バイク編 其の十参 あおさんの巻
今回はちと緊張しています……ドキドキ。
いや、俺の本職はエディトリアルライターなので、取材に慣れてはいるのですが、いつもは各界のトップとはいえ、おっさんが多くて……ゲフゲフ。
ご登場いただくのは、「あお」さんです。
今をときめく、美人すぎるライダーで、ご自身のサイトやYouTubeチャンネル「あおたび」が大人気。
雑誌などのメディアにも登場し、ラフ&ロード社のアンバサダーにも就任されています。
あおさんは、そりゃあもうかなりのバイク好きで「日本は47都道府県すべて回った」とのこと。最近は海外ツーリングにもハマッているそうです。
今回、そんなあおさんに「おすすめの道」をテーマにお話をお伺いしました。国内限定でお願いしたところ、みごと上位に選ばれたのは……。
取材・文/管理人 写真/すべて、あおさんのご提供です。無断転載は禁止とさせていただきます。無断転載を見つけた場合は法的手段に訴える可能性があります
うぅ、はじめましてです……(モジモジ)。YouTube、拝見しています。
「はじめまして! 今日の取材、楽しみにしていました。素敵なサイト名ですよね。じつは、私、釣りもやるのです」
えぇ!? 知らなかったです!!(←取材者にあるまじき勉強不足)
「バイク釣行もしますよ♪」
あおさんは北海道ですもんね。ちなみに、どのような釣りを?
「ルアーゲーム中心です。トラウト系をよく狙います」
すごい……。具体的にはタックルは何を……(;゚0゚)ハッ!
いかん、今日はバイクです。まず、あおさんがバイクに乗るようになったきっかけを教えていただけますか?
「釣りの話は今度、ゆっくり(笑)。バイクに乗り始めたきっかけは、シンプルに『バイク旅がしたかったから』です。『キノの旅』という女の子がバイクで旅をするライトノベルがあるのですが、それが子どもの頃に大好きで、私も同じように旅がしたいと思ったのですよね」
あ~『キノの旅』ですね。
「知っています?」
は、はい、もちろん(汗)。ちなみに『キノの旅』は時雨沢恵一さんの作品で、メディアワークスの電撃文庫から出版、2003年と2017年にテレビアニメ化されています(この原稿をまとめる際に調べました←結局、知らなかったんかい!)。
「さすが、管理人さんもバイク好きです(笑)。あと、私の場合は父がバイクに乗ることもあって、子どもの頃からバイクは身近な存在だったことも関係しています。よく父の後ろに乗って出かけたりしていましたし。いろいろなバイクに乗せてもらいましたが、その中でも一番印象に残っていたのがハーレーでした」
すごい父上です。
「確かに(笑)。そのような思い出から、憧れもあって、最初の1台はハーレーにすると決めていました。二輪免許は大型まで一気に取りました。そして購入したバイクが今も乗っているファットボーイローです」
おぉ、ハーレー……。
「ファットボーイローとは日本各地を走り回っています。長距離乗っても疲れず、パワーがあって私のしたいことを叶えてくれる良い相棒です」
あおさんのサイトではヤマハ・セロー225WEも紹介されていますね。
「はい。『もっと新しい景色が見てみたい!』と昨年(2018年)からオフロード用に新しい相棒が加わりました」
方向性が180度違うバイクですね(笑)。
「どのバイクにも魅力があるものです。じつは最近、日本以外の景色も見たくて海外ツーリングにもハマっていて、今年は台湾一周とタイのプーケットへ走りに行きました。現地ではレンタルバイクで走っていますが、いろんな車種に乗れてとても楽しいですよ」
山椒は小粒でもピリリと辛いといいますか……。あおさんはバイクに対して、とても真摯なのですよね。さて、そんなおあさんに今回のテーマである、「おすすめの道ベスト5」をお願いします。
「難しいですね。というのも、素敵な道はたくさんありますから」
いや、そこはもうマスコミのエゴです。お、お願いします。
「わかりました! では、実際にバイクで走って私が本当に感動した道で選びたいと思います♪」
ありがとうございます! 以下、しばし、会話形式を離れてお届けします。
第5位
山口県・角島大橋(秋吉台付近)
あとは、同日に行ける秋吉台も最高なのです。
草原の中にゴツゴツとした岩が突き出ている、国内でも変わった景色を見ることができます!
同じカルスト台地の四国カルストも綺麗なので迷いましたが、個人的に鍾乳洞が大好きなので、日本一大きな鍾乳洞である秋芳洞(秋吉台の地下にある鍾乳洞)とセットで行けるということで、こちらにしました(笑)
第4位
熊本県・阿蘇パノラマライン
阿蘇山へ続く道も日本離れした景色で最高にきれいです。
第3位
石川県・千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイがある能登半島は海鮮も美味しいのも◎!
第2位
長野県・ビーナスライン
山頂までリフトで登ることができ、山頂からの景色はまさに絶景でした!
ビーナスラインまで足を運んだのなら、ぜひ乗鞍高原も!
紅葉の季節は特に美しいです。
※ファットボーイローの紹介で掲載した写真はビーナスラインで写した1枚です。
第1位
北海道・オロロンライン
地平線まで見渡す限り何もない一直線!
