先日、友人と富士山のほうにツーリングに行きまして、俺にとっては人生初の忍野八海に足を運びました。
いや、今回は釣りがテーマでバイクではないですよ。
んで、忍野八海……。なんとなく聞いたことはあったのですが、具体的なイメージはつかめず……。
行ってみて知ったのですが、こちらにはとても澄んだ池が8つあります。
だから「八海」なのですな。
幻想的な光景で感動しました。行ってよかった♪
そして、その忍野八海の池にはたくさんの魚が泳いでいるのですね。
金色の魚(あるいは白い魚)なので俺は最初はコイだと思っていたのですが、よく見るとマスの仲間。
上から見ているのでそれがニジマスだかヤマメだか、ここは山梨県だからアマゴだか、具体的な魚種名はわからないけれど、とにかくマスの仲間。
しかも金色の数が多く、そのときは俺は「きっとこういう固定された魚種がいるのだろうな」と思ったのですが、調べてみたらどうも違うよう。その金色の魚の正体とは……。
基本的にはアルビノ~白い魚の正体~
もう忍野八海の金色の魚(白い魚)の正体からいきます。
これは忍野八海の公式サイト(リンクはこちら)には記されていないので推測になりますが、ほぼほぼニジマスのアルビノです。
アルビノの説明は後ほど、次の項目でします。
それで、忍野八海の金色の魚がニジマスのアルビノである根拠ですが、まず、かなり多くのサイト(個人的なブログを含む)でそのように書かれているから。
ただ、サイトを運営している俺が言うのもなんですが、サイト情報には誤りも多い。そこで、忍野八海の金色の魚がニジマスのアルビノであろう、俺なりの根拠も書いておきます。
まず、調べてみたら金色のマス系の魚種がいない。
なので、何かのアルビノ、ここでは突然変異としますが、ある魚種の突然変異ということになります。
んで、魚種については見た目からマス系であることは間違いない。
なら、渓流魚のなかでもっともポピュラーで、環境の変化にも強いニジマスだろうなという感じです。
Twitterの投稿で、寄った写真の確認したのですが、これはやっぱりニジマスですよ(間違ってたらごめんなさい)。
川魚泳いでるの観るの好きなのだ#忍野八海 pic.twitter.com/1oTJJAzMMD
— 全日本旅オブザイヤー委員会 (@driving_Superbv) July 23, 2018
すべての動物にアルビノはいる~アルビノとは~
んで、アルビノとは何か。
これはちょっと生き物が好きな方はご存じだと思うのですが、先にも触れたように突然変異で、「メラニンの生合成に関わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体」です。
わかりにくいですね……。
つまりは先天的に皮膚や毛などの色素が少ない白い個体です。目は赤のことが多いですかね。
突然変異というとかなりレアな印象があるかもしれませんが、そこまではレアでありません。それに遺伝もするそうです。
確立は種によって違うようですが、ぴったしニジマスのアルビノが生まれる確率が書かれているブログがあって、それは1億分の1だそうです。
※参考サイト/森の中の水族館。スタッフブログ
・新たな魚
あ、超レアだった。
アルビノは人間にもいて、その割合は2万人に1人だそう。これくらいだと%で表すことができて0.005%、日本人だと約6千人ということになります。
これくらいだと、そこまでレアではなくなるので、俺はその印象があったんだろうなぁ。
なお、アルビノは色が白いというだけで、生き物としての他の機能はまったく他の個体と一緒です。
他の生き物でいうと、少し前にカラスが話題になりましたな。
帰り道にアルビノの白いカラスがいた…
鳩かと思ったけど、これカラスだよね…? pic.twitter.com/V00JP39zIy— 中道 智大 (@ton_dog_beagle) August 18, 2022
もちろん魚にもいて観賞魚では人気となっています。
釣れることもあります↓
見るだけでも嬉しいかも。 RT @kanomata60527: 黄金のバス
アルビノのブラックバス こんなの釣りたいよね! pic.twitter.com/KLIFkbEGuN— みっきぃ (@takas_bass) October 17, 2014
多分、養殖に違いない~忍野八海に多いわけ~
俺はそこまで珍しくはないと思っていたとしても、アルビノの生き物はそこまで多くありません。
そこで気になるのは、「なぜ忍野八海の金色の魚はあんなにたくさんいるのか」です。
先に掲載した写真にもたくさん写っていますが3割くらいはそうなんじゃないですかね……。
この「なぜ忍野八海の金色の魚はあんなにたくさんいるのか」という疑問の答えは多分、養殖です。
これはそれしか考えられないから。
ヤフー知恵袋にもそのように答えている方がいます。
※参考サイト/ヤフー知恵袋
・忍野八海にはなぜアルビノが多いのですか
アルビノは先にも触れましたが遺伝もするもので、性質は劣性遺伝だそうです。両親がアルビノの場合は子どもがアルビノの確率は25%。
忍野八海の池にはアルビノがいるので、自然と遺伝をでアルビノが増えた可能性もあるのですが、何せ劣勢遺伝ですからね……。
俺は渓流釣りをやりますが、管理釣り場はやらないので、この記事を書くまでは知らなかったのですが、なかにはアルビノの個体を放流するところもあるそうで、するとアルビノを養殖しているところもあるのではと……。
ここは俺の多分に俺の推測になるので知っている方がいれば本記事にコメントをお願いします。
普通に食べられる~白い魚の食味~
最後に釣り人が気になるところの「アルビノの魚は食べられるの?」という疑問です。
この答えはアルビノは食べられるし、味は他の個体と変わらない……でしょうね。
だってメラニンがないだけで、他は一緒なんですもん。
実査に食べた感想をレポートした記事もあります。
※参考サイト/つりぐら
・【実食比較】アルビノヤマメと普通のヤマメって味は違うの?
あ、この記事ではニジマスではなく、ヤマメだ。確かにパーマークがある……。
それはそうと、食べられる魚を狙っていてアルビノが釣れたら、まぁ食べても大丈夫ですよ。
ただ、気分的な問題はありますが……。
今回は以上です。
そうそう、本日、本サイト内で他にも釣りに関する記事を公開しました。
外部の方にお願いしているコラムで、書き手の個性があっておもしろいですよ。
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でわでわ~。