【渓流フィールドレビュー】大人気の中津川(埼玉県)、「釣れるか、釣れないか」は腕次第!?【第16弾】

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このところ、連続して釣行しています。
だって、釣れていないから、早く今シーズン最初の1尾をゲットしたいのだもの……。
今回は埼玉県の奥秩父、中津川です。

レビューに入る前に、あらためて2020年4月中旬現在の国内の状況の説明から。
新型コロナウイルス感染症の拡大予防の観点から、日本政府は2020年4月7日に政府が埼玉県を含めた7都道府県を対象に、不要不急の外出の自粛などを求める緊急事態宣言を発出。同年4月16日には、その対象を全国に拡大する方針を示しました。
釣りについてはどうかいうと、かなりの黒寄りのグレーゾーンだと思っています。
自分の私見は本サイトの記事でまとめました。リンクはこちら(「新型コロナウイルス対策、ライダーもツーリングを自粛するべき?」)

俺は自己責任という言葉が好きなのですが、本件はそれだけの問題ではないので、くれぐれも皆さまも自身の行動には新型コロナウイルスの影響を鑑みるようにお願いいたしたく存じます。

さて、そんな折、先日(2020年4月14日の火曜日)、俺は釣りに行ってきました。
俺は埼玉県民なので中津川は県内移動、さらには完全なソロ釣行で人とも接触しませんから(←屁理屈まみれのことは自覚しとります。繰り返しますが、皆さまは新型コロナウイルスの影響にご留意を)。

この日は「釣れる」というかなりの勝算がありました。
一つは、直前の週末に放流があったこと。
もう一つは、平日ならライバルとなる釣り人が少ないだろうということです。

さて、当日、相変わらずのバイク釣行です。
マズメから釣りたいということで、夜中に出発。
俺は中津川は初めてだったのですが、その自然具合にちょっと驚きました。
四月の半ばなのに、まだ雪が残っているのですなぁ。

この時期にゆ、雪……

やはり、夜中に峠道をバイクで独りで走るのは怖かったです。
しかも、もうちょっと里川をイメージしていたので、これほど本格的な渓流とは……。
あ、地図を掲載しておきます。
秩父漁協のものです。

情報によると今年(2020年)は『おおたき・こまどり荘』より下流に放流するとのこと。
なので、まずは『おおたき・こまどり荘』を目指しました。

エントリーできる場所がわからなかったのですが、『中津川渓流釣リ場』に駐車場があったので、とりあえずバイクを駐車。
さすがに一般の釣り師である俺が管理釣り場である『中津川渓流釣リ場』で竿を出すわけにはいかないので、歩いて下ったところから釣りはじめました。

うん、今日もアタリもない。
他のエントリーできる場所を求めてバイクで移動です。
すると、駐車もエントリーもできそうな、大きな看板とトイレがある場所を見つけました。

こちらは中津川に併走している県道210号(あるいは秩父市大滝幹線17号線。途中で分岐するのですが、いずれにせよ中津川沿いの道)沿いなので、まず迷わずに見つけられると思います

基本、谷は深いのですが、ここからは安全にエントリーできます。

谷は深いので、どこからでもエントリーできるわけではないっす。ただ、エントリーできる場所は点在しています

んで、渓相。

岩があって魚がいそうなポイント。他にも落ち込みやら、変化多数でした

こちらは雰囲気だけなら最高ですなぁ。
まだ日が出ていない、来たときは「これは、すんごい自然溢れるところにきたな」と思ったのですが、日が登ってみると集落もあり、人の手が入っていて、それほどまではソロ釣りの危険はなさそうでした。
それでいて谷が深いので、悪い意味での人の気配は薄い。
川は落ち込みなどの変化に富んでいて、魚がいそうな気配がプンプン。
こりゃ、釣り師にはよき渓流です。

ただ、それだけに釣り師も多いです。
平日なら釣り師は少ないと踏んでいたのですが、結構、いました。

当日のポイントの様子。「○○を探せ」ではないですが、この写真のなかに釣り師は何人いるでしょう。正解は2名です

そして、釣果はというと……。
ハァ……。
ずっとアタリもないっす。
放流後のはずなのに……。

一服していると、また釣り師がやってきました。
ルアーマンでしたね。
「け、こちとら朝マズメからやっているんでぃ。しかも釣りやすいエサ釣りで」と心のなかで悪態をついていると、な、なんと、サクッと1尾釣り上げました。

