新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
今回は2025年の一発目の記事で、元日の公開です。
なお、本サイトで2025年のお正月特集として、「モノ」にこだわった記事をまとめて公開します。
バイクはアメブロでご活躍の@ともさんのカワサキNinjaZX-6Rのレビュー、釣りはプロのリール修理士であるピカレスクさんの「プロが選ぶよいリールTOP3」です。
「バイクは車種レビューじゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、バイクも「モノ」といえば「モノ」ですから。
とても大切な「モノ」ではありますが……。
下のバナーをクリックすると記事に飛ぶので、よろしくお願い申し上げます。
そして、本記事です。
どんな「モノ」かというと、やはりバイクで、あらためて俺の今の愛車であるスズキSV650 ABS(以下SV650)のレビューです。
2025年も引き続き、販売されるようですし、俺は3年2万km乗ったので、ここであらためてSV650というバイクを考えてみたいと思います。
それでは~、いってみま~しょう♪
ウリは安さと軽さ~主な諸元~
まずはSV650の諸元から。
詳しくは公式サイトを参照いただくにして、ここでは俺がバイクをチェックする際に気にする項目のみで。
スズキSV650 ABS(2025モデル)
- シート高:785mm
- 装備重量:199kg
- エンジン型式:水冷・4サイクル・90°Vツイン・DOHC・4バルブ
- 最高出力:53kW〈72PS〉/8,500rpm
- 最大トルク:63N・m〈6.4kgf・m〉/6,800rpm
- 燃料タンク容量:14L
- 変速機形式:常時噛合式6段リターン
- メーカー希望小売価格:803,000円(税込)
ちなみに俺のは2021モデルで、装備重量は197kg、最高出力は76.1PS、当時の価格は7858,400円(税込)でした(2022年にマイナーチェンジ有)。

こちらが俺のSV650です。2021モデルですが、カラー以外の外観は現行(2025)モデルと一緒かと
んで、以前、マイナーチェンジ前と後ろで、乗り較べをしたのですが、パワーの違いはほぼほぼ感じませんでした。
中古車を買う場合、年式を判断要素とする方もいらっしゃると思います。
「パワーがあるから2022モデルよりも2021モデルで…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、俺は個人的には少しでも新しい年式のほうがよいような気がします。
ほら、バイクって走っていなくとも経年劣化するパーツはありますから。
ま、これはあくまでも俺の個人的な考え方で、何の責任も負えませんが。
話を諸元に戻すと、SV650の諸元面でのウリは安さと軽さかと。
安さがよいのはあらためていうまでもないでしょう。
俺の間隔では最近のバイクは高すぎる!
バイクに100万円はちょっと……と思ってしまう。
俺はアンチ大型マウント派ですし、「高いバイクに乗るなんて……プッ」とむしとバカにしてやりましょう。
バイクを見栄の道具にするなっての!
↑俺の偏見です……
予算が潤沢なら、余った分はカスタムに回せますしね。
やっぱり安さは正義です。
あと、軽さについては、このクラス(いわゆるミドルクラス)ではずば抜けて軽いわけではなく、まぁ平均的だとは思います。
ただ、大型免許がないと乗れない大型バイクとしてみると、そりゃ、平気で200㎏を超えるリッターバイクよりも軽いということで。
軽いと何がよいかというと、まずはエンジンを切っているとき、それは駐車時なのですが、そのときの扱いがラク。いわゆる取り回しがしやすいということです。
それに、走っていても、とくに街乗りでは軽いほうが走りやすい。
俺はこの3年間、立ちゴケをしませんでしたが、それは軽さのおかげもあるのかなと思っています。
他に客観的に事実として挙げられる特徴には「スズキイージースタートシステム」と「ローRPMアシスト」があります。
どちらも採用されている機能で、「スズキイージースタートシステム」はエンジンをかけるときのセルの回し方です。
これがあることで、ポンとワンタッチするだけでエンジンがかかります。「キュルル」としばらくセルスイッチを押し続ける必要はありません。
おかげでエンジンの始動はかなりラクです。
「ローRPMアシスト」は発進時や低回転走行時にエンジンの回転の落ち込みがないようにサポートしてくれる機能です。
俺的に表現すると、エンジンの回転数が低いときに、エンストしないようにサポートしてくれる感じかな……。あるいは、発進時にさほどアクセルをひねらなくても自動で進んでいってくれる感じというか……。
これもあってうれしい機能です。
これぐらいかな……。
これよりももっといろいろな機能が搭載されているバイクはあまたあるでしょう。
グリップヒーターとか、オートシフターとか……。
そりゃ、そういのもあると便利でしょうが、そうすると価格が……となります。
このシンプルさがよいのですよ。
なんといってもかっこいい~主観のよさ~
諸元で見るよさが客観的なよさなら、続いては俺の主観によるSV650のよさです。
まず、なによりかっこいい!
