本記事、もともとは「横瀬川」でレビューしていたのですが、管理人の勘違いで正しくは「高麗川」でした。
誤りを訂正させていただくとともお詫び申し上げます。
なので、高麗川として記事を再録させていただきます。
さて、秩父は人気のツーリングポイントですね。
都心から程近く、走りも観光も楽しめますから。
先日、俺もいったのでツーリングレポートをアップしました(記事はこちら)。
そのときの目的の一つは、バイク神社・小鹿(おが)神社だったのですが、その近くに川があるので、思わず竿を出してみたんす。
あ、今回のフィールドレビューは千葉の養老渓谷(記事はこちら)、東京の高尾山付近(記事はこちら)に続いて、自然が楽しめる有名観光地で渓流魚が釣れるのかの検証の第3弾です。
話を戻すと、小鹿神社のそばを流れる川は赤平川というそうです。
事前調査では「ヤマメが釣れる」という情報もありました。
行ってみたところ、エントリーはラクチン。バイクで川原まで降りられました。
持参したブドウ虫をエサに竿を出してみると、すぐにアタリがありました。
いつものアブラッパヤではないし、養老渓谷のときのオイカワとも違う。
もちろん、ヤマメにはほど遠い……。
な、名前がわからん。
まぁ、ヤマメはいなさそうだし、この日はツーリングがメインなので、早々に切り上げました。
ところで、秩父ツーリングは、高速を使ってもよいのですが、多くの方が国道299号を使いますよね。
ちょっとしたワインディングで走っていて気持ちがよいし……。
この国道299号は基本的には川沿いの道路です。
その川が高麗川で、正丸峠を越えると(正丸トンネルを抜けると)横瀬川。釣りに興味がない方は「あぁ、川沿いで、風が気持ちよいなぁ」という感じでしょうが、釣り人となると、「こ、この川は釣りができるのか?」と気になるものです。
少なくとも、このツーリングのときの俺がそうでした。
じつは、かなり前に横瀬川では竿を出したことはあるんす。
そのときのメモによると、「ヤマメがよく釣れた」と書いてありました。
ただ、横瀬川といっても脇道を入ったところの支流だった気が……。
確か、入漁券の現地売りの見回りの方が来たのも覚えています。
まぁ古い記憶なので、あらためて釣りに行ってみようと思ったんす。
一昨日のブドウ虫も残っているし、こないだ買ったばかりのロッドも試してみたいしで(先日の赤平川は予備の竿を使いました)、本日、行ってきました。
(このときは横瀬川と思っていましたが、正しくは高麗川でした。以下は修正も含めて……です)
川越市民の俺としては、高麗川はかなり近い。
バイクで1時間はかからないです。
それで油断してしまいました。
いつもは寝ないで夜中に出発するのですが、今日は「仮眠しとこ」と思って布団に入ったところ、起きたのは4時半!
