【釣り】もっとも効果的な使い方は? 寒い季節のアウトドアの心強い味方「携帯カイロ」を徹底解説【バイク】

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寒さが続きます。
釣りやバイクなどのアウトドアの趣味の寒い季節の心強い味方といえば「携帯カイロ」です。
俺も使用します。
少し前の昨年(2024年)の晩秋のこと、友人と釣り&ツーリングに出かけたときのこと。
携帯カイロの話になって、友人が何気なく「足底用の携帯カイロって酸素が少なくとも発熱するようになっているだよね?」と。
ん? そうなの?
俺はてっきり、足底用はかたち、っつうか大きさが違うだけだと思っていました。
そういや、よく使うけれど、俺はあまり携帯カイロのことを知らないや。
ということで、あらためて調べてみました。
きっと皆様の冬のアウトドアライフにも役立つはず!

今回は携帯カイロの話です

熱源は鉄粉の酸化反応~携帯カイロの基本~

まずは携帯カイロの基本から。
構造からいきましょう。
携帯カイロの主な原料は「鉄粉・活性炭・保水材(バーミキュライト・木粉・吸水性樹脂)・水・塩類」です。
んで、仕組みとしては「鉄粉が空気中の酸素に触れて酸化反応を起こすときに発生する熱を利用している」のだそう。
ここらへんはなんとなく、イメージが通りですかね。
※参考サイト/エステー
カイロの仕組みと温度

商品については、俺の世代は「ホッカイロ」が代名詞的な存在でした。
ただ、現在はいろいろなメーカーが販売していますよね。
実用的な情報として、メーカーごとの特徴やよりリーズナブルに購入する方法等も調べたのですが、そこはあまり違いが出るところではないということがわかり……。なので、「携帯カイロ」の基本はこれぐらいで。

直接は貼らない~携帯カイロの注意点~

続いては携帯カイロの注意点です。
健康面では低温ヤケドに注意が必要です。
低温ヤケドとは「40~50℃程度の低温の熱源に皮膚が長時間触れることで起こるヤケド」です。
一般的なヤケドほどは問題となることは多くはないものの、症状が重いと、患部に水ぶくれができて痛みを生じるので、やはり注意が必要です。

携帯カイロによる低温ヤケドを予防するには、まず用途(貼る場所)に応じて適切な種類を選ぶこと。
ここで本記事のきっかけとなった「足底用の携帯カイロは少ない酸素で発熱するようになっている?」の答えですが、正解はイエスです!

用途(貼る場所)によって、中に入っている原材料の割合が違っていて、あまり空気に触れない足底用は専用の割合なのですって。
パッケージにもその旨が記されています↓

あとは基本的には肌に直接、接することがないように気をつけると。そして、あつすぎると感じたときはすぐにその使用方法をやめるとのこってす。
※参考サイト/キンチョ-
使い捨てカイロ 温まる仕組み / 貼る場所による効果的な使い方

それと携帯カイロで注意したい、もう一つの大きな事項が捨て方ですね。
これは、まず、当の自治体の定められたルールに従うのが大前提です。
便利な世の中で、多くの自治体ではゴミの捨て方を自治体の公式サイトで公開しているので、そちらを確認しましょう。
捨て方については、それがすべてのようで。

記事によっては、「中身は金属、外は不織布なので、切って中身を出してから、袋は燃えるゴミ、中身は金属ゴミとして出す」としているところもありますが、一般的には中身を出すのは推奨されていないことが多いようで。

ただ、「中身を出す」については、最初からそのように設定されている商品もあって、土に還せるそうです。これは無駄がなくてよいかもしれません↓

無駄をなくすという意味では使用との携帯カイロは除湿剤や消臭剤として利用できるそうです。
これはそのまま使うというかたちで。

ただ、俺の個人的な意見としては、やっぱりゴミが出ることを考えると、他の保温の工夫をしたほうがよいような……。たまの趣味で使うアイテムなんかな……という感じはしますです、はい。

丹田を温めるのもアリ~効果的な使い方~

さて、本記事の最後の項目は、きっと多くの方が気になるであろう、携帯カイロの効果的な使い方です。
まず他のものでもそうですが、基本は適材適所です。

例えば先に紹介したように足裏用は専用設計ですし、同じ足に使うものでも足の甲用も販売されています↓

自分の温めたい部位用のものを選ぶようにしましょう。

んで、「どこに貼ると効果的に体を温められるか?」ですが、これは状況によります。
そういってしまうと身も蓋もないのですけれどね……。
先にも触れましたが、俺個人としては、携帯カイロはあくまでもサポート用の保温アイテムで、できるだけ温かい衣服を選ぶのがベースとなるかと。
そのうえで……となると、やはり足と手になることが多いと思います。

足については、いろいろと試した結果、俺はつま先側の足裏用に落ち着きまし
そのタイプはコンビニで売っていることも多いですし、ポピュラーな方法かと。
注意点としては靴の中が窮屈になりすぎないように気を付けること。
これは以前、もこもこ靴下の記事で読んだことがあるのですが、温かいはずのもこもこ靴下を履いても足先が冷えることがあると。理由は足先が締め付けられることによって、血流が悪くなることがあるからですって。
同じことは携帯カイロにも言えますわな。

手については、これは特にバイク乗りが知っておきたい情報ですが、グローブのなか、手の甲に携帯カイロをしのばせると、かなり効果があります
これは俺の実体験です。
肌に直接触れることになるので、低温ヤケドには注意が必要ですが、例えば秋のツーリングで「思ったよりも寒いのだけれど…」というときなどに役立つ情報かと。

あとは全身については、こういう体温の調整については血流が多いところが効果的とされていますよね。
俺の本職は出版の編集者で、応急処置の本を編集したことがあるのですが、熱中症の応急処置では太い血管がある首筋や脇の下、足の付け根などを冷やすことが有効とされています。
これは保温も同じで、同様の場所を保温するのがよいとされています。
ただ、どこも貼りにくい……。

そこで、他の部位も紹介しておくと、ツボとリンクして紹介されることが多いですね。
代表的なのが「気海(きかい)」というツボで、こちらはおへそから指2本分、下にあるそう。「お腹が冷えるとお腹を崩す」のはきっと多くの方が経験したことがるでしょうし、ツボとかは抜きにしてもお腹を温めるのはよいですよね。

あとは足先については、ツボでいうなら、「太谿(たいけい)」というツボがあるそうで。
これは内くるぶしの後ろ、アキレス腱との間のくぼみにあるツボだそう。
これは、俺はやったことがないので、今度やってみようと思います。
靴の中に入れると歩き心地がちょっと……なので、これが有効なら、こちらに切り替えようと思います。
※参考サイト/くらしのなかに防災ニッポン
こうすればもっと温かい!使い捨てカイロの効果的な貼り方と、使い方の注意点

ということで、今回は携帯カイロを徹底調査でした。
なお、本日(2025年1月19日)、本サイトで他のバイク関連の記事も公開しました。
よければそちらもご一読を(下のバナーをクリックすると記事に飛びます)!


でわでわ~。

投稿者/管理人
※本記事の初公開は2025年1月19日です

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