釣り/釣り人目線の『池の水を抜く』

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最近、人気のテレビ番組『池の水をぜんぶ抜く』。
魚が登場するので、
ついつい見てしまうアングラーも多いのでは?
俺も、その一人で楽しく見ているのですが、
思うのが「在来種=善、外来種=悪」という構図はどうなの?ということ。

アングラーにとって、
外来種というとすぐに思いつくのが、
ブラックバスブルーギルあたりかと……。
「外来種=悪」だと、極論するとブラックバスなど根絶やしにしてしまえということになる。
するとバサーは悲しい……。

いや、生態系を守ろうというのは、
よく理解できるのですが、
持ち込んだのも人間であり、
増えたからといって徹底的に駆逐しようというのは、
あまりにも勝手かと。

あ、ここは俺は俺個人のブログではなく、
情報をお知らせするようにしているので、
情報として言葉の説明を。
辞書では
「在来種=ある地域に古くから存在する生物種」、「外来種=海外から国内に導入されることによりその本来の生息地又は生育地の外に存することとなる生物」です。
「いつからいれば在来種」というのは明確になっていません。

渓流釣りの世界では、
ヤマメやイナワなどの在来種を「ネイティブ」、ニジマスなどの外来種を「ワイルド」と表現することがありますね。
たとえ、その地で孵化して育ったもので、ニジマスはネイティブにはならないと……。

ん~、はっきり言って
先住者を盲目的に擁護する気は俺にはわからないし、
デビルマンいわく「力の強いものが、強いからといって弱者の命を、権利を奪ってよいはずはないのにな……」だと。
日本人だって、もとはといえば、大陸由来だから、俺達だって地球の歴史から考えると外来種かと……。

あ、言いたいのは
相変わらず、結論はないけれど、
条件反射で「外来種=悪」と決めつけるのはどうなの?ということでした。

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