今回はワカサギ釣りの釣り場のレビューです。
もう、そろそろ俺が行っていない近場の釣り場も尽きてきたと思っていたのですが、探すとあるものですな。
ここで紹介するのは群馬県藤岡市の鮎川湖です。高速を使うと自宅からバイクで1時間30分くらい。なかなかに近い♪
鮎川湖は俺はこれまで知りませんでしたが、ワカサギが釣れる湖として広く知られているようで。
俺は2021年の12月上旬に足を運んだのでした。
果たして、釣れたのか……。
それでは~いってみま~しょう♪
じつは有名ワカサギ釣り場~鮎川湖の概要~
まずは鮎川湖の概要から。
鮎川湖は群馬県藤岡市にある湖で、上信越自動車道の藤岡ICから7~8kmとアクセスしやすいところにあります(東京方面から見るとその先の吉井ICからはさらに近く4~5kmくらい)。
渓流釣り場として知られる鮎川が流れ込んでいる……と思っていたのですが、地図を見ると鮎川は近くを流れているものの流れ込んではいないのですな。鮎川湖は地図上は他の水系とは隔絶した湖……。隔絶した湖といえば芦ノ湖(神奈川県)が有名ですが、国内にあまり多くはないかと。珍しいっすよね。
んで、釣り場としては二つの柱があって、一つはヘラブナ、そしてもう一つが今回、俺が目指したワカサギです。
今回の釣りの帰りに地元の床屋さんで髪を切ってもらったのですが(いや、俺は床屋は毎回違うところに行っていて、それが趣味の一つでもあります)、その方によると「ワカサギ釣り場としてかなり有名なはず」とのこと。俺は「群馬県 ワカサギ」でググって見つけたのですが、不勉強でした……。
ネット情報では海老沼養魚株式会社が管理しているそうで、受け付け時に予約しておけばお昼に弁当を届けてくれたりとサービスが充実しています。よい意味でしっかりと管理されている印象です。
ワカサギは桟橋とボートを選べて、桟橋は料金が2,700円です。
それほど広い湖ではなく、ボートにしても桟橋から完全に目視できるくらいのところで釣っていました。「手漕ぎでポイントに着くまでにヘロヘロになる……」ということはないかと。
あと、駐車場は完備で、まぁバイクだとなんとでもなるのですが、車でもたとえ駐車場は満車でも大人の駐車(つまりは路駐)でなんとなかなる感じ。
それに仕掛けもエサも受け付けで購入可能です。
総合的に考えると、ファミリーでも楽しめるような明るい雰囲気のよい釣り場だと思います。
鮎川湖の地図はこちら↓
釣り場の公式サイトはこちら(画像をクリックするとリンク先に飛びます)↓
3mの差が釣果の違いを生む~当日の釣り
さて、当日の様子です。
俺はなるべく朝マズメに近い時間帯には釣り始めたいと思い、まだ日が出る前に自宅を出ました。
日が出ていない時間帯の高速道路走行は地獄のように寒いっす。
結局、受け付けスタートの6時30分には間に合わなかったのですが、それでも7時くらいには到着しました。
結構、早い時間帯とは思うのですが、すでになかなかの盛況。
俺は桟橋のほうが好きなので、今回も桟橋を選びましたが、すでに長い桟橋の受け付けに近いほうは埋まっていました。ただ、先端側では誰もやっていない……。基本、俺は天邪鬼(あまのじゃく)なので、初めての場所にもかかわらず、他の人がやっていない先端側でやってみることにしました。
すると短い竿を出してすぐにプルルと竿先が揺れました。アタリだぁ。
慌てて巻きましたがのっていませんでした。
こりゃ、釣れるぞ。
…………。
ただ、その後はさっぱりで。
周りに人がいなくて、ある程度水深が深いこともあって(確か10m前後)、俺は「相模湖スペシャル」を投入することにしました。あ、相模湖スペシャルとは仕掛けが3m以上、針数が20本くらいある仕掛けで、相模湖畔にある『五宝亭』で売っています。針が多くて仕掛けが長い分、広いレンジを探れるのですが(エサはつけなくても魚が関心を示すように針に工夫がしてあります)、なにせ長いので使える場所が限られているのですよね(汗)。
しばらく、アタリもなかったのですが、やがて相模湖スペシャルの竿にアタリが。
巻いてみると1尾のっていました。
ただ、その後は続きませんでした。受け付けに近い側、ここからは根本側と表現しますが、そちらは人がたくさんいるのですが、先端側はほぼ貸し切り状態。ちょっとずつ、移動しましたが、アタリもなかったなぁ。
しかも、あるとき相模湖スペシャルが根がかかりして、強めに引いたらゴチャゴチャになってしまい、再起不能になってしもうたのです……。
頼りにしていたのに……。
こりゃもう背に腹はかえられないと根本側に接近。午後になって上がった方もいて、隙間に入り込んだのでした(それでも先端側寄り)。
根本側のお隣さんは多分ワカサギ釣りは初めてのファミリー、先端側のお隣さんは常連と思しき二人連れでした。
傍目(はため)には常連さんのほうが釣れそうなのに、釣れるのはファミリーのほうばかり。
「キャ、これがワカサギ⁉」「すごい、2匹同時だよ!」とじつに楽しそう。
そして、そのファミリーと俺の間、距離にして3mくらいでしょうか、そこには大きな壁があるようで、俺はといえばうんともすんとも……。それは先端側のお隣の常連さんも同じでした。
結局、この日の釣果は、釣れた魚の扱いに困る1尾のみでした。
ワカサギを釣りにきて1尾とは、バス釣りじゃないんだから……。
帰り際に先端側のお隣さんの常連さんと話したのですが、「今日は受け付け側が釣れる日で、運が悪かったんだよ。こちら側(先端側)でも釣れることがあるから」とのことでした。
リベンジしたくなる好フィールド~まとめ~
まとめです。
いやぁ、俺はアカンかったなぁ。
隣はバンバン釣れていたのに……。
鮎川湖のワカサギの釣り場としての評価は……。
★★★☆☆(星5満点で星3)
平均点です。
これで釣れれば星5満点もある!
