【メバリング】離れたところに灯りがあれば期待大【y-kamiさん】

この『趣味人に聞く』は本サイトの人気コーナーです。
バイク編では都道府県別に全国各地のおすすめツーリングポイント、そしてこちらの釣り編ではターゲット別に狙った魚を釣るためのコツを中心に紹介しています。
今回のテーマは人気のメバリング(メバルをワームや小型プラグなどのルアーで釣る釣り方)です。
ナビゲートはブログ「うみへかわへさかなつり」が人気のy-kamiさんにお願いできました。
きっと、この記事を読めばメバルが釣れまっせ。

取材・文/管理人 写真はy-kamiさんのブログからの転用です。無断転載は禁止とさせていただきます。

渓流の禁漁期に海釣りをスタート~これまでの釣りライフ~

よろしくお願いします。y-kamiさんは富山県在住なのですね。
「よろしくお願いします。そうです。ターゲットを問わず、川でも海でも、富山県内を中心にいろいろな釣りを楽しんでいます」

y-kamiさんブログは2005年にスタートしていて、もう15年以上になります。すごいです。
「何せ釣りが好きで、よく釣りにでかけますから、書くことには困りません」

そもそもy-kamiさんが釣りをはじめたきっかけは?
「子どものころ、毎年、能登の母親の実家へ行っていたのですが、そのときにじいちゃんに海へ夜釣りに釣れていってもらっていました。何を釣ったかは覚えてはいませんが、魚を釣った喜びはしっかり記憶しています。一時、釣りから離れていたのですが、能登での喜びが自分のなかに残っていたのでしょう。社会人になって渓流のフライフィッシングにハマりました。ただ、渓流は晩秋から翌春までは禁漁で釣りができません。それで、そのあいだは海に行くようになり、今に至ります」

y-kamiさんはいろいろな釣りを楽しんでいます。最近(2020年11月24日)ではタコも(写真はy-kamiさんのブログより)

俺の勝手なイメージですが、富山はよく釣れそうです。
「私は主に県内で釣りをしているので、他の地域との比較は難しいのですが、話を聞く限りではよく釣れるほうだと思います。例えば毎年ゴールデンウィーク前後にはショアからよいサイズのアジが釣れます」

味はアジがよいので(いや、ダジャレで失礼)、うらやましいです。
「ですよね。それで、例年は大きくても尺(30cm)前後なのですが、ある年、35cm前後のアジが入ってきました。釣れるアジのほとんどが尺オーバーで最大37cm、短時間でクーラーボックスに入らないくらい釣れました。これはすごく印象に残っています」

y-kamiさんはルアーですよね?
「はい。そのときは水深5mほどのポイントで、1gのジグヘッドに2~2.5インチのワームを使いました。釣れるのはボトム付近のフォールのみでジグヘッドを1.5gにすると、まったく釣れなくなりました。それで再度1gに戻すと反応があって……。その日の状況に応じたアジングのフォールスピードの重要性を感じたものです」

y-kamiさんはアジもよく釣っています。アジング(ルアーを使ったアジ釣り)も楽しそう(写真はy-kamiさんのブログより)

繊細なんすなぁ。そんな大の釣り好きにお伺いしたいのはメバリングです。人気の釣りなので、ぜひ、コツを紹介していただきたいのです。っと、その前に、あらためてy-kamiさんがお考えになるメバリングの魅力を教えていただけますか。
「たくさんありますが、一つ、挙げるとすると、晩秋~初夏と長い期間、季節に応じていろいろな狙い方ができることです。仕事帰りの漁港内でのチョイ投げから、休日のサーフのストラクチャー周りの大物狙いと、ひと口にメバリングといっても、いろいろなシチュエーションの釣りができます。また、わりとシビアなアワセや掛けたあとの潜られないようにする駆け引きも、たまらなく楽しいですね

