩行者がいた」「いなかった」の水掛け論になりました。まぁ、結局は折れるしかないのですけれども……(今でも納得はしていない)。
[減点]2
[罰金]7000円
※いずれも二輪車の場合
・その他
あとは、よくあるのが一方通行の道を逆走してしまう「一方通行違反」でしょうね。ちなみにバイクの場合は「一方通行の道に入ってもうた」と気づいたら、すぐにエンジンを切って、押すとよいですね。そうすると歩行者になりますから。俺は、一方通行違反はしたことがなくて、反則切符コレクターとしては、それは心残りではあります(←なんでやねん)。
このての「うっかり違反」で捕まらないようにするには、とにかく周りの状況をよく確認しながら走ることでしょう。とくに人が多いところ(都内の駅付近など)は要注意です。
違反だとは知っていたけれど…~たかくくり編~
ここで紹介するのは、「違反であることは知っているけれど、まさか、これで捕まることはないべ」とたかをくくっていたら、やはり捕まってしまったという事例です。
いや、反省しとります。
・スピード違反
法定速度より速いスピードで走ると交通違反になることを知らない人はいないでしょう。
それでも、捕まる人は多いですよね……。俺も、その1人ですが。
基本、俺はスピードを出すタイプではありません。でも、何回か捕まったことがあるのですよね。
一つは学生のとき。これは俺が「自分は捕まりやすい性質」と思いはじめたきっかけでもあるのですが、時速60kmで走っていて捕まりました。その道は40km制限だったのですよね。
そりゃ、スピード違反であることは自覚していましたが、「まぁ60kmくらいなら捕まらないだろう」と思っていたら、普通に捕まりました。確か違反切符上は「19kmオーバー」だったかと。本当はもうちょっと出ていたけれど、警察が情状を酌量してくれたのかもしれませんが。
他にはネズミ捕りで捕まったこともあります。
これは地元のスーパー銭湯からの帰りで、行きには「あぁ、ここでネズミ捕りをやっているな」と思ったものです。
それで、ひとっ風呂浴びて、すっきりしたら、その記憶まで洗い落としてしまい、気持ちよく走っていて、気持ちよく(?)捕まりました。
あと、学生時代には乗りなれない原付を借りて、後ろに白バイがいるのには気が付いていたけれど、「まぁ50kmくらいなら大丈夫だろ」となぜか思い、それで普通に捕まりました。
ここで覚えておいてほしいのが、速度制限は厳守ということです。30km制限の道なら、50kmで走っていても捕まるということです。
ちなみに余談ですが、よくある話で「スピード違反は先頭車が捕まる」といいますが、これは本当です。
実体験があります。
これも学生時代の経験ですが、ちょっとスピードが出ている流れに乗っていたら(太い幹線道路でした)、後ろからパトカーがサイレンを鳴らしながら走ってきたのです。
「うわぁ、これはどうなるの……」と思っていたら、俺を追い抜いていって、先頭の車を捕まえていました。
もう昔の話なので、今はどうか、わからないですけどね。
あと、「先頭が捕まる理論」はネズミ捕りには無効かと。
[減点]1
[罰金]9000円
※いずれも二輪車で15km以上20km未満の超過の場合
・駐車違反
とくにバイクは。
もちろん、違反切符コレクターの俺はバイクの駐車違反で捕まったことがあります。
駅の近くに止めて、買い物から戻ってきたら、ステッカーが貼られていました。
ちなみにバイクの駐車違反は対応が難しいのですよね。交通規則では駐車時間が1分でも違反になるのですが(貨物の積卸しのための停止で5分を超えない時間内のものを除く)、現実的にはステッカーを貼られる前に戻ればセーフなのですよね。
これも俺は体験していて、知人宅に届け物のために駐車して戻ってきたら駐車監視員が俺のバイクの前でゴニョゴニョしていたんす。それで、俺が「すいません。すぐに出ます」と伝えたら、そのまま「あ、そ」でした。
一方、ステッカーを貼ったあとに、その場に留まっている警察官に「それ、俺のバイクです」といったら、現行犯で減点1がついてきます(名乗りでないと、誰が運転していたかわからないので、罰金のみで減点はなし)。
ステッカーを貼ったあと(処理をしたあと)かどうかで、適切(?)な対応がかわるというわけです。
[減点]1
[罰金]6000円
※いずれも二輪車の場合。減点は現行犯のみ
