ことの発端は何気のネットサーフィンです。
ワカサギの情報を探していたら、かなりの釣果の記事を見つけたのですよね。
なんと、最初の1時間で350匹もの釣果!
1分間に5~6匹……。
もう、投げたらアタリ状態じゃないですか!
※参考サイト/
・<千>ワカサギ解禁・円良田湖ワカサギ釣り
場所は円良田湖。
俺は川越市民なので、同じ埼玉県内。
バイクなら下道で1時間半くらいっす。
ちなみに、俺は友達と毎正月にワカサギ釣りに行くのですが、
じつは数年前に円良田湖にも行ったことがあるんす。
そのときは3人で釣果がまったくのゼロ……。
覚えているのは「エサは現地で買えばよいべ……」と思っていたのですが、
現地で売っていなかったこと。
釣り具屋も近くにないし、結局はお昼にあがった方に余ったエサのサシをいただいたのですが、
釣り始めたのが遅かったのがダメだったのか、
あるいは、その日の強風にやられたのか……。
1分間で5~6匹釣れるという記事があるなら、そして、この時期なら釣れるんじゃね?と思い、バイクでブーンと行ってきました。
この時期ならギリで寒くないのでは……と踏んでいたのですが、
朝早く出たので、結局、寒かった。
紅葉も楽しめれば……と思いましたが、円良田湖のある寄居周辺は紅葉とは無縁のようで……。
現地到着は7時半くらいでした。
まずは漁協に立ち寄り、入漁券を購入。
御代は2,100円。
ん? ちと、お高くないっすか?
ちなみに午前11時をすぎると1,100円になるそうです。
ここのよいところは桟橋があって、ノンビリ釣りをできることっすな。
この日、俺は気合を入れて、超リーズナブルな汎用型リール付きロッド、みじか~いワカサギロッドの二本出しだす。
エサのサシも忘れずに持参。
あ、ポイント付近はこんな感じです。
さぁさぁ、1分間に5~6匹!
…………。
竿を出してもアタリがない。
場所が悪いのかなと思い、それまでとは逆側に入れてみたところ、
すぐにアタリが。
おぉ。
のらなかったですが、こちら側は期待できるのか。
また、入れると今度はのりました。
しかも、ワカサギにしては強烈な引き!
円良田湖のワカサギは大きくて元気なのね!と思い、あげてみたところ……。
たいして青くもないのにブルーギル……。
あちゃあ、しかし、これリリースしてよいのかな……(←外来魚なので)。
とりま、同じ桟橋で釣りをしていた方に確認。
すると、「あぁ、俺もさっき釣れたよ。逃がしちゃまずいと思って、一応キープしている」とのこと。
……。
俺は川ではなく、山に返すことにしました。
もとの場所に戻ってエサをつけていたら、
今度は置き竿にしていたほうの竿先がズズッと。
「こちら側はワカサギでしょ」と思っていたら……。
それからはもう、またギルが釣れてしまわないかという恐怖との戦い。
でも、ワカサギは釣りたいので、竿を出さないわけにはいかないし。
そうこうしていると、また置き竿にアタリが。
巻いてみると……。
おっ、これは悪くない。
食べられますからね!
ワカサギと一緒に天婦羅にしようとキープ。
それからは持ち竿のほうはギルのアタリも止まってさっぱり。
置き竿はというとエサの確認で巻くと……。
思わず現地でツイートしましたが、なんでしょね……。
カジカっぽいけれど……。
それはそうと、もうね、ワカサギはさっぱりですわ。
1分間に5~6匹の片鱗なんて微塵もなし。
帰ろうかな……と思ったら、となりにヘラ師がきました。
いや、円良田湖はヘラでも知られています。
しばらく見ていたら、
なんとワカサギを釣っていました。
「ヘラ師ならワカサギは外道だから、ワカサギくれないかなぁ」と思って眺めていたら、
しっかりキープしていました。
まぁ、美味しいですからね。
一方、俺はというと置き竿に先ほどのカジカっぽいやつがかかるばかりで……。
これでラストとあげたやつも、念願のワカサギではなく、テナガエビ……。
本日の釣果です。
そして、円良田湖の答え合わせ。
いや、隣のヘラ師だと思っていた方、その後もポツポツとワカサギを釣っていて、ヘラ師というのは俺の勘違いで、地元のワカサギ釣りの方でした。
帰り際にお話をお伺いしました。
俺「こんにちは、ワカサギ、よいっすね。俺はまったくダメでした。ギルとテナガエビと……。そういえばカジカみたいな魚、なんていう魚ですか?」
地元の方「あぁ、あれはヨシノボリだと思うよ。漁協の人は何か別の名前で呼んでいたけれど、どちらにせよハゼの仲間ね」
帰って調べたら、「ヨシノボリという呼び名は特定の種類を指さず、ハゼ亜目ハゼ科ヨシノボリ属 (Rhinogobius) に分類される魚の総称として用いられる」とのこと。多分、食べられますよ。俺はリリースしたけれど……。
んで、会話の続き。
地元の方「まぁ、ここは渋いからね。通っているけれど、一昨日の50匹がよいくらいだよ」
俺「いやぁ、ワカサギが釣れるだけでもすごいっす。長い竿でリール使わないすね」
地元の方「ここは底のほうはギルばっかだからね。中層がよいのだよ。振り出し竿でタナは2mくらいだね」
あ、ここの桟橋付近の水深は3~4mくらいでした。
俺「その小さい手持ち竿は?」
地元の方「こっちは全然だよ。今日は3匹くらいしか釣れていない」
俺なんて0匹なのに……。
地元の方「新聞とかで1000匹とかいっているけど、ありぁ、嘘だよ。いや、嘘は言いすぎかな。プロがしっかりやれば、それくらい、いくのだろうけど、まず無理だね……」
!! ブログを見てきたのに……。チェ、なんだよ1分間に5~6匹……。
俺は底ばっか狙っていたから、ワカサギが泳いでいないところでがんばってたということですなぁ。
そりゃ、釣れないわけだ。
魚がいるところにエサやルアーを落とす……。
これが釣れる大原則だす。
そういえば、最新の「趣味人に聞く」でお話をお伺いしたTetsuさんもそうおっしゃっていました。
あ、「趣味人に聞く」のテーマはアジングです。
ワカサギ同様、数釣りを手軽に楽しめるので、ぜひ皆様も……(リンクはこちら)。
さて、円良田湖のワカサギ釣りの採点ですが100点満点で30点で。
桟橋があるのがよいですし、
テクがあれば釣れるということで、ちょっとは点数を。
まぁ、俺は釣れていないので、この点数ですし、
コツをご教示いただいたところで、
また行くかというと……
少なくても今シーズンはもうよかです。
ただ、ワカサギ釣り自体は超消化不良なので、
「寒くてバイクに乗るのが超つらいっす」となる前に、
もう1回は行こうかと……。
つまりは今月中ですかね。
でわでわ~。
追伸
円良田湖は近いということもあり、このレビューを自分で検証するために翌年(2020年)の12月中旬にも訪れました。
すると、普通にワカサギが釣れて、俺のなかの評価も変わり……です。
その記事はこちら(「【自サイトを】円良田湖でワカサギを釣る!2020【検証】」)。
やはり通わないと、そのフィールドの評価は難しいということを痛感しました。
ただ、自然は生きているので、俺が訪れた日に見せた表情も、そのフィールドの姿だとは思っています。
投稿者/管理人
【渓流】
●横瀬川(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【ワカサギ】
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)