そこからサクッと準備はしたものの、出発は、本当なら現地に到着していたいマヅメどきでした。
でも、今日は曇りで、日の出がはっきりしなかったので、「遅刻したぁ」感はあまりなかったです。
5時45分くらいには着いてましたね。
国道299号にはエントリーできる場所が点在しています。車の駐車は大人の駐車になるようですが、エントリーはハシゴやら、川岸まで坂になっているところがあるので、ラクはラクですね。
現地の様子はというと、さすがツーリングのメッカ。
朝早くでもバイクは結構、走っていました。
関東近郊の方は、ぜひ走りにきてください。
俺は吾野トンネルを越えたところで、野生の勘を頼りに(まぁ適当に……です)、バイクを停めてエントリーしました。
…………。
この名前のわからない魚、とりあえず俺は「秩父君」と名づけてみました(横瀬川のほうが秩父に近いのですが、ここはそのまま秩父君で)。
エントリーしたところから釣り上がったり、釣り下ったりしてみましたが、釣れるのは「秩父君」ばかり。
この国道299号沿いの高麗川、一応、入漁券は売っているし、走っていると「渓流魚」が釣れそうな感じはするのですが、いざ実際に釣りをしてみると、「ちょっと渓流魚はいなそう」という雰囲気。
川遊びをしているファミリーもいたりで、ヤマメ、ましてやイワナは難しいみたい……。
俺は、この場所を見切って、かつての記憶を頼りに支流に入ることにしました。
ウェダーを履いてのバイク移動です。
ちなみに、「ウエダーを履いてバイクに乗れるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれないので、その疑問にお答えすると、答えはイエスです。
まぁ、何かゴワゴワするし、ギアチェンジはしにくくなるしで、乗りにくいっちゃ、乗りにくいですね。モノグサな俺でも自宅から履いていこうとは思いません。
あと、国道299号はツーリングの有名道路なだけに、対面のライダーと手を挙げたりと挨拶をするのですが、ウェダーを履いていると、誰も挨拶してくれなくなります。
ツーリングに来たライダーではなく、「バイクに乗った変な人」と認識されるようです(笑)。
それで、またも野生の勘と、今度は古い記憶もちょっと頼りに、支流に向かいました。
支流なので、水量はグッと少なくなり、小渓という感じです。
こういうところ、久々なので、「オラ、ワクワクしてきただぁ」でした。
またも、竿を出してすぐにヒットしました。
…………。
ここでも「秩父君」。
移動してもダメですか……。
水がきれいで魚も見えるのですが、釣れるのも、歩いていて目につくのもほぼほぼ「秩父君」ですね。
水中撮影もしてみました。
もう少し上流にいけばなんとかなるかも……と、釣りあがったところ……。
ガツンとアタリがっ!
つ、ついに来たかっ!?
…………。
↑その後、記事をご覧いただいた方からご指摘があり、カワムツだそうな……。以下修正しました
カワムツが泳ぐ川にはヤマメはいないっすよなぁ(渓流は魚は棲み分けていて、基本的に俺が釣りたいヤマメやイワナはカワムツよりも上流にいます)。
それでも、もう少し……と投げてみたところ、
またもアタリが。
しかも引きが強い。
あげたら、ヤマメでした。
やたっ!
喜んでいたら、上のボサに絡まって、魚が宙吊りに。
ヤマメの掛かったラインをひっぱって、なんとかゲット。
ここにはカワムツしかいないと思っていたので感動です。
もうちょっとやってみようかと思って、絡まった仕掛けを確認すると……。
デビュー戦なのに…………。
ロッドの予備はないので、ここで終了。
最後に、この日は入漁券を買っていなかったので、後付で購入しつつ、「高麗川で渓流魚は釣れるのか?」の現地情報を仕入れました。
まず、入漁券は日券で1,000円。
放流は稚魚はすれども、成魚はしていないと。
ヤマメやイワナを釣りたければ「とにかくマズメ」とのことです。そこをはずすと、やはりカワムツだけになると。
魚影は濃くはないけれど、マズメどきなら、結構、釣れるとも言っていました。
今回はなんとかヤマメが釣れましたが(支流ですが)、
まぁ、俺の印象しては、マズメでも国道299号沿いの高麗川は厳しいと思いますよ。
評価は100点満点で60点。
近くに住んでいる埼玉県民ならアリかと。
都内からだと、わざわざ渓流釣りのためにここに来るのは、ちょっと……。それこそ、秩父観光のついでならよかでしょうね。
長くなってもうた……。
でわでわ~。
投稿者/管理人
追記
後日、入漁券の販売者の方の「とにかくマズメ」という言葉、検証してみました(記事はこちら)。
果たして、その真偽は……⁉
【フィールドレビューのバックナンバー】
【渓流】
●中津川(埼玉県)
●高麗川(埼玉県)
●神流川(群馬県)
●南牧川&雄川(群馬県)
●入間川上流部(埼玉県)
●横瀬川(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【ワカサギ】
●相模湖(神奈川県)
●霞ヶ浦(茨城県)
●名栗湖(有間ダム/埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)