【自サイトを】円良田湖でワカサギを釣る!2020【検証】

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いやぁ、だいぶ寒くなってきましたね。
この歳になると寒さが身に染みまして、もう、ぼちぼち激サムのなかをバイクで走るのがツラい……。
ただ、今年(2020年)に関していうと、12月半ばでもギリギリそこまでは寒くない。
朝でも吐く息が白くならないくらい……。
今シーズンラストのワカサギにいっとくか(友だちと行くのは除く)。
そう思った俺は、そこまで寒くはないといっても遠出はツラいということで近場の円良田湖に行くことにしました。
基本、俺は同じフィールドにはいかない主義で、円良田湖には行ったことがあるのですが、たまには自分のレビューの検証もしてみたいし……。
というわけで、今年、ラストのフィールドレビューはワカサギで円良田湖です。

前回の振り返り

まずは前回の円良田湖へのワカサギ釣行を振り返ります。
前回は去年(2019年)の11月上旬に訪れています。
ここはボートもできるのですが、俺は桟橋でした。
当時は新聞かなんかで「1日1000匹釣れた」という情報があって、「それなら俺でも釣れるべ」と足を運んだのでした。

んで、結果はというと、ギルやテナガエビ(!)が釣れるもワカサギはゼロ。
評価は100点満点で30点となっとります(そか、当時は100点満点評価だったか)。
あとは、そのときは現地の常連さん情報で、底よりも中層狙いがよいとのことでした。

はたして、「ワカサギの魚影は薄い」「桟橋なら中層がよい」という俺のレビューはあてになるのか……。

いや、そりゃ釣れたほうがうれしいけれど、入れ食いだったりしたら、俺のレビューが嘘ということになるので、それはそれでイヤだなあ。
はたして、その答えは!?

前回、俺はギルを釣っていますね。ワカサギの仕掛けで。アタリもはっきりしていて、ワカサギよりも引きは強いので、これはこれで楽しいのですけれど、食べられないからなぁ(いや、食べたければ食べてもよいのでしょうが)

※ちなみに前回のレビューはこちら

釣り人目線の円良田湖とは

一応、円良田湖とは、どういう湖か、おさらいしておきますか。
所在地は埼玉県寄居町で高速道路を使うなら関越自動車道路の花園IC下りっすな。
下りてからは7kmくらいなので、都心からも行きやすいかと。
釣りでは、まずワカサギは有名で、しっかり放流もしています。

円良田湖は埼玉屈指のワカサギ釣りの名所とされていて、のぼりもありまっせ

ワカサギ以外ではヘラブナの釣り場としても広く知られています。
あとは、去年、俺が釣ったようにギルやテナガエビがいて、お馴染みのヨシノボリ系の魚もいます。
バスをやっている人はみないっすね。禁止かも(いや、わかりませんが)。

しっかり管理されている湖で、訪れたら、まず遊漁券を買うのが基本かと。
事務所は湖につながる一本道をのぼるとするぐにあるので、迷うことはないでしょう。

事務所はこの建物です。ちなみに仕掛けやエサは売っていないので、必ず持参しましょう

日釣り券は桟橋で朝からやると2,100円
まず、これが高いっての!
相模湖なんて800円でっせ。

ただ、11時をすぎると1,100円になるのですよね。それくらいからはじめるのもありかも

ボートも借りられるますし、桟橋は3カ所あります(いずれも事務所から徒歩圏内)。
駐車場も完備で、トイレも、手を洗う場所もあります
そういう点では利便性はバッチリかと。

トイレも完備でっせ。そういう点ではよいフィールドっす

あ、ただ、近くにコンビニはないので、その点は要注意です。
食堂系は……、あ、チェックしなかった。
グーグルマップで調べる限りでは近くにないので、ずっと釣りをしたい方は食べ物は持参したほうがよいっすなぁ。

他には……。
そういえば今回も俺はソロで、現地でいろいろな方と話したのですが、他のフィールドにくらべると、「初めてここにきた」とか「ひさびさにきた」とか、ビジター的な方が多かったすね。
そういう意味では、俺のような流浪のワカサギ師はもちろん、「初めてワカサギをやる」という入門者の方にもよいかもしれないっすね。
桟橋は安全で、のんびりできますし

