俺は最近、ず~っとテナガエビを狙っています。
俺は埼玉県に住んでいるのですが、可能な限り、近場で釣りたい!
んで、ネットで調べていたら、柳瀬川にテナガエビがいるという情報。
お、柳瀬川ならバイクで30分くらい。
しかも、電車(東武東上線)に乗っていると、電車内から柳瀬川で釣りをしている方がいて、昔から「何が釣れるのだろうか」と疑問に思っていたのです。
うん、その検証もかねて、今回は柳瀬川にいってみましょう♪
水は比較的きれいな魚影が濃い川~釣り場としての柳瀬川(志木中学校付近)
今回、竿を出したのは志木中学校付近です。
いや、ここらへんにテナガエビがいるという情報があったものですから。
地図はこちら↓
電車から見えるところからは少し離れていますが(1㎞)くらいですが、まぁ、釣れる魚はそうは変わらないでしょ。
よい感じの河川敷が広がっていて、ラクラクで釣りを開始できます。
結構、自然を楽しみにきているお子さんづれのご家族がいらっしゃいました。
お子さんが虫網をもっていたり、軽く釣りを楽しんだり……。
魚は……かなり魚影は濃いです。
着いて川を覗きこんだら、すぐに魚の姿を確認できましたもん。
何がいるかというと……。
それは次の項目で。
水は思っていたよりも、きれいでした。
柳瀬川は下流で新河岸川に合流し、その新河岸川は荒川へと合流します。
新河岸川の上流側は俺の地元の川越まで続いているのですが、川越市内の新河岸川よりもよほどきれいでしたね。
川の流れが速いので、その影響もあるのでしょうね。
うん、軽く釣りをするなら、とてもよい川です。
すんげぇ盛んなライズ! その正体は……~当日の釣行~
自宅からバイクで30分ですし、テナガエビ狙いと気楽ですし、「夕マズメに間に合えばよいべ。なんなら夜釣りになってもよいし」と、当日は午後に家を出ました。
しかも途中で床屋に行く余裕。
するとショッキングな出来事がぁ!
路駐をした俺が悪いのですが、髪を切ってもらっているあいだに駐禁をとられました。ば、バイクなのに……。
さらに悪いことは続くもので、釣りの現場付近に到着した際に、川の様子を確認しようと、ちょっと土手付近に入ったら、バランスを崩して、立ちゴケしてもうたのです。
このバイクで数年ぶり……。
いや、立ちゴケでよくあるステップやレバーを含めて、まったくのノーダメージ風なのですが、よく観察すると何かしらの傷は負っているに違いない……。
トホホ……。
そんなこんなでかなりテンション低めでの現場に向かったのでした。
すると、お子さん連れの方が、ちょうど釣りを終えて片づけをしているところでした。
釣れたかどうか、伺うと「オイカワが3匹釣れました」とのことでした。
はい、ここで「柳瀬川では何が釣れるのか?」の答えです。
正解は、多分、いちばんよく釣れるのはオイカワです。
オイカワはすんごいたくさんいますよ。
俺がテナガエビの仕掛けを出すと、そちらでもすぐに釣れました。
いや、ここではアユも釣れるとよく耳にするので、アユかと思って、一瞬、キープしたのですが、よくよく見ると普通にオイカワでした。
んで、テナガエビはというと……。
いや、昔はいたのでしょうし、今もいるのかもしれないのですが、俺の見立てでは、テナガエビがいるフィールドではないような……。
まず、流れ速くて、淀んでいるところが少ない。
俺の知っているテナガエビのポイントは淀んでいて、流れがほぼないようなところですからね。
数少ない「この近くにテナガエビがいるならここでしょ!」という淀みに出してみましたが、まったくでした(泣)。
やがて、陽が暮れてきました。
小さい魚がすんごいライズ(水面から飛び跳ねること)しているのですよね。
多分、オイカワなのだろうなぁ。
もはや、テナガエビはあきらめて、締めの一尾を釣らんと、タナを浅めにとるようにして、流れに仕掛けを落としました。
しばらくしたら、アタリがあって釣れました。
あ、せっかくなので、ここでオイカワとはどのような魚か紹介しておきます。
普段、あまり釣りをしない方も「柳瀬川」をキーワードに本記事を読む可能性がありますし。
