早いもので9月です。もう秋っすなぁ。
俺は基本、渓流のエサ釣り師ですが、渓流は今月で終了。多くのフィールドが10月から禁漁になりますから。
んで、秋から来春まで何をするかというと、俺は結構、ワカサギをやります。
というわけで、4連休の初日、9月19日に今シーズン初のワカサギに行ってきました。
場所は榛名湖です。
目次
- 今回の釣行の経緯
- 榛名湖のワカサギ釣り基本情報
- 榛名湖のワカサギ釣りレビュー
今回の釣行の経緯
俺は以前から榛名湖でワカサギをやってみたいと思っていたのです。
それで、群馬県を活動拠点にしている『つりうぇいぶ!』さんに、「一緒にいかがでしょ」とお声掛けさせていただきました。
すると、「榛名湖のワカサギ、いいっすね。この時期はベストシーズンで、調子がよければ1日で500匹とか釣れますよ。そこまでいかなくても100匹くらいは釣れるんじゃないですかね」とご快諾いただきました。
500匹!?
いつも10匹くらいの俺としては夢のような数字だす。
これは楽しみ。
そうそう、そもそも『つりうぇいぶ!』さんは以前、本サイトの人気コーナー「趣味人に聞く」で「ヒラメの泳がせ釣り」をテーマにナビゲートをお願いしてからのお付き合いです(その記事はこちら→「ヒラメ40秒を過信しない!」)。
『つりうぇいぶ!』さんはとても丁寧な動画を作る釣り系YouTuberです(『つりうぇいぶ!』さんのチャンネルはこちら)。ぜひ、チャンネル登録を!
ということで、今回はうちと『つりうぇいぶ!』さんとのコラボなのですが、なにせうちは地味~に活動しているHPサイトですから、コラボといっても、ゆる~いコラボです。
まぁ、折角の機会ですから、俺だけではつまらぬということで、本サイトではお馴染みのシロクマさん、それに「釣り場に華を」と俺の知り合いのゆっきー(♀)も連れていきました。
ちなみにゆっきーは「秋で風が気持ちがよいから榛名湖に行こう。いろいろおごるから」と詳細を説明しないで誘いだしました。
榛名湖に向かう途中の車中の会話は次のとおり。
俺「ゆっきー、今日は釣りやるよ」
ゆっきー「え~!?」
俺「(まぁ、君はもう車に乗ってしまっているのだよ)」
そして、榛名湖に到着。
あ、今回はゆっきーをピックアップする必要があったのと、天気が怪しかったのでバイクではなく車で行きました。
当日のメンバーはこんな感じです。
動画撮れ高期待で人身御供(ひとみごくう)としてゆっきーを『つりうぇいぶ!』さんに差し出しました(単に釣り初心者の相手をするのが面倒だったという話も……ゲフゲフ)。
動画としてアップするかどうかは『つりうぇいぶ!』さんに一任なので、どうなることやら……。アップされなかったら、ゆっきーが画面映えしなかったということで。
がんばれ、ゆっきー!
避けろ、お蔵入り!
