意味がわかるようでいて、よくよく考えてみるとわからない言葉ってありますよね。
俺がよく迷うのは、アイテム関連の言葉です。
「釣り用のアイテム」などと使うのですが、似た言葉にグッズやギアなどが、最近はガジェットという言葉もあります。
ちなみにガジェットとは「気の利いた小物や道具、仕掛けのこと」だそう。
ここらへんは厳密な違いはないと思っています。
さて、釣りの話。
同じようになんとなくはわかるのだけれど……というものに大きさを表す言葉があります。
バスのランカーとか……。
そこで、今回はそのようなものをまとめてました。
目次
- 渓流【イワナ/尺イワナ】
- 湖沼【ブラックバス/ランカー】
- 海【クロダイ/年無し】
- 海【タチウオ/指5本&ドラゴン】
- 海【ヒラメ/座布団】
渓流【イワナ/尺イワナ】
まずは俺のメインフィールドの渓流から。
大物は「尺○○○」と表現しますな。尺イワナとか尺ヤマメとか……。
これは簡単で、尺は昔の日本のタイムでcmでいうと、30.3cmです。
まぁ、30cmを超えるものは「尺○○○」と表現すると覚えて帰ってください(笑)。
管理釣り場とかでは、まぁそれほど珍しくはないのでしょうが(40cm超えもよく耳にします)、普通の渓流ではなかなかお目にかかれません。
今年(2020年)は結構、俺は渓流釣りに行って、ボチボチ釣りましたが、尺は1尾も釣れなかったです。
ちな、尺は古くからの言い方で、一般的には在来種のヤマメ、イワナ、アマゴに対してよく使われますかね。
外来種のニジマスについては「尺ニジマス」とはあまりいわないっすね。
湖沼【ブラックバス/ランカー】
続いては同じ淡水で湖沼にいきましょう。
人気のターゲット・ブラックバスです。
ブラックバスは大物を「ランカー」といいますな。
ランクの語源は英語のrank(ランク)で、意味は「順位を定めること、あるいは順位どおりにならべること」だそう。まぁよく耳にするランキングと同じ語源です。
んで、ランカーとは「トーナメントで上位に食い込めるサイズの魚」ということ。
具体的には……、これが諸説あるのですが、一般的には50cm以上です。
なので、それよりも大きければ「ランカーを釣った!」と自慢できるかと。
ただ、他にも45cmという説がありますし、俺はかつては60cm以上という認識でした。
あと、重さについてもあって、1kg以上であればランカーと呼んでよい説もあります。
海【クロダイ/年無し】
続いて海にいって、これまた超人気のターゲット・クロダイです。
大物は「年無し(ねんなし、あるいはとしなし)」といいます。
まず、年無しとはどれくらいの大きさかというと、50cm以上だそう。
クロダイはだいたい3年で約30cmになるということで、その大きさになるには、かなりの年数がかかることになる……。
それで年無しというそう。
なかなか粋な由来ですね。
海【タチウオ/指5本】
タチウオも独特な言い方をします。
大物は「指4本」、さらには「指5本」などと……。
こちらの理由は簡単で、指3本の指は人間の指です。
タチウオは大きさ(全長)もさることながら、太さが勝負どころだと。まぁ、太ければ、たいていは長さも長いのですが。それで、太さを表すのに、人間の指の4本分だ、5本分だと。
指4本でも大物ですが、ここまで紹介したのと同じように、あまりお目にかかれないというのであれば、指5本ということになりますかね。
あと、タチウオでは大物を「ドラゴン」と表現することがありますが、由来はそのままで大きいとまるで「龍」のようだからとのこと。
んで、ドラゴンとはどれくらいのサイズのことをいうのかと、これまた諸説ありますが、一般的には「指5本以上」のことをいうよう(結局、指なんかい!)。
「人によって指の太さは違うじゃん」というのは野暮の意見です。あくまでも目安ですから。ただ、そんなA型なあなた用としてタチウオ用のものさしも市販されとります。
海【ヒラメ/座布団】
ラストはヒラメです。
大物は座布団(ざぶとん)といいます。
座布団の由来は……もう見たままですね。座布団っぽいでしょ?
んで、具体的にはどれくらいのサイズを座布団というかというと70cm以上で、90cm以上は大座布団と呼ばれるそう。
反対に60cm以上で70cmに満たない場合は小座布団というと。
以上です。
今回はとりあえず……という感じですかね。
こらからも、このテーマの情報を見聞きしたら、更新していきたいと思います。
でわでわ~。
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