こんな景色が日本にもあるのかと、気絶しそうでした(笑)
深夜のオロロンラインも天の川がくっきり見えるほど星空がきれいでオススメです♪
道北はオロロンラインだけではなくて白い貝殻の道や礼文島と行った絶景の宝庫なので大好きな場所です。
オロロンライン、俺は走ったことがないのですが、本当に美しいです。
「ライダーの聖地ですからね(笑)北海道は富良野や美瑛もよいし、津別峠の雲海も素晴らしいです。知床峠や知床五湖も捨てがたい。じつは、すっごく迷いました(笑)」
そんな北海道にお住まいのあおさがじつにうらやましい……。そして今回は北海道以外にも、本州、そして九州まで入れていただきありがとうございます。
「まだまだ、あるのですけれどね! 福島県の磐梯吾妻スカイライン、滋賀県のマキノメタセコイヤ並木道、鹿児島県の佐多岬ロードパイクも南国感があって楽しかった! やはり、5つに絞るのは難しかったです(笑)」
ちなみに行ってみたいけれど、まだ行ってないところはあります?
「たくさん、ありますよ。日本は47都道府県すべて回りましたが、それでも島は制覇していないし、せっかくセローがあるのに林道も手付かずです」
林道……。そこまで入れると、まだ走っていないところは無限大かもしれませんね。
「はい。海外にも行ってみたい場所が山のようにあります」
むしろ、まだまだでしたか(笑)。
「そうかも(笑)。とにかくバイクの旅は楽しいです。バイクに乗って旅をしていると本当にたくさんの方に声をかけていただきます。応援する優しいお言葉をかけていただいたり、美しい場所を教えてくださったり、地元の美味しいものをご馳走になったり♪ その一つひとつがとてもうれしくて、どれもがバイクに乗っていてよかったと思える出会いです」
とくに印象に残っているのは?
「ちょっと前のことです。路肩に停まってスマートフォンを見ていたとき、対向車線にバイクを停めて駆け寄ってきてくれた女性がいたのです。『Do you need help?』と」
英語ですか?
「はい。台湾から旅行できていて、レンタルバイクで日本をツーリング中の方でした。路肩で停まっている私を見て何かマシントラブルが起きたのだと思ったそうです」
うわぁ、異国の地で。優しい方ですね。
「私も海外ツーリングへは行きますが、まったく違う交通ルールに、走り慣れていない道、飛び交う聞き慣れない言葉に戸惑うことが多いのが実情です。自分自身を振り返ってみるに、国内ならともかく、海外で運転中に声を掛ける余裕も勇気もあっただろうか。彼女の勇気と優しさに非常に感動して、その後の自分の考えを改めさせてくれました」
確かに……。
「やはり、こういった出会いもバイク旅の楽しみの1つです。景色はもちろんのこと、地元の美味しい料理も味わえますし、バイク旅の楽しみは尽きません」
まったくの同感です。あおさん、本日はありがとうございました。
「こちらこそ。管理人さんはもちろん、皆様も、よい景色や行っておもしろかった場所などがあればぜひ教えてください! 私もYotubeやブログ・Instagramなどでどんどんシェアしていきたいと思っています♪」
あおさんは本当に気さくな方で、とても魅力的でした。そして、そんなおあさんにつけこむように(いや、失礼)、最後に皆様へのプレゼントをお願いしました。SNS等では未公開のあおさんの写真です……ゴクリ。
ババーン。
【趣味人のプロフィール】
あお
「夢はアメリカ大陸をハーレーで横断!」という美しき女性ライダー。あおさんの人気のサイト「あおたび」はこちら。
YouTubeチャンネル「あおたび」はこちら。
最近、食べた美味しいもの/「最近レンタルバイクで房総半島ツーリングに行ったんです。その時に食べた伊勢海老が美味しかったな〜!」
最近、購入したバイク関連グッズ/「冬にセローに乗るための装備をせっせと用意しています。ウェアだとかバイクの部品だとか、Amazonを毎日見ていますね(笑)」
【趣味人に聞く/バイク編のバックナンバー】
其の一 肉山☆のりこさんの巻 リーズナブルなバイク満喫術
其の二 ペペモーターサイクルス・鳥山さんの巻 プロのメカニックが教えるメンテナンスのコツ
其の三 タカハシミツルさんの巻 バイクの楽しみ&旧車の魅力
其の四 小川みずきさんの巻 入門者におすすめのバイク取り回し術
其の五 シロクマさんの巻 リターンライダーがすすめる最新バイクギア
其の六 野上鉄夫さんの巻 パーソナルトレーナーが教えるバイク乗りのための腰痛対策
其の七 平塚さんの巻 自分のバイクで海外ツーリング
其の八 マヨさんの巻 若い世代がバイクを選んだ理由
其の九 コバンさんの巻 トコトコ カブ旅の魅力
其の十 michikoさんの巻 ドゥカティ乗りがバイクを降りられない理由
其の十壱 ピカレスクさんの巻 バイク釣行のポイント
其の十弐 kanai factoryさんの巻 バイクで行く、おすすめB級グルメのお店
執筆者のプロフィール
- 本サイトの管理人です。34はゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」のアカウント名です。いや、名前なんかは何でもよいのです。大抵のゲームは、このアカウント名にしています。本職は紙媒体の編集&ライターです。
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