冬も楽しめるということで、まさにこの時期の記事にピッタリ。それではコツをお願いします
「わかりました。自分流になりますが、皆さまの参考になれば……」

さぁさぁ、メバルを釣るコツです。こちらはy-kamiさんが釣った23cmほどのメバルです(写真はy-kamiさんのブログより)

基本的には表層から中層を狙う~釣るコツ~

では、y-kamiさん流のメバリングのコツです。まずはお使いのタックルから教えていただけますか?
「はい、現在、使っているのは次の通りです」
・ロッド:ヤマガブランクス/ブルーカレント73TZ

※管理人より/ここからタックルについては写真での紹介も兼ねてアマゾンのアフィリを利用させていただきます。ただ、アマゾンは釣り具については番手もピッタリのものはないことが少なくないのですよね……。こちらも番手違いで85TZです

・リール:ダイワ/セルテート2000番(2世代前のもの)

※管理人より/こちらもy-kamiさんがお使いのものとピッタリではないですが、セルテートということで。セルテートは人気のリールっすなぁ

・ライン:バリバス/アバニ ライトゲーム スーパープレミアムPE0.3号(リーダーはフロロカーボン1.5号)

※管理人より/ふむふむラインはPEでリーダーはフロロなんすなぁ

・ルアー(プラグ):ルーディーズ/メバミノー

※管理人より/メバル用のミノーで、メバミノーとはなんと短絡的な……ゲフゲフ。ミディアムシンキングとフローティングがあるようなので、状況に応じて使いわけっすなぁ

 ラッキークラフト/ワンダー60(もしくは50)

※管理人より/商品説明によると「元祖シンキングペンシル」とのこと

・ルアー(ジグヘッド):
 マスタッド/フィネスジグヘッド1.5g~2.5g 

※管理人より/ついにアマゾンでは見つからずに楽天に……

 ODZ/ラッシュヘッド1.5~2.5g

※管理人より/そして、こちらがラッシュヘッドです

・ルアー(ワーム):マスタッド/PILO-PILO

※管理人より/こちらはアマゾンで購入できる『PILO-PILO』です。マスタッド最新の商品については公式サイトをご参照いただけますと幸いです(リンクはこちら

それぞれの選択理由は?
「ロッドについてはワームとプラグをどちらも使えるもので、バットの強さとロッドの曲がりで大きなメバルの走りを吸収してくれるところが気に入っています。リールはあまり軽いと手元重心にならなくて疲れるので、重さがあって丈夫なセルテートを使ってます。ラインはシーバスやクロダイがきても対応できるようにPE0.3号で強度のあるものを使っています」

ルアーについては?
「紹介した『PILO-PILO(ピロピロ)』の他には、同じマスタッドの『FLA-FLA(フラフラ)』もよく使います。あとは魚が反応はするけれど最後まで口に入らない場合はエコギア『熟成アクア活メバルミノー1.6インチ』を投入します。他には、最近はRUDIE'S(ルーディーズ)『魚子メタル』などの極小メタルジグで日中のメバルを楽しむこともありますす」

具体的な地名は難しいかもしれませんが、フィールド選びのコツは?
「自分が思うメバルのポイントは潮の変化となる障害物があってプランクトンやベイトが溜まるところです。例えばサーフであれば離岸に消波ブロック帯があるところや沈み根があって潮通しがいいところです。あとは離れたところに街灯があって海が薄っすらと照らされていれば、そこも期待大です。穴場とすれば汽水が絡むところも季節によっては思わぬ大物に出会えます。ちなみに水深は1m程度と浅くても構いません」

こちらは良型、27cmのブリブリのメバルです(写真はy-kamiさんのブログより)

なるほど! 続いてお伺いしたいのはテクニックです。
「基本的にはプラグもジグヘッドもなるべくスローで一定の層を巻いてきます。時期的なものもありますが、メバルはブリブリ動くものより、あまり動かない微波動系がいいみたいです。私が思うに無防備なベイトをシメシメと近づいて捕食するほうが楽だからかと……」

こちららはきれいな写真なのでピックアップさせていただきました(写真はy-kamiさんのブログより)