・信号無視
さすがに赤信号の信号無視で捕まったわけではありませぬ。
よくありがちな黄色信号の信号無視で捕まったことがあります。
黄色は「注意して進め」ではなくて「止まれ」ですからね。
しかも、俺が捕まったのは青から黄色に変わりたてではなくて、黄色から赤になる寸前でしたから、まぁ自分でいうのもなんですが、性質は悪いです。
ただ、そういうときってスピードを上げて進みがちですが、俺はそのままのスピードで、スッと信号無視してしまいました。
捕食体制で隠れていた白バイに捕まったのですが、「普通に進んでいったね。考えごとでもしていたの?」とちょっと驚いていました。
はい。ここでは黄色信号での交差点への侵入でも、普通に捕まるということを覚えて帰ってください。
・路肩走行
ここでいう路肩とは道路脇の歩道者のための一段高くなっているところです(正式名称は違うかも)。
これも学生時代の話で、遊びにきた友達を駅にバイクで送ったときのことです。
渋滞していたので、路肩からすり抜けようと思ったのです。
えぇ、そんなところをエンジンを掛けて走ってはいけないことは当時の俺でもわかってはいました。
先頭に出たらすぐに下りようと思ったのですが、低くなっていて下りられるところがなく、ズルズルと進んでいきました。ペースはゆっくりで歩くくらいのスピードです。
「うわぁ、下りるところがない」と思っていたら、そのまま交番の前に。
まるで笑い話のようですが、交番にいた警察に捕まりましたよね……。
[減点]1
[罰金]6000円
※多分ですが、これは通行帯違反になったのではないかと……。上の減点と罰金はいずれも二輪車の通行帯違反の場合。
この「これくらいでは捕まらないだろう」という類については、とにかく、そのように思わないことですね。
違反は違反なのですから、交通規則はしっかりと守りましょ。
うわぁ、これで捕まるのか……~交通規則の無知編~
教習所では習ったのだけれど、忘れてしまっていることって結構、あるのですよね。俺は「これは交通違反」ということを知らずに捕まってしまったことも結構あります。最後のカテゴリーでは、そのようなケースを紹介します。
・一時停止違反
「止まれ」の標識があるところは必ず一時停止です。これをしないと捕まります。
いや、ほぼほぼ常識なのですが、バイクに乗りはじめた頃の俺は、それを意識していなかったのですよね。
それで、一時停止をしないで捕まりました。
それ以降は、確実に止まるようになりました。
ときに「面倒くさい」と思うこともあるかもしれませんが(とくに明らかに交通量の少ないところとか)、意識すると、「なるほど。この道はこちら側が一時停止なのね」とよく出きていることに気がつくかと。
[減点]2
[罰金]6000円
※いずれも二輪車の場合
・高速道路の路側帯走行
これは高速道路の渋滞時のすり抜けの話です。路側帯とは走行車線の外側のスペースのことです。ほぼすべてのライダーが、その路側帯を使わずに車線側をすり抜けていきますよね。
なので、捕まったことがない人でも「路側帯は走ったらいけないのだろうな」と思い、まず走ることはないでしょう。
俺は、それを身をもって体験したことがあり、路側帯走行でも捕まりました。
これも学生時代の話です。
「渋滞なのにどうやって捕まえるの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
パトカーでは追いつけないし、白バイはライダーが気がつきますからね。
俺の場合は検問で捕まりました。
検問が視界に入ったときにはときすでに遅し。
そそくさと列に戻ったのですが、検問に到達したときに「はい、さっき、路側帯を走っていたでしょう」と。
すみませんでした。確か「通行区分違反」になるのではなかったですかね。
[減点]1
[罰金]6000円
※いずれも二輪車の通行区分違反の場合
・見切り発車の右折
これが今も忘れぬ、珍しい交通違反です(他人事のようですが当事者です)。
場所もはっきり覚えていて東京ドームの近くに国道でした。
片側2車線、いや3車線だったかな……で、信号待ちをしていました。対抗車線には白バイがいることに気がついていました。
んで、少し急いでいたので、青信号になったと同時に対向車よりも先行して右折をしたのですね。見切り発車気味に。
すると、サイレンが鳴って、白バイが「止まりなさい」と。
ん?