これは完全に個人の好みですが、俺はこれまでにバイクに乗らない方からも「かっこいいバイクですね」と言われたことが数回あります。
エンジンはVツインとちょっと個性的ですが、全体的に見ると、いわゆる「バイクらしいバイク」といえるでしょう。
こういうのは飽きがこないのですよね。
実際、俺はいまだにふとした時に「かっこいい」と思いますもん。
フォルムはもちろん、カラーもよいのですよね。
俺がここにきて、SV650のレビューをまとめようと思った理由の一つが、2025モデルを見て、「おぉ、今年のカラーもよいね。これは売れるのでは?」から。
青が好きなんすよね。

こちらが2025モデルの「リフレクティブブルーメタリック」です。2025モデルを買うなら、俺はこのカラーの一択だなぁ
あとは足つきがよい(はず)!
「足つきは客観的なのでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、俺は常々足つきは結構、主観的なものだと思っていて……。
だって、一般的には「ライダーの身長は〇〇cm」と身長で評価されがちですが、身長=足の長さではないじゃないですか。
背が低くても足が長い方はいらっしゃいますし、その逆も然り。
本当は「ライダーの股下〇〇cm」と表記すればよいのですが、すると、今度は自分の股下を把握している方が少ない…という問題が生じます。
ま、多くは股下は身長に比例するので、やっぱ身長でよいじゃんとなるのですが……。
俺の場合は俺は背が高くて(182㎝あります)、座高もそこまでは高くないので、足つきを気にしたことがなくて……。
なので、あまり皆様の参考にはならないような……。
ちなみに俺の場合はカカトは地面にべったりで、軽くヒザが曲がります。
公式サイトでデザインを「スリム&シンプル」と謳っていますし、縦に並べるVツインなので(横幅を取らないので)、やっぱり足つきはよいと思いますよ。
もう一つ、良い点を挙げると、シーンを選ばないオールラウンダーであるということ。
車体が軽くて、「ローRPMアシスト」機能を搭載しているので街乗りは得意。それに馬力もあるので(一応、大型バイクなので)、普通に高速道路も苦になりません。
フォルム的にも砂利道程度の悪路はこなせますしね。
尻痛も放熱も気にならない~巷の気になる点の俺の所感~
続いてはSV650の気になる点について。
ここでまず、俺がお伝えしたいのは、俺が3年乗っての感想は気になる点はないということ。
ほんと、よいバイクだと思いますよ。
ただ、巷ではいくつか気になる点が挙げられることがあるようなので、以降はそれについての俺の所感を記します。
尻が痛くなる
シートの形状からか「乗っていると尻が痛くなる」という意見が多いようで……。
この問題については、まず、俺は完全なる純正ではなくて、スズキの純正のオプションのシートでして……。
これはもう納車時からこうです。
シートを換えた理由は見た目と、他の車体と差別化したかったから。
完全純正シートも持ってはいるので、一度、乗り較べてみたのですが、俺はオプションシートのほうが好きです。
完全純正シートは、どうしても尻が前にすべっていって、ライポジが半強制的に決まる感じがして……。
ただ、他のライダーさんにも乗り較べていただいたのですが、その時は振動が少ないから完全純正シートのほうが好きとおっしゃっていましたね。
結局は好みの問題かと……。
あと、この問題に限らず、バイクのレビューはそのレビューをする方の車歴の影響が大きいのではないかと。
俺の場合は一つ前が「乗って30分で尻痛」のカワサキDトラッカーXでしたから、それとSV650を較べると、もうSV650の尻痛問題なんて、まったく気にならない。
結論として、俺の感想は「確かに尻が痛くなるという意見があるのはわかるけれど、俺は気にならない」です。
実際、SSTRもSV650で参加しましたが、尻痛は気になりませんでした。
放熱がすごい
エンジンの放熱がすごくて……という意見も耳にしたことがあります。
乗っていてエンジンが熱いと。
この問題については、俺は微塵も感じません。