※円良田湖はこちら↓

当日の釣り

現地に着いたのは午前8時くらいでしたかね。
管理事務所の方によると、「最近は桟橋なら奥のほうがよいみたい」ということだったので、奥の桟橋にいきました。
ここの桟橋はなかなかの長さ(30mくらいですかね)なのですが、その手前側(事務所側)で出してみることにしました。

え~と「梨の木有料桟橋」という桟橋でした

さて、今日はどんな仕掛けでやろうか……。
中層狙いを検証するため、フロートでやろうかしら……。
ゴソゴソ準備をしていると、隣に3人組のオジさんたちがやってきました。
聞くともなく会話を意識していると、「ここは竿は2本までしか出してはいけないのだって。事務所で念を押されたよ」と。
「そうなんすか!?」
いきなり、会話に加わってしまった俺。だって、知らなかったんだもん。

となると……。
まずは、安定のリール竿仕掛け。これはやっすいロッド&リールにワカサギ用の仕掛けをセットして投げる釣りです(おもりは普通のワカサギ用のものを使用)。当然、底付近狙いになるのですが、これはほぼ必ず、何かしらの魚を釣ってくれます。

もう、1本は……。
相模湖スペシャル」でいくことにしました。
これは今年(2020年)、相模湖の桟橋でワカサギ釣りをしたときに教えてもらったもので、針が20本、長さが3.5mの仕掛けを使います。

これが仕掛けで、相模湖の湖畔にある『五宝亭』で売っています

仕掛けが3.5mということは、ロッドもそれなりの長さが必要で、俺はチヌ用3.3mのものを使っています。
これが何がよいかというと、まず、細かい調整をしなくても、それだけ幅広いレンジを探れます。
あとは「20本も針があるとエサをつけるのが面倒でしょ?」と思うでしょうが、エサをつけるのは底のほうの数本で、そのほかカラ針です。針がただの針ではなくなく、なんとな~くエサのように見える工夫が施されているんすよね。なので、むしろラクなのです。

相模湖スペシャル」というのは、もちろん俺が勝手にそう呼んでいるだけなんすけど、導入以来、じつはまだ、この仕掛けで釣ったことがない!
ボートでもできないことはないのですが、3mのロッドを扱うのは少し手間なので、こういうある程度の深さがある桟橋こそがぴったり。
「相模湖スペシャル」でワカサギを釣る!
これも今回のテーマの一つだったのですよね。
この桟橋付近の深さはだいたい5~7mなので、この仕掛けなら、おもりを底につけても、上のほうは中層付近になりますし。

説明が長くなりましたが、さぁ釣りまっせ。
エサは持参したサシです。

釣りはじめると、すぐ隣の三人組の一人がワカサギを釣りました。
タナを聞くと、底付近とのこと。
あら、去年と違う。

俺もなんとなく「相模湖スペシャル」を巻いてみると……。

おぉ! 円良田湖で釣った初めてのワカサギ!

やた、釣れた!
底近くのエサをつけた針にヒットしていました。
いや、アタリもヒキもなかったのですけれどね(ロッドが3mもあるので、大味なんす)。
折角なのでカラ針ならもっとうれしかったけれど、とにかく「相模湖スペシャル」で初のワカサギ。
それに俺にとっては円良田湖で初のワカサギでもあります。

そうこうしているうちに、安定のリール竿仕掛けにもアタリが。

おぉ、こちらはダブルでっせ!

なんか順調っすなぁ。
じつは円良田湖は渋くなかったと!?

ただ、入れ食いというほどではなくて、散発的にアタリがある感じ。
途中で、3人組以外の釣り人(以下Aさん)ととも仲良くなって、ちょくちょく様子を見にいったのですが、その方いわく「なんか、ここのワカサギは群れではなくて、個人行動をしているみたいだね」と。

さて、俺は熱心の釣り人ではないので、ワカサギでは置き竿にして、一服したり、スマホでゲームをしたりということも多いのです。
この日も置き竿で読書をしていると(いや、こののんびりがよいのですって)、「相模湖スペシャル」にアタリが。
巻いてみると上のほうのカラ針にワカサギがのっていました。

やたぁ、中層のカラ針でゲットだぜ!

