【バイク】バイク王とレッドバロン、査定額はどちらが高い⁉ 賢いバイクの下取&買取術

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今回はジャンルはバイクで買取&下取の話です。
まず、言葉の整理をすると買取はシンプルに「今のバイクを売ること」で、下取は「次のバイクの購入代金にあてるために今のバイクを売ること(バイクを売った店で買う)」です。
多分、言葉的には「納車」と同じように主語は業者さんで、買い取るのも下取るのも業者さんなのですが、ユーザー目線の代わりとなる言葉(単語)がないのですよね。
まぁ「バイクを売る」ということです。

気になるのはどこに売るのが一番お得かということっすよね。
そこで、今回は俺自身や友人の実体験をもとに、「結果はここだった!」という結論をズバリお伝えしたいと思います。

売るなら今!~バイク売買の背景~


まず、大前提として、本記事は2021年11月18日に書いています。
とくに新型コロナウイルスの影響の影響で、バイクの売買の状況(試乗)は刻々と変化しているようなので、そこのところ、よろしくお願いします。

最近は俺自身や友人の買い替えのためにバイクのお店に行く機会が多いのですが、どこに行っても感じるのが「店頭に置いてある弾(現車)が少ない」ということ。
とくに新車の販売店がそうですよね。

「あのバイクの現物を見たい」と思っても置いていない…。
なんでも、こないだホンダドリームでスタッフさんに聞いた話だと、人気のGB350なんて、たった今の注文でも納車は来年(2022年)の夏頃だそう。
ってか注文自体すら、受け付けていないケースもあるみたいで。
あ、先にも触れましたが、これは新型コロナウイルスの影響で、とくに海外で部品の生産が滞っているそうです。

……。
となると……。
「売るなら今!」ということですね。
巷では、これまた新型コロナウイルスの影響でちょっとしたバイクブームといわれていますし(密を避けられるので)、需要に対して供給が追い付いていないということですからね。

ただ、友人が買取業者さんに聞いたところでは「買取でよい値がついたピークは今年(2021年)の夏頃だった」そうです。まぁそうはいっても、やはりまだ緩やかにその状態は続いているようです。これから寒くなってバイクにはツラいシーズンであるという点はユーザー目線の買取&下取には不利な条件ですが、来年の暖かくなってくるころには生産体制が今よりも整って供給が安定してくるでしょうから、それは相殺ということで。

大切なことなので、もう一度言っておきます。
2021年秋~冬はバイクの売り頃です(多分……)。

行きつけのバイクショップも大切!~下取の実情~

さて、ここからは実践編です。
俺の実体験からいきます。
上の写真は俺の前の愛車のカワサキ・DトラッカーXです。10年で3万キロでした。
もとは確か50万円ちょいだったと思います(確か)。

俺は行きつけのバイク屋さんがあって、メンテナンスはほぼほぼそこに任せっきり。DトラッカーXもそこで買いましたし、次のバイクもそこで買うのが既定路線でした。そのお店は街のバイク屋さんで、もとはカワサキメインでしたが、今はカワサキ以外のメーカーも扱っています。そのようなお店は、どうもモデル車として現物のバイクをメーカーから買うようなのですが、カワサキの各車はもちろんヤマハのSRやスズキのジクサー250なども置いていています。多分、ホンダの新車も購入できると思います(外車は知らん!)。

さて下取の話です。DトラッカーXの下取価格を見積もってもらったら、なんと15万円! おぉ、高額ではないですか⁉
せいぜい5万円くらいと思っていたので驚きました。
ただ、そのときはすぐに下取&新車購入を決めなかったのですよね。
うちょっと考えよっと……で。

んで、そこから「何に乗り換えようか」と検討して、やがてスズキのSV650に決めました。
それで「ちょっと試しに他のお店にも行ってみよっと」で、街のスズキメインのバイクショップを訪れたのですよね。それでDトラッカーXの下取価格を見積もってもらったら案の定の5万円。
じつに1/3です。

結局、行きつけのバイクショップにDトラッカーXを下取に出して新車のSV650を購入しました。

15万円は今も謎の高額査定なのですが、きっと人付き合いの面が大きいのではないですかね。
まぁ、そこで買ってメンテナンスもそこなので、お店にしてみると「出自がはっきりしている」という安心感があるのがよいのかもしれませんが

他はまわりませんでしたが、これは「行きつけのバイクショップなら高く下取してくれる」の好例だと思います。いや、あのバイクに15万円の値はなかなかつきませんよ。

それと行きつけのバイクショップに売ることのメリットをもう一つ。
最初の査定から実際に売るまで、2カ月くらいの期間があったのですよね。
その間もバイクには乗るわけで、俺はあろうことか数年ぶりの立ちゴケをしてもうたのです。
それで、正直に行きつけのお店にその話をしたら、「いや、もう査定したので、15万円でよいです……トホホ」とのことでした。
行きつけのお店、強い!