20cm超のヤマメだす

うそ~!?
思わず駆け寄って写真を撮らさせていただき、お話をお伺いしました。
「今日は水量が多いからね。こういう日は岩の裏狙いだよ」
う……。意識はしているのですが……。
え、エサなら何がよいので?
「放流もの狙いなので、イクラかブドウ虫かな。あとはアブラハヤなどの小魚を釣って、それをエサにしている人もいるよ~」
いや、俺はすでにブドウ虫で試しているのですが……。
し、しかも、アブラハヤでも釣れそうな気がしていないのですが……。

このときの俺が考えたことは二つ。
「初めてのフィールドなのでバイクで移動して違う場所も試してみようか」と「この写真を自分が釣ったことにしてしまおうか」でした(笑)。
だって、最近、まったく釣れていないので、もう釣り場紹介なのか、沢歩きができる渓流紹介なのか、わからないくらいなのですもの(泣)。

結局、バイクでもう少し下流側に移動してみることにしました。
すると橋があって、その付近も駐車&エントリーができることがわかりました。

こちらも釣りはじめるにはよい場所です

こちら付近の渓相はこんな感じ。

先ほどの場所から水量等、それほど大きな変化はなかったです。こちらも釣れそうでしたが……

結果は変わらずのアタリなしでした……。
こうなったら次回のために情報収集と釣り師にお話をお伺いしたところ、先ほどのルアーマンも含めて釣れいたのは6人中2人でした……。
放流直後で、この渋さでっせ。
なかには、「先週末の放流で、放流日には夕方までに40尾釣っている人もいたから、みんなで放流分はその日に釣ってしまったんじゃない?」という意見も。

今シーズン、俺は5連続の丸坊主です。
関東地方は去年(2019年)の10月の台風でダメージを受けたので、その影響があるのか……。
もしくは、現地の聞き込みでは周りも釣れていないので、俺がことごとくダメな日に釣行しているのか……。

あ、もう一つ、中津川のポイント紹介です。
秩父の市街地から「雷電三高山トンネル(名前がかっこいい)」を抜けてすぐの左側に駐車場があり、ここからもエントリーできます。
俺は心が折れて竿を出しませんでしたが……。

ここもよさげでしたよ

そして、まとめです。
埼玉県の奥秩父の中津川、渓相は抜群によいです。
高速道路を利用しにくいのでアクセスはまぁまぁですかね。
あとは、人気の釣り場ということで釣り師が多い。
なので、腕が大きく釣果を左右すると思います。
エサ釣りの方は放流モノを狙うならイクラもありのようです(俺は現地調達の川虫でも試しましたが、ダメでした)。
入漁料は日釣り券で1,800円ですね。現地付近まで行ってしまうと、あまり売り場がないので、中津川にある程度、近づいたところのコンビニで購入しといたほうが安心かもです。

他の釣り場と同様、「つり券販売所」ののぼりが目印で

採点はあまりに俺が好きな、釣れそうな雰囲気でしたので、実際の釣果はなくとも60点で。
コンディションがよくて、腕があれば、釣れるのではないですかね。
ただ、人気なので基本は放流モノになると思います。

ん~、それにしても俺が釣れていないのに、目前でサクッと釣られると、腕のなさを痛感します。
周りを見る限り、エサ釣り師が苦戦していたので、ルアーやフライも、これからはじめてみようかと思ったのでした。

あ、そして、最後によきお知らせです。
俺と同様、なかなか釣れなくて苦戦していた、本サイトのコラムをお願いしている高村燕月さんがついに念願の一尾を上げたそうです。リンクはこちら(「『水の広場公園(西地区)』はフッコの宝庫?…の巻」)。
ぜひ、ご一読を。

でわでわ~。

投稿者/管理人

※これまでのフィールでレビュー
【渓流】
大血川(埼玉県)
大洞川(埼玉県)
中津川(埼玉県)
高麗川(埼玉県)
神流川(群馬県)
南牧川&雄川(群馬県)
入間川上流部(埼玉県)
横瀬川(埼玉県)
道志川(山梨県)
高尾山付近(小仏川/東京都)
養老川(千葉県)
大丹波川(東京都)
秋山川(山梨県)
串川(神奈川県)
箒川(栃木県)
桂川(山梨県)
渡良瀬川(群馬県)
鮎川(群馬県)

【ワカサギ】
相模湖(神奈川県)
霞ヶ浦(茨城県)
名栗湖(有間ダム/埼玉県)
円良田湖(埼玉県)
芦ノ湖(神奈川県)
高滝湖(千葉県)

【その他】
ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)

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