桟橋の状況や一つの事務所が管理している感じで、俺は勝手に埼玉県の円良田湖に似ていると思っていますが、そちらよりもこの鮎川湖のほうがよい。
あちらはエサさえも売っていませんからね。
いや、あくまでも俺個人の印象です。
ちなみに鮎川湖のワカサギ釣りの年末年始は12月31日と1月1日がお休みで、それ以外はやっているかと。いや、これは受け付けの方の例年を参考にした暫定情報なので、今年(2021年)の確定情報は公式サイト等で確認を。
あとは受け付けの方の情報によると、これから1~2月と寒くなるとワカサギはより深場へと落ちていくそう。そうなると桟橋よりもボートのほうがよいとのことです(でも、ワカサギって寒くなると接岸するのじゃなかったでしたっけ? 霞ケ浦とか……。ま、場所によるのかもしれませんな)。
いずれにせよ、正月にワカサギ釣りで訪れるのであればボートのほうがよいかもしれません。そこは当日、受け付けの方に確認するがよいかもっす。
そうそう、正月(繰り返しますが1月1日はお休みかと)は混むには混むのですが、例年は「ボートがなくなる」とか「桟橋で竿を出す場所がない」まではならないとのことです。これもあくまでも例年の話ですが。
ここはよい釣り場なのでリベンジしたいのですが、俺は「一度訪れた釣り場に二度は足を運ばない」主義なので、どうしようか悩みどころです。
そうそう、あとは釣り関係で本サイトにてコラムをお願いしている高村燕月さんの新記事を公開しました。その記事はこちら(画像をクリックするとリンク先に飛びます)↓
ま、今回は以上です。
でわでわ~。
<これまでのフィールドレビュー>
【ワカサギ】
●渡良瀬貯水池(谷中湖/栃木県)
●中禅寺湖(栃木県)
●諏訪湖(長野県)
●柴山沼(埼玉県)
●秩父さくら湖(埼玉県)
●荒川(東京都)
●円良田湖(埼玉県/自レビューの検証)
●奥多摩湖(東京都)
●霞ヶ浦・土浦港付近(茨城県)
●牛久沼(茨城県)
●津久井湖(神奈川県)
●名栗湖・桟橋(埼玉県)
●油井ヶ島沼(埼玉県)
●浦山ダム&合角ダム(埼玉県)
●相模湖・勝瀬観光桟橋(群馬県)
●榛名湖(群馬県)
●相模湖・小川亭桟橋(神奈川県)
●霞ヶ浦・霞ヶ浦大橋南東部(茨城県)
●名栗湖・橋の上(有間ダム/埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【タナゴ】
●柴山沼(埼玉県)
●手賀沼(千葉県)
●びん沼川(埼玉県)
●霞ヶ浦(茨城県)
【テナガエビ】
●江戸川(千葉県)
●滝の城址公園(埼玉県)
●柳瀬川(埼玉県)
●柴山沼(埼玉県)
●多摩川(多摩川大橋付近/神奈川県)
●荒川(笹目橋付近/東京都)
●弁天池(川里中央公園/埼玉県)
●荒川<秋ケ瀬(埼玉県)&新荒川大橋(東京都)
●伊佐沼(埼玉県)
【渓流】
●有間川(埼玉県)
●北浅川(東京都)
●酒匂川(神奈川県)
●旗川(野上川/栃木県)
●笛吹川(山梨県)
●奥多摩川(東京都)
●日原川(東京都)
●秋山川(栃木県)
●横瀬川・あしがくぼ渓谷国際釣場付近(埼玉県)
●赤平川(埼玉県)
●小百川(栃木県)
●大谷川(栃木県)
●横瀬川・芦ヶ久保付近(埼玉県)
●浦山川(埼玉県)
●大血川(埼玉県)
●大洞川(埼玉県)
●中津川(埼玉県)
●高麗川(埼玉県)
●神流川(群馬県)
●南牧川&雄川(群馬県)
●入間川上流部(埼玉県)
●横瀬川・秩父市街地付近(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【釣り掘】
●ワンコイン釣り掘
●芝川つり堀センター
●川崎つり堀センター(埼玉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)