今回はテナガエビの釣り場紹介です。
初めて訪れた場所で釣れるかどうかもわからなかったのですが、裏テーマも設定していまして、それは「9月にテナガエビは釣れるのか?」です。
ほら、よくテナガエビのシーズンは「梅雨から夏(8月くらい)まで」というではないですか。
「それだと短かすぎない?」と不満に思っていた俺は9月になっても釣れることを期待したのです。
結果から先にいうと……。
釣れましたよ!
では、場所と当日の様子をお届けしま~しょう♪
これは穴場では?~釣り場としてのひょうたん池(大宮第二公園)~
今回、ご紹介するのは大宮第二公園(埼玉県)の遊水池、通称「ひょうたん池」です。
こちらの存在は先日知ったばかり。きっかけは釣り具の上州屋に掲示されている「近場の釣り場案内」でした。
そこに「ひょうたん池」が紹介してあり、釣れる魚の一つとして「テナガエビ」とあったのです。
なんですと⁉ テナガエビが釣れるですと⁉
これがコイやヘラブナであればスルーしていたでしょう。
でもテナガエビ釣り好きの俺としてはテナガエビと聞いたら放ってはおけません。
一般的にテナガエビのシーズンは梅雨時から8月いっぱいくらいまで……とされているので、来シーズンに……とも思ったのですが、「まだいけるのでは?」と思い、9月に入っているもののいってみることにしました。
大宮なら近いし……。
この「ひょうたん池」がある大宮第二公園は大宮駅から数㎞と街中にある人口池です。
俺は初めてだったので「全然釣りをしている人がいなかったらどうしよう」と少し心配したのですが(だってそうだと魚がいない可能性があるし、釣りをしているのが俺だけだとなんか変な人と思われそうじゃないですか)、何人かやっている人がいました。まぁポツリポツリという感じでしたが、俺にしては本当にちょうどよい釣り人の人数加減でしたね。
現場で釣りをしていた方にお伺いしたところ、その方は「フナ釣りにきた」とおっしゃっていました。あと、魚は見ていないのですが「オイカワが釣れた」という声も聞こえました。俺は小さな魚(モロコ)を釣りましたし、多分、コイもいるのではないかぁ(いや、わからんけれど)。
俺個人の実際に行ってみての印象はポピュラーな淡水魚が釣れて、魚影もそこそこに濃い、よい釣り場という感じです。
釣り堀よりもよいんじゃないですかね。
時間制限もないですし。
俺は知らなかったので「これは穴場では⁉」と思いました。
ナイス! 上州屋!
ちなみに現地に車でいく方への情報として、公園の駐車場はありますが、そこからボチボチ歩きます(10~15分)。
ひょうたん池の地図はこちら↓
どさくさ紛れ(?)で釣れました!~当日の釣行~
さて、当日の現場。
エサはアカムシです。
仕掛けを落とすとすぐにアタリがありました。
おぉ!
ただ、この鋭いアタリはほぼほぼテナガエビではなくて何らかの魚。
しかものらない……。
結構、待ってから上げてものらない……。
何度も繰り返しているうちに、ようやく小魚が釣れました。
その日はず~っと、この小魚のエサ取り(エサ突き)との闘い。
その様子は動画でどぞ↓
「ガン玉を足しておもりを重くしようかな」とも思ったので、たとえすぐに底に落としても突かれるし、何より俺はものぐさなので(←それさえも面倒なの⁉)、そのまま続けました。
すると、どさくさに紛れるように(?)テナガエビが釣れたのです。
やたっ!
これで「ひょうたん池でテナガエビが釣れること」「9月でもテナガエビ釣りはいけること」を証明できました。
ちなみにテナガエビの時期について、他のサイトでみたのですが(どのサイトかは忘れましたが)、盛夏に暑くて水温が上がると釣果がガクンと落ちるようです。
んで、この日はそれまでの暑さとはうって変わって気温が低め(薄手の長袖のシャツでちょうどよいくらい)だったので狙い目といえば狙い目だったのだと思います。
まぁ、俺なりに勝算があったと。
とにかくサイズは小さいけれど、テナガエビが釣れてよかったぁ。
「写真はあとで撮ろっ」ととりあえず持参したクーラーボックスにキープして釣りを続行。
…………。
以降は相変わらずの小魚のエサ取りとの格闘ばかりで、テナガエビはさっぱりでした。
しょうがないっすね。
そんな折、「先ほど釣ったテナガエビの写真でも撮りましょか」とクーラーを確認すると……。
い、いない……。
お逃げになられているではありませんかっ!
