【バイク】SV650乗りのヤマハV-MAXレビュー! Vブーストを誉めまくる!【VMAX】

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今回はバイクの記事で車種レビューです。

まず、俺は何に乗っているかというとスズキSV650です。
んで、自分のバイクのレビューって気になるじゃないですか。
サイトでもYouTubeでも。
ある日、YouTubeでどなたかのSV650をレンタルしてのレビューを見ていたところ、その方は「エンジンの放熱が気になる」という旨の感想をおっしゃっていたのですね。
それを見た俺は「ん?」と思ったものです。
いや、別に俺は放熱は気にならないのだけれど……。

そこで、思ったのです。
レビューって意外とあてにならないものだなぁと。
その人にとって、その車体の、そのときは放熱が気になったのでしょうが、俺のSV650はいつでも良好よ♪

ましてや乗り心地のよさなんて人それぞれですからね。

なら、乗っても乗らなくてもレビューって同じじゃね?
と思い、今回は画期的な乗らない車種レビューです。
車種は友人の愛車・ヤマハVMAX 2LTです。

いや、そのじつ、借りて乗る機会がないだけです、はい。
俺も友人とはいえ、自分のバイクを人に貸すのはイヤですからね。
近くで見ていての所感です。

それと先に注意していただきたいのがVMSXは初代と2代目があるそうですが、友人のはVブースト付の初代です。

こちらが今回の主役です

それでは、乗らない車種レビュー、いってみま~しょう♪

褒めポイント 
かっこいい!
基本、今回は褒めまくりです。
友人の愛車だからというのではなく(いや、それも少しはあるけれど)、俺ごときが芯を食ったクリティカルなことは何もいえませんからね。

んで、最初の褒めポイントは「かっこよさ」です。
まずかっこいいですよね。

かっこいい!

反対から見てもかっこいい!

後ろから見てもかっこいい!

初代VMAXが海外で発売されたのは1985年。国内では初代VMAXは1990年に発売をスタートして2000年まで生産していたそうですが、間違いなく時代を築いた1台ではあると思います。
ちなみにエンジンの排気量をアップし、フルモデルチェンジした2代目は2008年に発売されとります。こちらは国内ではは2009年に発売し、2017年まで生産していたとのことですな、フムフム。

んで、とくに初代は俺らの世代のバイク乗りでまず知らない方はいないんじゃないかな……。
その理由の一つは、独特なかっこいいフォルムにあると俺は思っています。
こういうの、なんていうのでしょうかね……。
アメリカンに入るような気もしますが、アメリカンの代表格のハーレーダビッドソンとは結構、違いますよね。

こないだのツーリングで駐車しているところを見たら、純粋にかっこいいと思いましたよ。

ツーリングでの一コマです

褒めポイント 
圧巻のVブースト
VMAXは名前に「V」がつくことからもわかるようにV型エンジンです。
俺のSV650もV型なんすけど、大きな違いが合って、SV650は2気筒なのに対してVMAXは4気筒です。つまり2筒ずつをV型に配しているということっすな。

こちらがVMAXのエンジンです

俺はV型が好きなので、このエンジンの外観を肴に一杯いけるくらいです(笑)。
そうそう、すんごいざっくりしていますが初代VMAXの諸元を掲載しておきます。

【初代VMAXの主な諸元】
エンジン形式:水冷4ストローク V型4気筒
総排気量/1197㎠
全長×全幅×全高/2300mm×795mm×1160mm
車体重量/283kg
最大出力/145ps
最大トルク/12.4kg-m

んで、VMAXをVMAXたらしめているのはVブーストの存在です。これはどのようなものかというと、次のとおりです。
「エンジンの回転数が6,000回転を超えた辺りからキャブレター下部にあるバルブが開き始めて8,500回転で全開となり、1気筒当たりツインキャブ(2つのキャブレターが連結された状態)に変化する。つまりは高回転時のみ大口径キャブレターを装着した状態を作り出し、多量の混合気をシリンダー内に積極導入する仕組みである」
上の説明の「つまりは~」がつまっているかわからないので、さらにつめておくと「高回転時のみ、エンジン内の吸気の仕組みが変化して爆発的なパワーを生み出す」です。

どれくらい爆発的かというと、VMAX乗りの友人いわく「1速でも100㎞近くになるので下道ではVブーストが威力を発揮することはない」と。

…………。
えぇ、皆さまの考えていることはわかりますよ。
「日本の道を走るのにその仕組みは必要なの?」という疑問ですよね。
いいんですよ。
これは浪漫です。

この圧倒的なパワーのおかげで「VMAXは乗るのではなく、しがみつくバイク」という言葉もあるそうです。

褒めポイント③ 
憧れの逆車
いうて、俺はVMAXは詳しくないです。
俺はバイクを釣り用にも使うのですが、俺がやる渓流釣りには283kgという車体重量はあまり向かないですし。

なのでVMAX乗りの友人に聞いた話になるのですが、今回、写真で紹介している友人の車体はVMAXの2LTという逆車だそう。

念のために逆車を説明しておくと「逆輸入車」の訳で、海外仕様の日本車を輸入したものです。日本車なのに逆に輸入車ということっすな。

俺はバイクの外車にはさほど関心なしなのですが、逆車は憧れとります。
響きがかっこいいし、えてしてパワーが違いますしね。

ちなみにひと口に海外仕様といっても初代VMAXのそれにはいろいいろなタイプあり、最高出力が違うそう↓
カナダ仕様(2LT)/145馬力
アメリカ仕様/143馬力
カリフォルニア仕様/135馬力
南アフリカ仕様/135馬力
欧州仕様/100馬力←Vブーストなし
日本仕様/97馬力←Vブーストなし

2LTがいちばんパワーがあり、「真のVMAX」という異名もあるそうな。
今は生産していないということで、必然的に入手は中古車になりますが、「どのタイプか」は要チェックですな。なにせ、国内仕様はウリのVブーストを不採用ですですから。
あと、とくに初代はなにぶん古いので、しっかりと現車確認してから購入するのが基本すな。
グーバイクで見たら初代は30~70万円くらいみたい。意外とリーズナブル。それだけ古いという……ゲフゲフ。
2代目ならもっと選択肢の幅が広がります。

以上、今回はVMAXの乗らない車種レビューでした。
もっと詳しい情報を知りたい方はHPサイト「バイクの系譜」さんで、初代は「Vmax1200の系譜」、2代目は「VMAXの系譜」をチェックするといかもしれません。車種情報を詳しく紹介しているゆえ。

本記事はざっくりとしていますし、まずはVMAXという車種への扉になれば幸いです。リターンライダーの方には「VMAX、タマを選べば、まだいけまっせ」とお伝えしたい。
最後に、やはりかっこいい写真で締めくくりたいと思います。

バイクらしい顔ですな

メーター系の配列が独特なのです

給油口はシートをパカっとな。ホント、個性的なバイクです

最後はエンブレムで締めましょう

あ、そうそう。このVMAX 2LTは動画も作りました↓

でわでわ~。

 

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