今回はワカサギの釣り場紹介なのですが、その場所はつい最近も紹介した群馬県の鮎川湖なんすよね。
本サイトではちょくちょく触れていますが、俺は同じ釣り場所に二度は足を運ばない主義。
ただ、今回はワカサギの動画を撮りたくて、釣れるところに行きたかった……。
鮎川湖は前回は悲しき1尾でしたが、よい釣り場で、雰囲気的に「ワカサギがしっかり釣れる湖」という確信に近いものがありました。
前回はソロでしたが、今回は友達を含めて計3名。数の力で、これなら釣れるべ! それに前回は桟橋でしたが、今回はボート。これは「同じ釣り場所に二度は足を運ばない主義」の最後の意地です。
果たして念願叶ってワカサギが釣れて、その動画が撮れたのでしょうか……。
それでは~、いってみま~しょう♪
ボートは気楽でっせ!~鮎川湖のボート~
鮎川湖の概要はすでにお知らせしているので、そちらの記事をご参照を!
→その記事はこちら(「【釣り】関東でワカサギを釣る!【鮎川湖の桟橋(群馬県)】」)
今回は鮎川湖のボートと桟橋の違いをお伝えしときます。
本来、俺は桟橋のほうが好きなのですが、両方やってみた結果、ここはボートのほうがよいと思いました。
理由の一つはシンプルにボートのほうがリーズナブルだから。
料金表をご覧あれ↓
まぁ二人乗りの場合ですが……。二人乗りは一人当たり2,300円で、桟橋は2,700円。
そうそう、料金は安いとはいえませんが(まぁ普通ですかね)、ここは漁協がしっかり管理しているので、俺は大いに納得しています。
あっ、ボートのほうがよいという話でしたね。その理由として、ここではボートのほうが自由度が高いことも挙げられます。
普通は桟橋のほうがのんびり好きなところで竿を出せるものですが、ここは混むのですよね。桟橋はかなりの長さなのですが、よく釣れるのは受付に近いほうで、そちらから釣り人が埋まっていきます。結果、隣の人との間隔が近くなり、好きに移動できません。いや、やりたければ奥のほうでやってもよいのですが、やっぱ釣果が落ちるという印象です。
一方のボートはもちろん、どこに行こうが自由で、釣れる場所も桟橋ほど限定されていない。それに、船着き場までの距離が近いので(遠くても何百mの世界です)、トイレにいくのもさほど苦労しません。
あと、これは前回に受付の方に聞いたのですが、年が明けて寒さが増すとボートのほうが釣れるとのことです。ただ、この問題については今回も別の受付の方に聞いたら「それは日によるねぇ」とのことなので、ちょっと怪しいのですが(笑)。
ただ、間違いなくいえることは桟橋付近だと水深が10mくらい、ボートだと20mないくらいなので、よいにせよ悪いにせよ、ボートと桟橋で釣果が変わることはあるでしょう。
もちろん、人の混み具合は日によって違うでしょうが、ハイシーズンの週末にいくのであれば、自由度が高く、人混みを避けて気楽にできるボートのほうがよいと思うのです、はい。
サイズが大きいぞ、鮎川湖♪~当日の釣行~
さて、今回の釣行のレポートです。
まず、前提として俺が思うに「ワカサギが釣れる」という場所には二つのタイプがあるのですよね。
俺は長いことワカサギをやっていますが、かなりものぐさで置き竿にすることもしばしば。ワカサギ釣りの腕前はかなりのヘタレと自負しています。
んで、二つのタイプとは、「そんな俺でも釣れる場所」と「やっぱり釣れない場所」です。
ボートに限定していうなら、それなりの料金を払うわけで「どこも釣れるでしょ?」と思うかもしれませんが、さにあらず。
もちろん、俺は「同じ釣り場所には二度は足を運ばない主義」なので、訪れた日のコンディションがよくなかったという可能性はおおいにありますし、あくまでも俺の主観です。
勝手にわけると「そんな俺でも釣れる場所」、言葉を換えるなら「魚影が濃い場所」は「高滝湖(千葉県)」「津久井湖(神奈川県)」「芦ノ湖(神奈川県)」などです。一方、釣れない、いや釣れなかったのは「相模湖(神奈川県)」「中善寺(栃木県)」「山中湖(山梨県)」「諏訪湖(長野県)」などです。
繰り返しますが、俺の独断ですし、今後、評価が変わる可能性は大です!