考えてみればエビなので跳ねて飛び出す可能性は大いにあるのですが、そのときの俺はそのようなことは思いもしないでフタを開けていまして……。
もちろん近くを探しましたが、草むらにはいませんでした。
きっと、自力で池に戻ったのでしょう。
それなら、それでよいのですが、ただ写真がないと、かなり記事としての信用度が落ちるような……。
なんとか、もう一回、せめて一尾を釣らねば……。
ちょっとずつ移動してテナガエビを目指しました。
ただ、この日はどこに竿を出そうとも、やはり小魚に突かれまくる状況でして……。
それでも、あきれめない気持ちは大切です。
結果、なんとか釣ることができて、さすがに今度は釣ってすぐに写真を撮りました。
楽しい釣りでした。
エサ取りとはいえ、ウキがまったく動かないよりははるかによい。
テナガエビの釣果としては、その後、もう一匹釣れて、逃げたのも含めると3匹でした。
さて、この2匹、どうしますかね。
周りを見ると、近くに短い竿で釣りをしている若者がいました。
話しかけてみましょ。
俺「こんにちは、何狙いの釣りですか?」
若者「一応、テナガエビです。まだ釣り自体、最近、始めたばかりで、よく要領がわからないのですか……」
俺「キープするなら、俺のあげます。あとよければエサの赤虫も……」
若者「ありがとうございます。テナガエビは夜釣りがよいらしいので、今日は夜まで粘るつもりです。ヘッドライトもあります!」
…………。
言えない。
こんなキラキラの目をした若者に「いや、俺はなんとか釣れたけれど、じつはテナガエビの盛期はもう少し早い時期なんすけど」なんて……。
それに、確かにテナガエビは夜のほうがよく釣れることもありますし、夜になったら小魚のエサ取りもなくなるかもしれない……。
頑張れ!
さて、俺はカエルが鳴くので帰りますか。
きっと穴場だ(* ˘꒳˘)⁾⁾ウンウン.~ひょうたん池の評価~
ひょうたん池のテナガエビの釣り場としての評価です。
★★★★☆(星5満点で星4)
よいと思います。
公園の池でのんびりテナガエビ釣りを楽しめるなんて素敵じゃないですか。
盛期だとどうなのかなぁ。
大きいのがたくさん釣れるなら、もう満点ですよ。
現地で釣りをしている方もテナガエビのことを聞くと「テナガエビは聞いたことがありません」と言っていましたし、ここはやはりテナガエビの釣り場としては穴場では⁉
今回は以上で……っと、締める前に告知です。本サイトにでまーさんにお願いしている連載コラムの新記事公開しました。そちらではずっと「フライでアジを釣る」というとても魅力的なテーマに取り組んでいます。よければご一読を(リンクはこちら)。
でわでわ~。
投稿者/管理人
<これまでのフィールドレビュー>
【テナガエビ】
●江戸川(千葉県)
●滝の城址公園(埼玉県)
●柳瀬川(埼玉県)
●柴山沼(埼玉県)
●多摩川(多摩川大橋付近/神奈川県)
●荒川(笹目橋付近/東京都)
●弁天池(川里中央公園/埼玉県)
●荒川<秋ケ瀬(埼玉県)&新荒川大橋(東京都)
●伊佐沼(埼玉県)
【渓流】
●有間川(埼玉県)
●北浅川(東京都)
●酒匂川(神奈川県)
●旗川(野上川/栃木県)
●笛吹川(山梨県)
●奥多摩川(東京都)
●日原川(東京都)
●秋山川(栃木県)
●横瀬川・あしがくぼ渓谷国際釣場付近(埼玉県)
●赤平川(埼玉県)
●小百川(栃木県)
●大谷川(栃木県)
●横瀬川・芦ヶ久保付近(埼玉県)
●浦山川(埼玉県)
●大血川(埼玉県)
●大洞川(埼玉県)
●中津川(埼玉県)
●高麗川(埼玉県)
●神流川(群馬県)
●南牧川&雄川(群馬県)
●入間川上流部(埼玉県)
●横瀬川・秩父市街地付近(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【ワカサギ】
●柴山沼(埼玉県)
●秩父さくら湖(埼玉県)
●荒川(東京都)
●円良田湖(埼玉県/自レビューの検証)
●奥多摩湖(東京都)
●霞ヶ浦・土浦港付近(茨城県)
●牛久沼(茨城県)
●津久井湖(神奈川県)
●名栗湖・桟橋(埼玉県)
●油井ヶ島沼(埼玉県)
●浦山ダム&合角ダム(埼玉県)
●相模湖・勝瀬観光桟橋(群馬県)
●榛名湖(群馬県)
●相模湖・小川亭桟橋(神奈川県)
●霞ヶ浦・霞ヶ浦大橋南東部(茨城県)
●名栗湖・橋の上(有間ダム/埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【釣り掘】
●ワンコイン釣り掘
●芝川つり堀センター
●川崎つり堀センター(埼玉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)