レンジはいかがでしょうか。
「メバルは上を向いて泳いでいるので、基本的には表層から中層を狙います。ボトムを狙いすぎると上を向いているメバルに見つけてもらうことができないのでボトムを狙うのであれば、巻きではなくてテンションフォールでゆっくり落ちてくるように狙うと効果的です。あまりロッドがぶれると釣れないようなので、私はロッドのグリップを体に付けてやっています

メバルは白っぽいのもいるんすなぁ(写真はy-kamiさんのブログより)

プラグとワームはどのように使いわければよいのでしょうか。
「基本的にはプラグのほうがレンジをキープしやすくて飛距離も出ます。ただ、今は飛ばしウキもあって飛距離はプラグよりもワームのほうが出るかもしれませんね。私の場合は、まずはプラグを使ってみて、反応がなければワームに変えています。あとはルアーアクションのコツとしては、重めのジグヘッドやシンキングペンシルを使うときはロッドを立てて巻くと沈下を遅らすことができて一定レンジを通しやすくなります

こんな色のメバルも!? と思いきや、こちらは黒ソイだそう(写真はy-kamiさんのブログより)

アワセとファイトは?
ルアーをゆっくり巻いてくるとコツっと少し重みが乗るアタリがあります。そのまま同じ速度で巻き続けて、さらに重みが乗ったら、ロッドを横に引いて合わせます。そして、しっかり重みが乗ったらロッドを立てて巻き上げます。潜られないようにロッドの曲がりを活かしてメバルの引きを吸収しながら巻いてきますが、根のあるところでメバルが潜ろうとしたらロッドをさらに立てて巻き上げて、手前まで寄せて抜き上げます。ちなにドラグについては、潜られることがあるので、ある程度、きつめにしておきます」

y-kamiさんのブログの写真では釣ったルアーもチェックです。こちらはメバミノーでかけた一尾です(写真はy-kamiさんのブログより)

ルアーフィッシングは魚に口を使わせるもの~メバル狙いの皆さまに~

ありがとうございました。メバリングの基本がよくわかりました。
「エサ釣りではエサの匂いで魚を寄せて釣る要素が大きいものです。それに対して、一部、匂い付きのワームはありますが、基本的にはルアーには匂いがないので、ルアーフィッシングでは魚のいるところにルアーを通すことが重要です。メバルの場合は、昼間は海藻やテトラなど甲殻類などの餌があって身を隠せるところ、夜はエサを求めて回遊するので餌の溜まるところにいます。魚は手がないので手の代わりに口を使います。私はルアーフィッシングはルアーをエサのように見せるものではなく、魚にルアーを見つけてもらい口を使わせるものだと思っています

おもしろい発想ですね。確かにブラックバスにはバドワイザーのルアーもありますし。
「遊び心をもっていろいろ試してみると、思わぬところで思わぬ釣果につながるかもしれませんしね。自分は漁師ではなく、釣りは趣味なので楽しくやりたいと思っています」

自分もやってみたくなりました。
「ぜひ! ただ、安全面にはご留意を。私は安全面を強く意識していて、たとえな大きな魚が釣れたとしても、命懸けで大きなテトラポットや足場の悪い堤防には乗るような行為はしません。幸い自分が行くポイントは革靴でも行けるような足場のいいポイントで、それなりに魚は釣れますし……。海への転落事故やマナーの悪さにより釣り禁止のポイントが増えてきています。マナーを守って安全第一で釣りをしましょう

食味がよいのもメバルの魅力。こちらは釣ったメバルの煮付けで、y-kamiさんはご自身で料理もなさるのです。y-kamiさん、本日はありがとうございました(写真はy-kamiさんのブログより)

【趣味人のプロフィール】
y-kami

長年に渡って続けているブログ「うみへかわへさかなつり」が大人気。「富山県内で川ではフライフィシングで山女や岩魚、海ではルアーでメバル、クロダイ、ヒラメ、マゴチ、アオリイカ、メバルと遊んでます。最近は『うみへかこうへさかなつり』になっています」

