【釣り編】『磯子・海の見える公園』に行ったら釣り人が多かった…の巻【第4回】

【釣り研究釣行記/連載第4回】

お久しぶりです、高村燕月です。前回の【コラム】『小坪漁港』に行ってみたら釣り禁止区域が多かった…の巻【釣り編】まで、14連続ボウズが続いていた訳ですが……今回、やっと釣果を得ることができました!

小さい魚でしたが、それでも、去年の11月から海釣りを始めて初の釣果となるため、喜びはひとしおです。

今回は運に恵まれたことも多かったですが、次からは実力で釣れるよう、精進していきたいと思います。

それでは、今回、釣りで訪れた磯子・海の見える公園について紹介していきたいと思います。

 

 

 

磯子・海の見える公園へのアクセス方法

神奈川県横浜市にある磯子・海の見える公園へのアクセス方法ですが、駐車場がないため基本的にはJR磯子駅からバスで向かうか、JR根岸駅からの徒歩がメインとなります。

JR磯子駅東口にあるバス停からより85系統[横浜市営バス]に乗れば「磯子・海の見える公園前」まで5分足らずで到着します。

ちなみに、私がおすすめするのは根岸駅からの徒歩移動になります。

20分ほどかかってしまうのになぜ徒歩を選ぶのかというと……

 

 

答えは簡単。途中にえびすや釣具店があるからです。

このえびすや釣具店は値段も安く、生餌もちゃんと揃っているので釣行前の準備には最適。

 

イソメ釣りからサビキ釣りまで対応できるので、電車釣行の釣り人には非常に助かります。

私もここで青イソメを買いましたが、非常に大きく活きがいい青イソメを多くいただけました。

ただ、注意としてはイソメはプラスチックのケースなどに入れずそのまま新聞紙に包んで渡す形になるので、何かしらケースを用意していった方がいいでしょう。

私は新聞紙のまま使いましたが、イソメの活きがよすぎて何度も脱走されました(笑)

 

磯子・海の見える公園で釣りをする際の注意・禁止事項

 

磯子・海の見える公園の前に広がる根岸湾は釣りが可能ですが、これといって釣りに関する注意看板がありません。

なのでこの地域特有の禁止事項はないと思われます。基本的には神奈川県のHPの禁止事項を熟読しておけば大丈夫でしょう。

道路脇に車を止めて釣行に来ている人も結構いたのですが、個人的にはオススメできません。

何も言われないからといって、迷惑行為を繰り返していると釣り場が減ってしまうからです。

この磯子・海の見える公園前はとてもアクセスが簡単で、私にとっては素晴らしい釣り場なので、ここを失うようなことはしたくありません。

 

磯子・海の見える公園に棲んでいる魚の種類

 

この磯子・海の見える公園前で釣ることのできる魚種は豊富で。

クロダイやセイゴ、ハゼ、カレイなどが釣れます。

時期によってはアジなども回ってくるようで、サビキ釣りの釣り師たちも多く見受けられました。

3月22日の釣行でしたが、アジとおぼしき魚影を私も目撃しています。(遠投していたため手前の魚群を釣ることはできませんでしたが……)

 

磯子・海の見える公園でおすすめの釣りポイント

 

磯子・海の見える公園前は多くの船や施設があり、魚の隠れ家には事欠かないですが、私がおすすめのするポイントは東京ガス 根岸LNG基地前にある船の近くです。

ここならば船の下に隠れている魚を狙いつつ、遠投も可能ですし、アジとおぼしき魚影を見かけたのもココなので、きっと魚の巡回ルートにも入っていると思われます。

ただ、船の近くを狙いすぎて停留ロープなどに仕掛けをひっかけては漁師の方に迷惑千万なので、必ず注意してください。

釣りのポイントではないですがお得な豆情報として、磯子・海の見える公園前をはじめ、根岸湾内であれば「つりえさ ごとう」という釣り餌の小売り店が餌の無料配達をしてくれます。

タイミングがよければ通路を練り歩いて売っていることもあるので、もし餌を切らしたら利用してみてください。青イソメからコマセ、オキアミまで大体のものを手に入れることができます。

 

祝!初めて釣れた魚は……?

2020年3月22日。コロナウィルスの件で外出者が減っているので、きっと釣り場も人が少ないと踏んだのですが、私の予想は大きく外れました。

午前10時頃に現場に到着したものの、何百メートルもあるはずの海沿いには人、人、人。大人から子どもまで、多くの釣り人で賑わっていました。

磯子・海の見える公園前から釣行場所を探し、けっきょく、開いている東京ガス 根岸LNG基地前を見つけるまでかなりの距離を歩くことになりました。

 

 

船に仕掛けをひっかけないよう気をつけつつ、青イソメをつけて遠投とチョイ投げの二本竿体制で釣行開始。

11時頃に開始し、14時になって昼を食べてもサッパリ釣れない。

今日もこのままボウズかな、と思いつつイソメを交換しようと遠投竿を巻いてみたところ、何やら小さいものが針先についていました。

 

 

あまりにも小さすぎて全くアタリに気づけませんでしたが、多分ハゼでしょう。(多分)

色合い的に違うような気もしますが、あまりにも小さいため図鑑と睨めっこをしても確実な正体はわかりませんでした。

(どなたかお分かりになる場合は教えて頂けると助かります)

初の釣果ですが、小さすぎる魚のためリリースすることとします。

 

 

辺りも暗くなり、そろそろ帰ろうとチョイ投げ竿を回収していると、何やら引っかかる黒い物体を発見。

帰宅してその正体をしっかり見て見ると……

 

 

小ぶりなサイズのイシガニでした。

初フィッシュに続き初シュリンプ……?

特に卵を持っていないようなのと、初釣果を挙げた日に何も食べられないのは寂しいので、このイシガニは味噌汁にして頂きました。

水の量を少なくして煮ればそれなりに味が出て、ちゃんとした蟹の味噌汁になりました。

 

 

蟹の調理は魚の解体よりも簡単で、しっかり殻を洗って、あとは半分に切ってから排泄物などを除去するという程度。

シンプルな調理で素晴らしい味が出るので、今後は魚だけでなく蟹も精力的に狙っていいかもしれません。

初釣果を挙げた今回の釣行は、得たものは小さいですが、喜びとしてはマグロを超える嬉しさがありました。

今後はこの調子で釣果をあげていき、必ずやちゃんと食べられる大物の魚をゲットしたいと思います。

まだまだ未熟な私ですが、「こうすれば釣れるよ!」「この釣り場オススメだよ!」という情報、アドバイスなどございましたら、お気軽にTwitterからご連絡ください。

執筆者のプロフィール

高村 燕月
高村 燕月
釣りと筋トレが趣味のライター、作家。釣行範囲は東京~神奈川。11連続ボウズという荒行を経て魚に関する本を読み漁った結果、知識だけ異様に偏っている。一般的な釣りよりも実験的な釣りを好む。Twitter、やってます。
【管理人より/『趣味達者が綴る』のバックナンバーはこちら
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