ちな、それで疑問に思ったのが、バイクの弾不足の昨今、「下取査定をしてもらってから新車購入までの間、バイクに乗りまくったら査定額はどうなるの?」でした。
ほら、先のGB350の例なら半年以上も待つことになりますし。

この疑問の答えはホンダドリームの方が明瞭に教えてくれました。
「下取査定は、まさにバイクを手放すというときの価格です!キリッ」。

つまり金額はセパレートに考えて、一度下取査定をしたとしても、バイクを手放すまで間があくなら、その手放すときに再度査定するというこってす。

この点についても俺の行きつけのお店はうれしいイレギュラー対応してくれたと。
なので、ここでの結論としては「顔馴染みなら高く売れる可能性があるし、柔軟に対応してくれるので、あとで売ることも考慮して行きつけお店をつくるのも一つの選択肢」というこってす。

「いや、今、手元にあるバイクを売りたいのだけど……」という場合は、ただ、目の前の査定額だけではなく、その先の次のバイクを売るときのことも考えて、自分に合いそうなお店(スタッフの性格とかお店の雰囲気とか)に売って行きつけのきっかけとするということですな。
長いバイクライフで考えると、これも賢い下取&買取術になると思います。

バイクを売るならバイク王!~買取の実情~

次は友人のケースを紹介します。
「行きつけのお店がよい」というのとまったく正反対なのですが、しがらみにこだわる必要はないというのも重要なことのようで……。

これは時代の変化も関係しているのではないでしょうかね。
例えば以前はバイクや車の購入について、お店としては「一括払いがうれしい」というような風潮があったと思います。
店「支払いは?」→客「一括で振り込みます」→店「ありがとうございます!」的な。

でも、最近はお店とローン会社の連携が強化されていて、ローンでもよい、っつうかローンのほうがうれしいという感じになっているかと。

バイクの下取&買取についても変化していて、もうお店も「うちではこれくらいしか出せないので、お客様のことを考えるともっと高く売れるところに売るという選択肢も…」というようになっているかと。

車は、その傾向が顕著ですよね。
実際、俺はディーラーのスタッフの方とそのような話をしたことがあります。
ちなみに俺の車好きの義理の兄いわく「車を高く売るならビッグモーター!」だそう。これは自分の車を売るときにさんざん奔走したすえの結論だそう。

あ、話が逸れてもうた。
なもんで、「少しでも査定額が高いところに…」というのは今やまったくもって正義なのです。

そして実例です。
友人の話なのでバイク名等は詳しくは紹介しませんが、とりあえず、そのバイクを買ったところで査定してもらったら買取額は50万円だったと。
そこから、ある日、「下取&買取の査定をしてもらおうツアー」に出たのでした。

まず、友達は次は外車の購入を検討してしているということで、バイクの海外メーカーの販売店に。はい、査定額は同じく50万円でした。
続いて、違う国内メーカーの販売店。ちょっと下がって下取なら47万円、買取なら43万円。
んじゃ、「レッドバロンは?」で行ってみたら50万円。
あまり差がないのですよね。違う国内メーカーも「もう少し勉強できる可能性はあります」と言っていましたし……。

結局、その日は、友人の「あとはネット系、まぁバイク王にでも査定を頼んでみるわ」という言葉で終わりました。

俺は「多分、バイク王でも一緒だよな」と思っていたところ、後日、友人からラインがきました。
「バイク王は68万円だって!」
とのこと。

なんですと⁉
大幅アップではないですか!!