ゆる~いコラボなので、『つりうぇいぶ!』さんの動画については、追ってのご報告はなしっす。
ここでは、これまでの本サイトのレビューと同様、榛名湖のワカサギ釣り場としての状況を紹介しま。
榛名湖のワカサギ釣り基本情報
今回は『つりうぇいぶ!』さんにボートの予約などの案内をお願いしました。
『つりうぇいぶ!』さん、いろいろとありがとうございました。
まず、基本的に榛名湖のワカサギ釣りは基本的にはボートになるよう。
こちらでは、ワカサギが岸の近くまで寄ることが少ないようで、オカッパリではあまりやらないそうっす。
この日、ボートをお借りしたのは『Cafe&Fishing水月』さんでした。
※『Cafe&Fishing水月』さんの公式サイトはこちら
料金は手こぎボート(2人乗り)1日利用3,000円で、それに加えて入漁券700円(1日)が必要です。
まぁ、普通か、少しリーズナブルですかね。
あと、榛名湖で「おっ!」と思ったのが、ワカサギ釣り用のボートで足漕ぎボートもあります(ボート屋によります)。
俺は初めて見ましたね。
手漕ぎと足漕ぎ、どちらがラクかはわかりませんが、足漕ぎは足漕ぎでおもしろそうでした。
そうそう、そもそも榛名湖の場所ですよね。
群馬県で高速道路を使うなら関越自動車道の渋川伊香保ICで下りることになります。
地図はこちら↓
あとは、釣りのフィールドとしてはワカサギのほか、バスでも有名なようです。
コイなども釣れるみたいっすね。
この日はちょうど釣りをしやすい気候ということもあってか、ワカサギ師以外に、バサー、コイ師も結構、いました。
その他の情報としては、バイクや車で無理なく行ける範囲、ちゅうか渋川伊香保ICの道中に伊香保温泉や美味しいうどんの水沢うどん(うどんのお店が並んでいます)があるので、観光も楽しめます。
いや、釣りだけで行くのはもったいないっす。
榛名湖のワカサギ釣りレビュー
さぁさぁ、釣りです。
ボートは二人乗りでタムさん&ゆっきーと俺&しろくまさん、あっくんさんはソロで後ほど『つりうぇいぶ!』さんの他のメンバーの方と合流予定。
まずはこちらでの経験豊富な『つりうぇいぶ!』のリーダー・タムさんについていくかたちとなりました
タムさんボートは魚探もありますし。
榛名湖は榛名富士を見ながらの釣りっすね。
この日は曇りでしたが、秋らしい気温。
きれいな空気で気持ちよかったっす。
出発して30分。
俺たちはまだボートを漕いでいました。
タムさん、まだっすか……。
魚探も持っていなく、他の湖では適当なところにとめて釣りをはじめる俺は手漕ぎボートにバテバテでした。
タムさん「もうちょっとです。ここらへんは魚探でも魚影を確認できません。あの『ゆうすげ』のほうに向かいます」
この日、結構、ワカサギ釣りのボートは出ていましたが、確かにここらへんでやっている人はいませんでした。
それで、さらに漕ぎ進み、出発点より、むしろ対岸に近いあたりについたところで、タムさんから「まず、ここらへんでやってみましょう」とお許しが出ました。
いよいよスタートです。
※榛名湖のポイントについては『Cafe&Fishing水月』さん公式サイトの「釣りポイント」が参考になります。
うん、ここらへんは周りにワカサギ師もいる。
榛名湖、ボート屋さんからポイントまでの距離が遠くて(漕ぎに徹して30分くらいですかね)、これはマイナス要素っすね。
俺にいたっては手のひらにマメができました。
2馬力なり、エレキなりがあれば問題ないんすけどね。
もしくは山中湖などではボート屋さんがポイントまで曳航(えいこう)してくれるので、そういったサービスがあればよいんすけど……。
それをそうと、竿を出しましたよ。
アタリを待ってドキドキしていると、岸からお声がかかりました。
「ここらへん、岸からコイの投げ釣りをしているから注意してね~(大声で)」
ほうほう。失礼しました。
これは要注意っすね。
ちょっと移動してアタリを待ちます。
…………。
うん、アタリはない。
するとタムさんが釣り上げました。ヨシノボリでしたが、さすがっす。近くでやっていても差が出るもんすなぁ。
魚探の影響もあるのかしら。
ん!? 魚探……。
検証好きな俺は、ここで無駄に閃いてしまいました。
魚探のあるなしでどれくらい差がつくのか、検証しようと。
俺「タムさん、ここからは、ちとバラバラで。俺らは野生の勘でポイントを探してみるっす」
タムさんチームと離れ、なんとなく釣れそうな場所で竿を出しては移動していきました。
えぇ、もちろん、少しずつボートを借りた『Cafe&Fishing水月』さんに近づきながら。
もう、バテバテだったんですって(←へたれなんす)。
…………。
