0→0→1。
これは、ここ最近の俺のワカサギの釣果です。
円良田湖0匹、名栗湖0匹、霞ヶ浦1匹……。
ふ~。
ぼちぼちワカサギの季節も終わりですが、
このままでは終われない……。
そういや、「趣味人に聞く」にご登場いただいた「つりうぇいぶ!」さん(その記事はこちら)が、その俺が0匹だった俺が釣れなかった円良田湖で釣りまくっていましたね(その動画はこちら)。
拝見したら魚探を使っていました。
ハイテクですなぁ。
バイクにスマホホルダーすらつけていない、時代の逆へ逆へいく俺には縁遠い世界……。
むしろ、より粗野(?)な釣りをしてやろうと、
多分、今シーズン最後になるであろうワカサギはオカッパリで狙おうと思いました。
まぁ、正月にも霞ヶ浦に行ったばかりなので、できるだけリーズナブルに済ませたいというのもあったんすけど。
選んだフィールドは相模湖。
都内から気軽に訪れることができるワカサギフィールドですな。
選んだ理由は、まず、人気のフィールドなので、紹介しておきたかったから。
あとは、なんとなく、イメージでオカッパリができそうだったから。
なお、「相模湖はオカッパリで釣れるのか」についてはネットで調べたのですが、
「これ!」という情報は見つからなかったす。
なら、自分で検証するしかないっす♪
じつは、俺は以前、相模湖を訪れたことがあります。
一つは釣り雑誌の取材で現地のバサーを直撃取材する取材、
そして、もう一つはワカサギ釣りです。
ワカサギ釣りは数年前で、そのときはボートだったのですが渋かった記憶が……。
そして、やはり、オカッパリができそうだったかは覚えていない……。
さて、釣行当日。
バイク釣行だったのですが痛恨のミス。
朝マズメ狙いで夜中にでましたが、早く着きすぎてしまいました。
さむ~い冬の夜明け前に静かで真っ暗な湖の湖畔。
近くにコンビニがあって、そこで時間は潰せますが、それにも限界がありますからね。
辛かったぁ(泣)。
オカッパリをできそうな場所を探すにも真っ暗ですし。
釣りボート屋さんの前で値段などを確認していたら、
まだ暗いのに人が出てきました。
「釣りですか?」と声をかけられたので、俺は「ワカサギです」と答えました。
話を進めると、この釣りボート屋さんの方とのこと。
さっそく「相模湖はオカッパリができるか?」の確認チャンスです。
すると……。
「いやぁ、できないですよ。場所がないもの……」
ガビーン。
「桟橋ならうちで、できるよ。ボートは3,500円だけど、桟橋なら2,000円」
ち、違う。
そりゃあオカッパリという言葉には桟橋も含まれているでしょうが、俺は今はバスの野池のようにブラリと訪れてブラリとする釣りをしたいんす。
ただ、釣りボート屋さんはそういうけれど……ということもあるでしょうが、
土地勘なんてまったくないし……。
悩んでいると、釣り人がやってきて、まだ暗いのにせっそと準備を始めました。
相模湖は広いのでうろうろしているうちに朝マズメをはずしてしまうかもしれませんし、釣りボート屋さんの言葉からオカッパリができる場所を探し出せる可能性は低い……。
この出会いも何かの御縁ですし、俺はこちらの桟橋で釣りをすることに決めました。
桟橋は新しかったですね。増設したのでしょう。
日が昇ったので、ワカサギ釣りはじめました。
気合を入れて、「遠くに投げるセット」「近場の底に落とすセット」「近場のフローターセット」の3セットを投入です。
さて、勝負。
……。
ヤバイ、マズメなのにアタリがない。
俺は紅サシを持参したのですが、「そういえば、ここではアカムシがよいと言っていたな」と小川亭さんからアカムシを購入。
なるべく低予算に抑えたかったのですが、背に腹は変えられぬ。
……。
で、でも、アタリはありませんでした。
キツイっすなぁ。
この日、こちらの桟橋で釣りをしているのは俺だけ。
「ボートはどうかしら?」と周りを見ると、バサーの方も目に入りました。
しばらく見ていると何かを釣っていました。
なんだろ……。
俺がいる桟橋に来たときにお伺いしました。
俺「先ほどの魚、バスでした?」
バサー「いえ、ニゴイでした……」
なるほど、ニゴイも釣れますかぁ。
そんなこんなで時間が経ち……。
「まぁ、エサで変えるべ」と「遠くに投げるセット」を上げると……。
アタリも巻いている最中の手応えもなかったすけどね。
アカムシと紅サシを混ぜてつけていたのですが、
