ソルトフライに「あると便利」なラインバスケット、持ってますか??
ラインバスケットとは手繰ったラインを受け止めるバケツのようなもの。
足元にラインを落としていく場合は、絡まったり踏んづけたり等のトラブルが起きます。それを回避するものです。
私は「そんなもの無くてもへっちゃらさー」と思っていたのですが、連載第四回で海に行った時に身をもって知りました。
ラインバスケットあった方が便利やわ...と。
管理釣り場と違って、海辺だとラインを足元に垂らすとの岩に引っかかるんですよね。
キャスティングしにくいし、ラインが傷つく。
で、も。お高いのです。
最安値と言われているラインバスケットは多分こちら。riverpeakのメッシュ ラインバスケット ストリッピング フライライントレイ。
※Amazonだと海外から発送されるラインバスケットが2,600円ぐらいで出品されていますが、海外からのものは届かない可能性もあるので今回は視野にいれませんでした。
そして有名なメーカー品になると、このお値段。震えます。
こんなときは、作るしかないよね。
ラインバスケットはいろんな方が創意工夫を持って、自作されています。
先輩方の知恵をお借りして、私も作ってみることにしました!
前振りが長かったですが、手順を見ていきましょう。
材料を揃える
今回ダイソーとホームセンターで揃えた材料はこちら。合計1,336円でした。
・ダイソー ランドリーバスケット (330円)
・ダイソー結束バンド 10㎝ (110円)
・ボア結束バンド1m (306円)
・セメダイン ジャンボカートリッジ用替えノズル 2袋 (1袋295円)
組み立てる
まずはバスケットの深さを調整します。
市販サイズはどうなのかな?と調べてみたところ、riverpeakは深さ16㎝、C&Fは23㎝、TMCは15㎝、オービスは16㎝らしいということが分かりました。メーカーがそうなら使いやすい平均的な深さなんだろうということで、だいたい16㎝程度のところをハサミでまっすぐにカット。
底にライン絡み防止のコーンを取り付けるために、まずコーンに穴をあけます。
ダイソーハンドドリルで簡単に開けることが出来ました。
穴が開いたら、底に配置してみる。
そして、印をつけます。
あとは印を付けた場所に穴をあけて、バリ取りします。
ソフトバスケットもハンドドリルで穴をあけたのですが、穴の数が多すぎてさすがに手が痛くなりました。
持っている人は素直に電動ドリルを使いましょう。
で、穴をあけたコーンと底を結束バンドで固定します。
最後にベルトを取り付け位置をカットして、ベルトを通せばOK。
この時、バスケットを体に寄せすぎると向こう側(前側)がせりあがってくるので使いづらくなります。
バスケットを切る前に体に当ててみて、バランスを見てくださいね。
完成!
完成しました!
工作時間50分。
どうです?なかなか良いと思いませんか?
オールプラスチックなので、海水でも錆びません。丸ごと水洗いして、乾くのも早いと思います。
今度、海フライをするときに使ってみよう!
いつになるか、ちょっと分からないんですけどね(汗)
そんな次回は連載第3回目の時に行った「さかむらイカダ」さんでのカセ釣りになります。
今度こそクレイジーチャーリーで何か釣りたい!と準備を進めていますが、どうなることやらー。
執筆者のプロフィール
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大阪府在住。サイト『つりたべ』(https://turitabe.com/)の管理人。こちらはそれこそ「別腹」で。家事・育児・内職の合間を見て、平日に釣りを楽しんでいます。秋冬はエリアトラウト、春夏は川釣りメインです。
【管理人より/『趣味達者が綴る』のバックナンバーはこちら】
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