俺が思うに、理由としては、もちろん会社としての方針が大きいのでしょうが、実店舗があるお店はその維持にお金が掛かり、そのぶん利益を出さなくてはいけないことが下取&買取の査定額に関係しているのではないかと。
バイク王も実店舗はありますが、レッドバロンよりはかなり少ないですからね。

なら、「バイク王のように派手に宣伝していないところなら、広告費を出していないぶん、もっとよい査定額になるのでは?」とも思ったのですが、友人はバイク王の査定額に満足したようなので、今回はそこまででした。

ここでの結論は「ディーラーやレッドバロンのように実店舗があって販売も重視派よりもバイク王のように買取頑張り派のほうが査定額が高い!」です。

せっかくなので、俺がアフィリ契約をしている買取頑張り派を以下にまとめて紹介しておきます。
バナーの大きさがバラバラで申し訳ないのですが、バナーをクリックすると、そちらに飛びます。



もう一つ、俺が思ったのはラジオを聞いていると、「引っ越し一括見積もりサイト」のCMがよく流れているのですが、バイクにもそういうのはないのかな……と。
ネット系の買取&下取査定でも、いちいち各サイトに入力していくのって面倒ですから。

「そういうのがあるとよい商売になるのでは?」と思ったのですが、考えることは皆同じのようで、やはりあるのですな。
それがこちら↓

手続きの義務は買取側にあり~個人売買の方法~

あとは多分、下取&買取で高値になるのは個人間でのやりとりですよね。
ヤフオクとかメルカリとかジモティーとか……。
この方法なら基本的にはお店に多額のマージンを取られないという大きなメリットがあります。

ただ、今回は試していないのですよね(汗)。
俺も友人も「面倒そうだし、なんか怖い……」という感覚の持ち主で。
そういうライダーは多いのではないですかね。
買う側にしてみても同じかと。

ただ、「それでも!」(←ユニコーンガンダム風)という人もいらっしゃるでしょうから、簡単な情報だけ落としておきます。

まず、大切な情報としては、「バイクを個人売買した場合、名義変更の手続きが必要で、その義務があるのは、買主(新所有者)である」ということです。
ただ、売り手側が何もしなくてよいというわけではなく、次のものを用意する必要があるそうな。
譲渡証明書
自動車検査証(車検証)※車検証と譲渡証明書の住所・氏名に相違がある場合は、住民票の除票や戸籍謄本の附票が必要になることがある
自賠責保険証明書
ナンバープレート
納税証明書

ほうら、だんだん面倒になってきた。
それで売り手側にとって、よくあるトラブルの一つが、買い手側が手続きをしていなくて、納税通知書が自分の手元に届くことなのですって。
まぁ、それはもう手元にバイクがないので無視すればよいとして、相手がきちんと手続きをしてくれないと、なんか不安ですよね。
そこで、それを促すためには次のような方法があるそうです。
・名義変更の手続きをしてもらってからバイクを引き渡す
・預り金をもらう
・一度、廃車の手続きをしてしまう

手間としてはサイトに乗せるための写真を撮ったり、知らない相手とやりとりしたり……もあります。
知人に売るなら、これまた話が違ってきますが、そうすると今度は、金額の決定方法などの問題が生じてきますな。

ただ、やはり高値で売るなら、この方法でしょう。俺や俺のまわりに実体験がないので、ここではここまでとしますが、検討の余地があるとは思います。

※参考サイト/『バイクパーキング アイドゥ』の公式サイト
大型バイクの名義変更マニュアル~必要書類から申請手続きまで~

相見積もりが面倒ならここ!~まとめ~


さて、まとめです。
俺のバイクの買取&下取についての印象は次の通りです。
①行きつけのバイク屋さんがあると買取&下取でも有利
②レッドバロンや各バイクメーカーの販売店の査定額はどこも差がない。
③バイク王などの下取り強化型の会社は査定額がよい

です。

なもんで、上の「①行きつけの~」は人を選ぶし、「時は金なり」と考えると、査定してもらうためにあれこれするのもお金を使っていることになるので、もう「バイク王」「バイクブーン」などの下取り強化型の一択でもよいかもしれません。

そのなかでも会社によって差があるのやもしれませぬが、今回はそこまでは追えませんでした……。

長くなったぁ。
今回は以上です。
あくまでも俺の印象ですので、いろいろなケースがあると思います。あくまでも一例であり、すべては自己判断&自己責任でお願いできますと幸いです。

でわでわ~。

投稿者/管理人

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