【日光】「世界遺産・東照宮の目前で渓流魚が釣れるのか」を検証してみた【大谷川】

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今回は渓流フィールドレビューです。
え~と第21弾になります。
まず、目指したのは川ではなく、日光という場所でした。
新型コロナウイルス感染症の拡大予防に関係する緊急事態宣言の解除を受けて、「これはもう久々に地元の埼玉県外に行くしかない」と思ったんすよね。
それで、なんとなく栃木県がよいかなと思い、栃木県の渓流釣りが楽しめるところを検索したら日光付近がヒットしたので。

なんとなく……でいえば、俺は検証シリーズも続けているので、「どうせ日光に行くなら、あの東照宮のすぐそばでも釣れるかどうかを検証してやる」と、なんとなく決めたのでした。

あ、検証はしますが、それがメインではないです。
日光付近の渓流釣り場といえば俺は鬼怒川のイメージしかなかったのですが、ネット情報では大谷川がよいとのこと。
大谷川……、これは「だいやがわ」と読みます。
ダイヤ……、キラキラと輝く宝石のようで素敵じゃないですか。
大谷川は、それこそ東照宮の目の前を流れているのですが、釣り場としては、もうちょい上流部が実績があるということで、まず、そこを目指しました。
参考にしたサイトはこちらです↓
※参考サイト/日光鱒釣研究所
大谷川(だいやがわ)

さて、当日、相変わらずの朝マズメ狙いで26時(午前2時)の出発です。
今回もバイク釣行です。
バイクでは俺はナビを使いません。
どうするかというと、なんとなくの道すじを覚えていくのです。
このときは「日光は宇都宮インター経由で行くのね」と覚えていきました。

ところがです。
まず地図をご覧あれ。

地図だと宇都宮インターで分岐する感じがしません?
ですが、実際は一度、東北道を下りるかたちになります。
下りて日光宇都宮道路(有料道路)に入るんす。
それを知らなかった俺は「分岐、分岐」と出口である宇都宮インターをスルー。
高速で下りるべきところで下りられなかった場合の虚無感たらありません。

まぁ、8kmくらい先の上河内SAでETC専用の下り口があって、それほどダメージは大きくありませんでしたが、ナビがないのがたたって、そこからも迷いに迷って余裕で朝マズメをはずしてしまいました。
しかもガソリンもなくなって……。
田舎は怖いっすよ。
未明時はガソリンスタンドがやっていないのですもの。

前置きが長くなりました。
ガソリンがないので、もうウロウロできず、土地勘もまったくない俺が野生の勘で「大谷川で渓流釣りをちゃんとするならここ」と決めてエントリーしたのは大日橋(だいにちはし)付近です。
時間は午前6時くらいでしたかね(日の出は午前4時半くらい)。

この大日橋、おもしろいっすよ。
バイクでは渡れないそう。

俺が心のなかで「自転車はどうなんじゃい!」とつぶやいたのはいうまでもありません

ちなみに、「どんな橋?」というと、こんな橋です。

アジのある橋です。観光によいっすね

それで、「大谷川ってどんな川?」というと、大日橋から見ればこんな川です。

川幅が広い、本流的な川ですな

渓流魚がいてもおかしくない感じですが、釣り人はいませんでした。
この川、人工的にせき止めてあるところが点在しています。

すんごい、横幅が広いっすよ。いそうなんすけどね

こんな感じです。

けっこう、小さな堰堤が点在しています

大日橋から釣り上がっていきましたが、アタリはまったくなし。
初めての川で釣り人もいないと、「この川に魚はいるのだろうか」と不安になります。
やがて大きな滝があって、釣り上がりはそこまで。

「ダメかぁ」と竿を出しながら、もとの場所に戻っていくと、途中で釣り人を発見しました。

よかった。釣りをしてもよい川なので(日釣り券を買っているので当たり前なのですが)

初めての場所なので、もちろん情報収集です。
俺「こんにちは。全然ダメなんすけど……」
釣り人「あらら。自分は来たばかりです」
俺「大谷川は釣れると聞いてきたんすけど、この場所で合ってます?」
釣り人「うん。合ってます。ここらへんは放流もしてます。自分もこないだは釣れましたよ」

そうなんすなぁ。俺の腕が足りてませんか……(泣)。
好き好きなんすけど、俺は渓流釣りで、こういう川幅が太い、本流的なところってあんまり好きではないんすよね。
あまりにチャラ瀬もイヤだけど、もうちょい沢っぽいところがよいっす。
あと、ここは藻が多いです。
途中で川虫を獲ろうと思ったのですが、網には、かなりの藻が入ってきました。

これは水中写真です。水中はこんな感じで藻の天国です

エントリーした場所に戻って終了。
結果、アタリもなし。
10時を回って、ガソリンスタンドも営業開始なので移動っすな。
俺のなかでは「では、東照宮の前で釣ってみましょうか……」となりました。
この大谷川は東照宮の真ん前も流れています。

そして、東照宮へ。
下の写真の神橋は東照宮からほど近い、歴史がある橋で、こちらも世界遺産に指定されているとのこと。

赤くて美しい橋です。

繰り返しになりますが、この神橋の下を流れているのは大谷川です。
俺がこの日に入渓して丸坊主だった川の下流側っすな。

さて、検証……。
谷が深いっす。
こりゃ、釣り自体無理かな……と思ったのですが、よく見たら、川に下りている人がいます。
釣りをしているかどうかはわからなかったけれど……。

んで、周囲を確認すると、入渓できる道らしきものを見つけました。
「ここで釣りをしてもよい」という確信が持てないので、詳しくは記しませんが、階段的な人工物もあって、ちょっと渓流釣りをやったことがある人なら、簡単に川までは下りられます。

さて、ここで釣れるのか……。

下(川岸)から見る神橋です

竿を出してはみたもののアタリはなし。
あと、水量が多いのと、下流側は滝になっているので、移動できる範囲がかなり限定的です。
「さっき人は見たけれど、ここで釣りしてよいのかなぁ」という思いと、「そもそも神聖な場所だしなぁ」という思いで、早々に退散。
一応、検証はできたということで、ご勘弁を……。
「東照宮の目前で渓流魚は釣れるのか」の検証結果は「釣れない」でした。
いや、俺の場合は……ですけどね。

今回のまとめです。
大谷川になります。
管轄は栃木県鬼怒川漁業協同組合で、日釣り券は1,500円。
本流ということで、川幅広しで水量は多め(時期によるでしょうが)。
俺の評価は100点満点で10点。
アタリもなかったっすからね。
俺がエントリーした大日橋付近のアクセスについては、日光宇都宮道路(有料道路)の清滝ICを下りてすぐということで悪くはないっす。
ただ、駐車場は確認できなかったですね(付近は駐車はできないことはありませんが、自己責任状態です)。
ここでも釣りにならないことはないし、本流好きの方はチャレンジしてみてもよいでしょう。

俺がエントリーした大日橋はこちら↓

なお、大谷川はさらに下流に移動して今市地区も渓流釣り場として有望ということです。
※参考サイト/栃木県鬼怒川漁業協同組合
大谷川解禁日速報(2020年)

さて、この日はひと通りの釣りが終わったのは午前11時くらい。
せっかく日光まで来たのに時間があります。
「鬼怒川にでも行ってみるか」と移動することにしたのでした。
その様子は次回で。
ちなみにちゃんと釣りましたよ。

でわでわ~。

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