食っていたのは紅サシのほう。
しかも、小川亭さんは「桟橋は足元がよい」と言っていたのですが、釣れたのは「遠くに投げるセット」。
わからないものです。
んで、今度は「近場の底に落とすセット」を巻いてみると……。
こちらもアタリに合わせたわけではなく……。
ん~、ちゃんと釣りをしたいなぁと思っていると、
「近場の底に落とすセット」にアタリが。
巻いてみると、かなりの引き。
これはワカサギではない……。
水面に顔を出したのはニゴイでした。
あぁ、やはり、ここはニゴイが釣れるのね。
釣り人たるもの、なんとか取り込みたいと思ったのですが、ワカサギ仕掛けですから、やはりハリスが切れました。
そして……。
アタリはそれっきり。
お昼にあがったのですが、釣果は2尾(泣)。
失意とともに小川亭さんに相模湖のワカサギのことをお伺いしました。
要件は次の通り
・相模湖のワカサギは9月に解禁(3月まで)。いちばん釣れるのは11月頃
・このエリアでは、やはりアカムシがよい
・ボートならポイントまで引いていってくれる
・基本的には底(水深は10~12m)がよいが、底から2~3mで釣れることも多い
・どこもそうだがワカサギは回遊しているので群れがきたら一気に釣れる(逆に群れが来ないと厳しい)。これは船も桟橋も同じ
なお、「今年は悪くはなく、だいたい50尾くらいは釣れている。ただ、昨日はダメだったから、今日もその悪い流れのままだっかも」ですって。
船もあまり釣れていないようだったので、俺のヘッポコ具合とともに日も悪かったのでしょう。
あぁ、結局、リベンジならずの今シーズンのワカサギでした。
さて、ここからは、もうちょっと「相模湖はオカッパリで釣れるのか」の検証です。
ネットでは「相模湖公園でできる」という情報があったので足を運んでみました。
まぁ、「立ち入り禁止」と書かれていますし、雰囲気的にも好ポイントという感じではないっす。
ワカサギは無理でしょうね。
んで、俺は知らなかったのですが、この公園内にも桟橋があって、
ワカサギ釣りを楽しめます。
こちらで釣りを楽しんでいる方にお話をお伺いすると、俺よりよっぽど釣れていました。
こちらは二軒、桟橋が並んでいて、一方にはドームもあります。
ドームのない勝瀬観光さんのほうは1,200円とのこと。
さらにバイクを走らせて相模湖の西側へ。
「釣り船柴田」さんはちょうどお店の方が見当たらなくて、お話をお伺いできませんでしたが、こちらにはドームいかだ「ワカサギハウス」がありまする。お値段は4,000円です。
さらに西に行くと、ドーム船がある「天狗岩釣り案内所」さんがあるのですが、この日の俺の検証はここまで(バスについては釣りボート屋の「反田前船宿」さんでもお話をお伺いしました)。
ちなみに「天狗岩釣り案内所」さんのドーム船の価格は3,500円なり。
あ、忘れていたましたが、俺の相模湖のワカサギ釣りの採点は100点満点で60点。
都心から近いのはよいですが、この日は2尾だったので……。
そして、「相模湖はオカッパリで釣れるのか」の検証結果は……、
相模湖はバスも含めて無料で気ままに楽しむオカッパリはできません!(理由はまずエントリーできる場所がない。仮にあったとしても急深なのでとくにワカサギは難しい)
ただ、ワカサギ釣りを楽しめる桟橋はドームも含めて豊富です(船より割安)!
次のシーズン、俺が相模湖にワカサギ釣りでいくとしたら、相模湖公園の勝瀬観光さんの桟橋でやりますね。
理由はリーズナブルなのと、なんとなく雰囲気がよさげでしたから。もちろん、今回、お世話になった小川亭さんもよかですよ!
でわでわ~。
投稿者/管理人
【追伸/2020年9月】
すみません。相模湖のおかっぱりですが、バスは県立相模湖公園の前付近でやっている人はいないことはないっすね。
ちとグレーゾーンなんすけど、まぁ実際はお伝えしておきます。
あと、勝瀬観光さんの桟橋(1,200円)、それはワカサギメインだとは思うのですが、その付近からバスを狙うひともいます。
※フィールドレビューのバックナンバー
【渓流】
●横瀬川(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【ワカサギ】
●霞ヶ浦(茨城県)
●名栗湖(埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)