しかし、ホント、アタリもない。
こりゃ、今回は丸坊主……ゴクリ。
と、そのとき、「おっ」としろくまさん。「釣れたかも」と。
釣れたのは水深2mくらいのところ(リール測定)。
これくらいの浅瀬はヨシノボリが釣れるみたい。
あと、浅瀬にいくと、この湖の底の様子が目視できました。
結構、水草っすね。
ワカサギ釣りをしていると、しばしば何かに引っ掛かる感じがするんすけど、深いところも、結構、水草が生えているんじゃないでしょうか。
まぁ、根がかりはほとんどしなかったので、気にするようなことではないけれど。
以降、ヨシノボリは釣れますが(しろくまさんが)、ワカサギは……。
タムさんチームはどうなんでしょ……。
苦戦してんじゃないのかなぁ。
そんなことを思っていると水草が釣れました。
きれいな水草だなぁ。
この日、俺は小型のクーラーボックスを持ってきていて、念のために先ほどしろくまさんが釣ったヨシノボリをキープしていました。
ワカサギの泥抜きをしようと電池式の空気ポンプも持参していましたし、万全のキープ体制です。
釣れた水草をクーラーボックスに入れてみたところ、これがなかなかきれい。
俺「水草、きれいだよ」
しろくまさん「よし、じゃぁ、そのクーラーボックスをミニアクアリウムにしよう」
それから俺&しろくまチームは「小型のアクアリウムをつくる」という謎のミッションを達成するために水草も釣果としてカウント。水槽のなかの仲間を増やすべくヨシノボリも積極的に釣りにいきました。
ワカサギが釣れないという現実を忘れるように……。
うちらは午前中上がり予定だったので、11時30分頃に上がり時間の再確認と釣果のチェックのためにゆっきーに電話しました。
俺「ゆっきー、12時半くらいには上がるよ。戻りまで時間かかるから、気をつけ……」
ゆっきー「ちょ、ちょっと待ってください。今、釣れてます。うわ、2匹かかって……ガチャリ」
ツーツー。
…………。
あっちは釣れてるのね。
ミニアクアリウムづくりに夢中になっていた俺としろくまさんは、せめてものワカサギ1匹を目指して、ラストスパート。
もう、かなり『Cafe&Fishing水月』さんに近いところまできていましたが……。
周りにワカサギ釣りをしている人はいませんでしたが……。
すると、やはり俺ではなくしろくまさんにアタリが。
のったみたい。
結構、竿もしなっています。
これはヨシノボリではないっすよ。
ピッピー♪ しゅうりょう~♪
さぁ、魚探VS.野生の勘の結果発表です。
まずは魚探ありのタムさん&ゆっきーペア。
そして野生の勘の俺&しろくまさんチーム。
結果、当然のごとく魚探の圧勝でしたね。
しかも、ちょうど、上がろうかというときに時合いがきたらしく、タムさんいわく「午後もやれば500匹は無理でも100匹はいけたかも」と。
まとめです。
まず、魚探については、あるとないでは、まったくもって釣果がかわりますね。
とくにワカサギは。
俺が魚探を導入しないのは、メインは渓流で使う頻度が少ないのと「いるかいないかわからないからこそ、釣れたときの喜び大きい」という理由です。あと、そもそもお金がない……ゲフゲフ。
ただ、やはりあるに越したことはないことを痛感したのでした。
ワカサギをしっかりやりたい人は導入したほうがよいっすな。
んで、榛名湖のワカサギ釣り場としての評価はというと……。
100点満点で20点。
もう、ボート屋からポイントまで遠いので大幅な減点。
それに、この日は魚影がかなり薄かったですし。
ただ、魚探があって、それをこまめに追いかけるやる気、もしくは、それに匹敵する腕があれば、釣れるとは思いますよ。
この日も多くのワカサギ師で賑わっていましたし、500匹の実績もありますし。
以上です。
『つりうぇいぶ!』さん、また、よろしくお願いします。
でわでわ~。
【フィールドレビューのバックナンバー】
【ワカサギ】
●相模湖(神奈川県)
●霞ヶ浦(茨城県)
●名栗湖(有間ダム/埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【渓流】
●奥多摩川(東京都)
●日原川(東京都)
●秋山川(栃木県)
●横瀬川・国際釣り場上流(埼玉県)
●赤平川(埼玉県)
●小百川(栃木県)
●大谷川(栃木県)
●横瀬川・芦ヶ久保付近(埼玉県)
●浦山川(埼玉県)
●大血川(埼玉県)
●大洞川(埼玉県)
●中津川(埼玉県)
●高麗川(埼玉県)
●神流川(群馬県)
●南牧川&雄川(群馬県)
●入間川上流部(埼玉県)
●横瀬川・秩父市街地付近(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)