【釣り編】『東扇島西公園』に行ったけど風が強すぎた…の巻【第2回】

【釣り研究釣行記/連載第2回】

お久しぶりです、高村燕月です。前回の東京スカイツリー前での釣行から数週間が経ちましたが、私は元気です。
さて、釣り師が恐れる極寒の2月。通常ならば釣行を避けるのかもしれませんが、13連続ボウズをしているド初心者の私に怖い物はありません。
今回はアクセスがしやすく、2月でもそこそこ釣れるよ!との評判を聞き、神奈川県にある東扇島西公園に行ってまいりました。

 

 

 

東扇島西公園へのアクセス方法

神奈川県川崎市にある東扇島西公園へのアクセス方法ですが、基本的には川崎駅からバスで移動することになります。

川崎駅東口側にある「川崎駅前バス停」より「川崎市バス [川07]ファズ 東扇島西公園前行」に乗れば「東扇島西公園前バス停」まで一本で行けるので、割と簡単ですね。
車をお持ちの人は湾岸道路を使って直接行くこともできます。

地図で見て見ると場所はこんな感じ。
私の位置情報がやけに離れたところにいるのは、バスを乗り間違えて途中でおろされてしまったからですね……
バスは発着時間が前後するのをすっかり失念しており、時間になって停まっているバスだからという理由で乗り込んだのが失敗でした(汗)

「東扇島西公園前バス停」を降りて現場に到着してみると、何やらカラーコーンがそこかしこに置かれており、奥の方では工事をしておりました。

どうやら、去年に発生した台風19号の影響で公園に被害が出ているようです。

 

釣りをする際の注意・禁止事項

川崎市のHPによれば、現在(2020年2月)では一部修理が完了し、釣りが可能になっているようです。しかし、立ち入り禁止エリアでは釣り禁止のため、誤って立ち入り禁止の方に入らないよう注意しましょう。

その他、禁止されている行為は
イガイ(カラス貝)取りなど器具を使った貝とり
ドローンの飛行
です。遠投などは可能ですが、公園で一般の人も多く訪れるため、必ず周囲の確認をするようにしてください。

他の釣り場ではなかなか見ない項目が多いですね。貝とりなんかは現地調達系の釣り師さんはけっこうやっているっぽいので、注意が必要です。

川崎市HPより画像引用

また、東扇島西公園では毒針を持つアイゴがよく釣れるらしく、川崎市のHPでも注意喚起がされておりました。

画像のような魚を見かけた時は、無理に針を外そうとせず、糸を切って放流するか、魚掴みなどを使って対処しましょう。
海釣りを初めてまだ一匹も釣ったことがない身としては、毒魚であっても羨ましいかぎりです……

 

棲んでいる魚

魚影を確認することはできませんでしたが、東扇島西公園は釣れる魚のバリエーションも多く。
アオリイカ・シリヤケイカ・シーバス・クロダイ・メジナ・ボラ・アジ・イワシ・サバ・イナダ・ソーダガツオ・サヨリ・サッパ・コノシロ
メバル・カサゴ・アイナメ・カレイ・シロギス・イシモチ・ハゼ・ベラ…etc
など季節によって色とりどりの魚が釣れるようです。私が釣行した日の朝には少数なもののシーバスが釣れたらしく、2月とはいえ期待が持てます。

 

おすすめの釣りポイント

台風19号の被害が出る前は公園の先っちょ部分がいいポイントだったようなのですが、現在は工事中となっており使えません。
なので私がいろいろ歩いて探してみた結果、いいポイントを発見できました。

排水溝です。魚は酸素濃度が高いところを好むので、こういった排水が流れ込む場所や、テトラなど波がぶつかって酸素が発生しやすい場所に寄ってきます。
冬場は特に酸素濃度が低いはずなので、ここならば魚が寄ってくるはず……頼む……またボウズはやめてくれ……

 

風が強すぎる時ってどうやって釣ればいいんだ!

ということで意気揚々と日中から東扇島西公園で釣りを開始したわけですが……

風が強すぎる!!

どれくらい風が強いかというと……

対岸の工場地帯は強風で砂が舞い上がり……

満タンの2Lペットボトルは何度もぶっ倒れるというありさま!
風が強すぎて、私が到着した時には十人以上いた釣り客が、三時間後には三人くらいまでに減っておりました。
水汲みバケツを海に投げようにも風で戻ってきて着水せず、舞う砂で顔の穴という穴が真っ黒。釣りなんてまともにできない状態ですが、貴重な休みを裂いてきているのです。諦める訳にはいかない!

波の影響を受けにくい、4号のブラクリに餌をつけて投入です。
今回はアサリに手作り塩サバ、イソメで挑戦。ただ、あまりに波が強く、身持ちの悪いアサリはすぐさま針から外れてしまいました……。
サバは全く手をつけられる気配もなく、イソメは2~3度かじられたように千切れていましたが、波の可能性もあるのでイマイチ確証が持てません。

昼から開始した釣行も夜20時になり、周囲の釣り人が誰もいなくなったところで終了。
私が釣行中は誰一人として魚を釣り上げることができませんでした……これで私も14連続ボウズを達成です。

強風吹きずさぶ中での釣行は大変でしたが、夜の工業地帯だけは輝いていて綺麗でした……
今回の敗因としては気温の低い2月の釣行だったこと。また、海が荒れすぎて魚がこちらまで寄ってきていなかったという可能性が考えられます。

あとは、ブラクリが軽すぎて餌が流されまくり、魚が食べにくかった、といったところでしょうか。
ベテラン釣り師の方々は強風の中でも釣果を挙げられるそうですが、いったいどうやっているのやら……
詳しい技をご存じの方がいらっしゃいましたらご教授いただけると幸いです。

執筆者のプロフィール

高村 燕月
高村 燕月
釣りと筋トレが趣味のライター、作家。釣行範囲は東京~神奈川。11連続ボウズという荒行を経て魚に関する本を読み漁った結果、知識だけ異様に偏っている。一般的な釣りよりも実験的な釣りを好む。Twitter、やってます。
【管理人より/『趣味達者が綴る』のバックナンバーはこちら
0

関連コンテンツ



更新日:

Copyright© 釣りとバイクが趣味なんだ。 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.