オイカワはコイ科の淡水魚で、大きさは大きくなって15㎝くらい。とくにオスが特徴的で繁殖期(春~夏)にはきれいな赤&青の婚姻色となります。モロコなどの他のコイ科の魚よりも、きれいな水(上流域)に生息し、俺なんかはフナやコイなどよりも34倍好きです。婚姻色でなくても、きれいな魚ですしね。地域によってはハエ、ヤマベなどとも呼びますが、埼玉県民のうちらは「オイカワ」で覚えてあげましょう。
食べられるかどうかについては、まぁ、基本的に毒がなければ、どんな魚でも食べられるのですが、俺は食べないですね。いや、ワタとエラを取ってカラッと揚げれば、普通に美味しいとは思うのですが、例えば、イワナやアユ、あるいはテナガエビでもよいのですが、そこらへんの一般的に美味とされる淡水魚にくらべると、食用とはしないっすよ、うん。
さて、辺りが暗くなってきました。
食べない魚をそんなに釣ってもあれなので帰りますかね
近所の方はファミリーでどうぞ!~釣り場としての柳瀬川のまとめ
釣り場としての柳瀬川のまとめです。
俺が釣りたかったテナガエビの釣り場としては……。
★☆☆☆☆(星5満点で星1)
いやぁ、あくまでの俺の見解としては、なかなかここでテナガエビは難しいのではないですかね。
もっと下流にいけば、間違いなく釣れるのですが、それはもはや荒川ですからね。
俺は柳瀬川で釣りたかった……。
他の魚については……。
まず、この日、確認できたのがオイカワ。しかも魚影濃し! これは市販の「小物釣りセット」とリーズナブルな振り出し竿で釣れるでしょうから、例えばファミリーで自然と親しみたいという方はよいと思います
エサについては、俺は赤虫でしたが、サシでもミミズでもよいのじゃないですかね。
あとは、この柳瀬川で釣れる魚として、俺が聞いたことがあるのがアユです。
いや、釣れているのを見たことはないのですけどね。
同様にナマズも釣れると聞いたことがあります(この日もルアーで狙っている方がいました)。
他は……、ウグイがいてもおかしくはないっすね。
川の様子から判断するに、そこらへんくらいかなぁ。
いや、住宅街を流れる川としては、よい川ですよ、柳瀬川は。
水がきれいで、しっかり魚が生きている!
でわでわ~。
<これまでのフィールドレビュー>
【テナガエビ】
●柴山沼(埼玉県)
●多摩川(多摩川大橋付近/神奈川県)
●荒川(笹目橋付近/東京都)
●弁天池(川里川里中央公園/埼玉県)
●荒川<秋ケ瀬(埼玉県)&新荒川大橋(東京都)
●伊佐沼(埼玉県)
【渓流】
●北浅川(東京都)
●酒匂川(神奈川県)
●旗川(野上川/栃木県)
●笛吹川(山梨県)
●奥多摩川(東京都)
●日原川(東京都)
●秋山川(栃木県)
●横瀬川・あしがくぼ渓谷国際釣場付近(埼玉県)
●赤平川(埼玉県)
●小百川(栃木県)
●大谷川(栃木県)
●横瀬川・芦ヶ久保付近(埼玉県)
●浦山川(埼玉県)
●大血川(埼玉県)
●大洞川(埼玉県)
●中津川(埼玉県)
●高麗川(埼玉県)
●神流川(群馬県)
●南牧川&雄川(群馬県)
●入間川上流部(埼玉県)
●横瀬川・秩父市街地付近(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【ワカサギ】
●柴山沼(埼玉県)
●秩父さくら湖(埼玉県)
●荒川(東京都)
●円良田湖(埼玉県/自レビューの検証)
●奥多摩湖(東京都)
●霞ヶ浦・土浦港付近(茨城県)
●牛久沼(茨城県)
●津久井湖(神奈川県)
●名栗湖・桟橋(埼玉県)
●油井ヶ島沼(埼玉県)
●浦山ダム&合角ダム(埼玉県)
●相模湖・勝瀬観光桟橋(群馬県)
●榛名湖(群馬県)
●相模湖・小川亭桟橋(神奈川県)
●霞ヶ浦・霞ヶ浦大橋南東部(茨城県)
●名栗湖・橋の上(有間ダム/埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【釣り掘】
●ワンコイン釣り掘
●芝川つり堀センター
●川崎つり堀センター(埼玉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)