↑管理人より/ぜひ、ブログのチェックを! 「メバルって、こんなに釣れるんだ」と、きっとやりたくなりますよ

・最近食べた美味しいもの/「アジの刺身の残りを醤油に漬けておいて、アツアツご飯に乗せたものが絶品でした。白ゴマをパラパラと掛けたアジの漬け丼です。アジの刺身は残ることも考慮して薄切りにしておいたほうが醤油の漬かり具合や食感がいいです。漬け丼は、アジに限らず、メバルやキジハタ、アオリイカといろんな魚の刺身でも作れるのでぜひ、試してみてください」
・最近購入した釣り関連アイテム/「アジング用にダイワ『ルビアスFC LT2000S』を買いました。3年ぶりにアジング用のリール買い替えたのですが、軽さや性能の進歩に驚いています。最上級機種との違いがわからなくなってきましたね」

<バックナンバー>
【釣り編】
その1 まりっぺさんの巻 デカバスを狙うなら琵琶湖でワーム!
その2 かなすびさんの巻 大注目のタチウオテンヤ釣り
その3 Fresh Kitchen・戸田美保子さんの巻 料理のプロが教える美味しい魚料理
その4 ピカレスクさんの巻 プロのリール修理士が教えるリールメンテナンスの基本
その5 バッスンさんの巻 ブラックバスのキャッチ&イートのすすめ
その6 クニさんの巻 クロダイの落し込み釣り
その7 田中徹さんの巻 アオリイカのヤエン釣り
その8 ジョーさんの巻 のんびりヘラブナ釣り
その9 片山さんの巻 コマセやウキの自作のすすめ
その10 鰈ライダーさんの巻 北海道の釣り事情
その11 むぎわらノートさんの巻 シーバスの釣果を上げるコツ
その12 まるなか大衆鮮魚さんの巻 ショアジギの極意
その13 ytk*さんの巻 きっと釣れる! エギング入門
その14 Tetsuさんの巻 アジングで爆釣のコツ
その15 つりうぇいぶ!さんの巻 ヒラメの泳がせ釣りのコツ
その16 ぐっさんの巻 ロックフィッシュを釣る秘訣
その17 若旦那さんの巻 グイグイしなる『鱒レンジャー』の楽しみ方
その18 ともぞうさんの巻 身近で手軽な「管釣り」の楽しみ方
その19 岩田ジュビ漏さん(ツリデルタトーキョー)さんの巻 霞ヶ浦バスが釣れるポイント・ベスト3
その20 海釣太郎さんの巻 釣り人必見の海の水中映像ベスト3
その21 チャモロぱぱさんの巻 「両軸遠投カゴ釣り」のすすめ
その22 風の沼津さんの巻 霞ヶ浦のバスを狙うおすすめルアー・ベスト3
その23 ウッドマンルアー店長さんの巻 近畿地方のおすすめ釣りベスト3
その24 カラフト犬AKさんの巻 ヘチ釣り・やってはいけないベスト3
その25 眠りのたくまさんの巻 人狼ゲームの人気配信者が語る釣りの魅力
その26 たけだバーベキューさんの巻 釣り魚の簡単激ウマ調理術
その27 サラさん(釣りなじ)の巻 女性におすすめの楽しい釣りベスト5
その28 ウィリア八王子さんの巻 鮎を釣る基本のコツ3選
その29 たけ坊さんの巻 静岡県のおすすめ釣り場3選
その30 くろめがねさんの巻 ヒラメのサーフゲームのコツ3選
その31 まさゆっきー(M'sfishingチャンネル)さんの巻 徳島県産バサーの使用タックル
その32 なぎさんの巻 ワカサギ釣りのコツ3選

執筆者のプロフィール

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本サイトの管理人です。34はゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」のアカウント名です。いや、名前なんかは何でもよいのです。大抵のゲームは、このアカウント名にしています。本職は紙媒体の編集&ライターです。
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