以前、本サイトでSV650乗りの方の意見をまとめたことがあるのですが(その記事はこちら)、そちらでも「いや、私も感じませんね」とのことでした。
ただ、そういう意見があるのは事実で、個体差なのか……。
いずれにせよ、繰り返しになりますが、エンジンの放熱問題については「俺はなんで、そういう意見があるのかがわからないぐらい、まったく感じない」です。
カスタムパーツが少ない
カスタムパーツが少ないという意見もあるようで……。
こちらについても、「いやぁカスタムパーツがもっとあるといいのに…」と思ったことはありません。
SV650が登場したのは2016年で、そこそこ売れてはいるわけで、それでカスタムパーツが少ないということはないんじゃないっすかね。
ま、俺がカスタムにさほど興味がないというのが、何より大きい理由だとは思いますが。
車体に迫力がない
これは俺が購入時に気にしたことです。
ほら、せっかく大型バイク(俺はメディア造語が好きではないので「ミドルクラス」という言葉は回避させていただきます)に乗るなら、車体に迫力があったほうがよいじゃないですか。
この問題については、今はあまり意識していません。
んが、横にバイクが並ぶと、400㏄、場合によっては250㏄でも、そちらのほうがご立派と感じることはあります。
これはしょうがないっすね。
なにせSV650本人(公式サイト)が「スリム&シンプル」と言っていますから。
車体の迫力と引き換えに「軽さ&スリムさ」があるということで。
とくに旅好きの方はぜひ~まとめ~
おっとSV650を語るうえで、大切な要素の説明を忘れていました。
それは燃費です。
これまた、あくまでも俺の場合ですが、街乗りならだいたい200㎞が目処。
給油が必要な頃合いになると、インパネの給油必要ランプが点滅するので、そうなったら給油……という感じですな。
燃費は街乗りでだいたい20km弱/1Lです。
これが高速道路やストップ&ゴーが少ない道なら1.5~2倍で燃費はよくなります。
今(2025年1月現在)のガソリン価格なら2千円でお釣りがくる感じです。
結局のところ、SV650に3年2万km乗ってのレビューはあまりいうべきことがないのですよね。
だって、普通に良いバイクなんだもん。
とくに大きな車体トラブルはなく、素直で元気な子です。
購入を迷っている方にアドバイスするなら、まず「カッコいい」と思ったら買いでしょう。
カッコいいと思うバイク、好きなバイクに乗るのがよいっ!
あとは、Vツインのよさがありますかね。
シングルほどの鼓動感、マルチのような加速感や回す楽しさはないかもしれませんが、その中間的な良さがあります。
ある程度の鼓動感があり、ある程度の回す楽しさが味わえると。
バイクならでのはエンジン形式というのもよいっすよね。
それと、向いているバイクライフのスタイルは、どちらかというと街乗り重視派かと。
あるいは、どこかに行くこと、バイクに乗ることを重視する旅行好きではなく、あるいはツーリン先で街を巡りたいという旅好きに向いていると言いますか……。
もちろん、先に触れたように俺はSV650はオールラウンダーと思っているので、いろいろなニーズに対応できるとは思いますが。

大型バイクのなかではトップクラスで街乗りに向いているのでは?
最後にこれからSV650を購入しようという方にコメントを送るなら、タンクカバー、インパネの保護フィルムは初期から装着したほうがよいかも。
気にしない方は別によいとは思うのですが、タンクもインパネも結構、小傷がつきます。

これは俺のSV650のタンクの小傷です。側面も傷がつくのですよね…
例えばこんなのがよいかも(イメージが湧きやすいようにアマゾンアソシエイトを利用しますが、別にこの商品でなくともよいです)↓
それとメットホルダーはバイク乗りによっては必需品となるので(少なくとも俺には必要です)、付けるなら早めがよいかと。
例えばこんなのがよいかも(イメージが湧きやすいようにアマゾンアソシエイトを利用しますが、別にこの商品でなくともよいです)↓
こんな感じですかね。
大晦日の一気書きにつき誤字等は申し訳ないです。
この記事は動画もあります↓
何か御質問があればコメント欄にお願いします。
でわでわ~。
投稿者/管理人