一応、青信号になってから進んだはずだけれど、これも捕まるの?
捕まるのです。
これだけは違反切符に書かれていた内容も正確に覚えているのですが「中央に寄らない右折」でした。大枠では「通行区分違反」になります。
皆さまもお気をつけを!
[減点]1
[罰金]6000円
※いずれも二輪車の通行区分違反の場合
・右折専用車線を利用してのすり抜け
これが「NEW」です。
2020年12月13日に青梅街道で捕まりました。
赤信号で前の車が止まっていてすり抜けをしようと思ったんす。
それで直前にはカップル(多分)でツーリングにきているバイクが2台いて、歩道側にはスペースがなかったのです。一方、対抗車線側は右折専用車線があって、止まっている車はなし。
俺は本当に何も考えないで、右折専用車線を使って列の先頭に出ました。
青信号になって、直進で走りはじめたら、すぐに、どこからともなく白バイが出てきて……。
そうか、これも捕まるか……。
そりゃ、そうですよね……。
ちなみに白バイとの話で「もし、歩道側をすり抜けていたら?」と聞いたところ、「結果は違っていただだろうね」とのことでした。
え~、これは手元に違反切符がありまして、やはり指定通行区分違反ですな。
[減点]1
[罰金]6000円
パッと思い出せるのは以上ですね。他には電車の踏切での「踏切不停止等違反」もよくありますな。
俺はこれについては子どもの頃に父親が捕まったときのことを鮮明に覚えていて、俺にしては珍しくかなり注意しています(なので、捕まったことはありません)。
あとは、高速道路については、友達の話、しかも車で捕まった話になりますが、すいているときにずっと一番右の追越車線を走っていたら捕まったということでした。
この類の交通違反については、知らないからやってしまうことで、しょうがないといえばしょうがない……(←んな、こたぁない)。この記事が参考になればと。
あとは、普通に安全運転を心がければ、このような違反で捕まることはないでしょうね。
最後に雑学を。
日本の法律では過失と故意で罪の重さが異なります。俺も経験ないですし、きっと皆さまもそうでしょうが、もし裁判になるような重大な交通違反を犯してしまった場合、仮にわかっていてやっていても、「気づかなかった」「知らなかった」で通したほうが罪は軽くなることがあるそうです。
なので、例えば超過50kmのスピード違反で捕まった場合、警察に「急いでいたの?」と聞かれたら、「いえ、急いでいたわけではなく、スピードが出ていることに気がつきませんでした」と答えたほうが裁判では有利になる可能性があると。
現在、池袋暴走事故の裁判をしていますが、被告は「車の異常」を主張しています。その主張が通れば無罪の可能性もあるわけです。
人がお亡くなりになっているのに……。
もちろん、これは雑学としての紹介です。わかっていてやって、それを正直にいわないとなると、裁判では有利でも、ゆくゆくは地獄に落ちると思いますよ。
長くなったぁ。
もちろん、これからは交通違反をしない安全運転を心がける所存です。
緊急事態宣言中はとくに意識していたのだけれど、ちと気が緩んでいたなぁと深く反省しとります。
以上です。
でわでわ~。
投稿者/管理人