これで、今日、やりたかったことはやりつくしたような……。
アタリも減ってきたしなぁ。
ちょっと移動でもしてみようかと、俺はAさんを誘って、同じ桟橋内で、事務所から遠い側の先端に移動することにしました。
そちらは、ここと違って日が当たっているし。

さぁ、ここではどうか

……。
ダメだ。
午後はパッタリでした。
移動も失敗だったかなぁと、三人組のほうに戻ると、ちょうど魚と格闘しているところでした。
「な、なんですの?」
「多分、ヘラ」
しばしの闘いのあと、みごとに取り込みました。

ニゴイとかは多いっすけど、ヘラがワカサギの仕掛けに掛かるのは、俺は初めて見ました。それにしても、この大きさよ

いやぁ、よく取り込みましたね。
戻ると、Aさんが「ワカサギ、1尾釣れたよ」と。
よ、よし、俺も最後にもう一尾。
リール竿仕掛けで、投げずに近場に落としてシャクリ。すると、掛かりました。

ラストの1尾。ところで釣ったワカサギの写真て絵ズラが変わらないですよね……

結局、この日の釣果は15匹くらい。

この日の俺の釣果です

ワカサギにしては大漁にはほど遠いけれど、魚探もなくて、桟橋なら、こんなもんじゃないですかね。
ちな、Aさんや三人組を含めて、この日、同じ桟橋で釣っていた方の釣果はだいたい10~20匹でした。

円良田湖のワカサギ釣りの個人的な再評価

そして、円良田湖の俺の個人的な評価です。
先述の通り、去年もレビューしたので再評価になりまする。
かなり見方が変わって、評価は★★★☆☆(星5満点で星3)
普通にワカサギが釣れたので、評価はアップです。

都心からのアクセスのしやすさや利便性などが、この円良田湖のよいところで、遊漁料の高さや、そうはいっても魚影がボチボチなのがマイナス要素です。
まぁ、普通にワカサギ釣りを楽しめるフィールドで、やはりワカサギ入門者にもよいかと。

んで、俺のレビューの検証ですが、前回の記事はさほど参考にならないことがわかってしまいました。
全然釣れなかった前回とは違い、しっかりワカサギが釣れましたし、この日は中層ではなくて底で釣れました(三人組の一人がフロートでやっていたのですが、そちらのほうはさっぱりだったようです)。
あと、前回釣れたワカサギ以外の魚はまったく姿をみせずに、俺に関しては釣れたのワカサギオンリー。

この違い、何なんでしょうね。
少し時期がずれていて、今回のほうが1カ月ほど遅いのですが、それも理由の一つかもしれません。
でも、ここのワカサギの解禁日は11月1日で、解禁後すぐにバンバン釣っている記事もあります。

結局、川と同じで、湖も生きているのだというのが俺の現状の結論です。
すると、同じフィールドには通わない俺のレビューなんぞ、何かの役に立つのかとも思うのですが、そこはまぁ「そういうコンディションの日もあるのだ」とご容赦を。
行って釣りをしていることは事実なので。

やってみないとわからない。
それが釣りなのです。

でわでわ~。

投稿者/管理人

フィールドレビュー/これまでのワカサギ釣り】
奥多摩湖(東京都)
霞ヶ浦・土浦港付近(茨城県)
牛久沼(茨城県)
津久井湖(神奈川県)
名栗湖・桟橋(埼玉県)
油井ヶ島沼(埼玉県)
浦山ダム&合角ダム(埼玉県)
相模湖・勝瀬観光桟橋(群馬県)
榛名湖(群馬県)
相模湖・小川亭桟橋(神奈川県)
霞ヶ浦・霞ヶ浦大橋南東部(茨城県)
名栗湖・橋の上(有間ダム/埼玉県)
円良田湖(埼玉県)
芦ノ湖(神奈川県)
高滝湖(千葉県)

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