そして、今回。先に触れたように今回は是が非でもワカサギを釣りたかった……。なので当初は俺のなかの評価が高い津久井湖にいこうと思っていました。
んが、今回は友達と相談のうえ、2022年1月2日の釣行となり、その日は津久井湖は貸しボートがやっていなかった(津久井湖は例年、どこの貸しボートも年始は1月3日の営業開始のようです)。
なもんで、他に近場で俺でも釣れる場所として、鮎川湖を選んだのでした。
さて、当日。
鮎川湖の漁協の受付はこの時期は6時半からです。
前回は遅刻しましたが、今回は、6時半よりも少し前に到着。
今回は車で友人の運転でした。ちなみに道路は凍結はしていないようでしたが、山間(やまあい)なので、まぁスタッドレスのほうが安心であることに間違いはありません。
この鮎川湖は事務所がしっかりしているので、休憩所兼食堂があって、早めに着いた場合はそこで休むことができます。車なら車内にいればよいのですが、バイクではそれはできないので、バイク釣行にはとても助かります(凍結の心配がない時期の話)。
日の出前でしたが、かなり釣り人はいました。受付の方いわく「桟橋が人でいっぱいになることや、ボートがすべて出ることはありません」ですが、それでも人気の釣り場ですよ、うん。
受付をすると整理券をくれるのですが、ボートの俺らは21番と22番でした。つまりはすでに20艘分の人が受付を済ませているということです。ちなみに高滝湖などは並んでいなくてはいけないので(昔の話で今はわかりませんし、クーラーボックスなどで場所取りするのが一般的ですが)、この整理券方式を見ても、やはりこちらはしっかりと管理されているということっすよね。
やがて日が昇って辺りが明るくなり、いよいよ釣りスタートです。受付番号順にボートへと進みました。
正々堂々、朝マズメから勝負。
さあ、どうよ鮎川湖! 俺の見立てどおり君は釣れる湖なのかい!?
……。
あ、あれ……。
アタリもない。
こりゃまずいな……。
動画撮れない……。
そして日が上がりきった頃に、ようやく友人の一人が一尾釣れました。
よかった、丸坊主でなくて……ホッ。
やがて、もう一人の友人も「オッ」とリールを巻き始めましたが、「この強い引きはワカサギではない」と。
結果は……。
写真ではよくわかりませんがヘラでした。きれいな魚体でしたよ。
鮎川湖はヘラ釣りでも広く知られていますからね。
俺はというと……気合の二本出しも、ここまでアタリなし。
それでもタバコを吸いながら竿先を見ていると、短いほうの竿にアタリがあったような、なかったような。
とりあえず、巻いてみましょうか。
さほど引きも感じずに巻き上げてみると……。
おぉ、俺も釣れた(正確には釣れていた)。
しかも、これがかなりの大きさ!
少なくても俺がこれまでに釣ってきたなかでは最大サイズです!
今回はサイズがわかる目盛り付の観察用水槽を持参していたので、そちらに入れてパチリ。
だいたいでいうなら13㎝。ちなみにワカサギは次のような呼び名があるそう。
・5㎝以下/ピコサギ
・5~7㎝/ミニサギ
・7~11㎝/通常サイズにつき呼び名はなし。
・11~13㎝/デカサギ
・13~15㎝/メガサギ
・15㎝以上/レアサギ
※参考サイト/青木旅館の公式サイト
・ワカサギの大きさと呼び名
こういうのは俗称ですし、厳密にやると尾びれがとじた状態か開いた状態かとかになるので、まぁ言葉遊びにすぎないと思うのですが、いずれにせよ13㎝くらいは大きいかと。
うん、本当に大きい!
ただ……、道中はそんなに手応えがあったわけではない……。
その後はというと、飽きない程度にアタリがあり、友達とくっちゃべりながら、ワカサギ釣りを楽しめました。
最初の俺のワカサギは図抜けて大きかったですが、概ね他のワカサギも大きく、俺のなかでは鮎川湖は「よいカタのワカサギが釣れる湖」という印象になりました!
それと、ここで大きな話題が! 友人が革命的なエサのつけ方を開発しました。
それはエサのサシを付け替える際に、もともとついていたサシを取らないで新しいサシを付けるという方法です。
つまりはサシの2匹がけ、3匹がけとなります。
一般的にサシはハサミで切ったほうがよく釣れるとされていて、その理由としては「サシのエキスを出す」のに加えて「ワカサギは口が小さいので小さいほうがくわえやすい」というのがあると俺は思っています。なもんで、「そんなにエサを大きくしても釣れなかろう」と笑っていたのですが、これが釣れたのです。もしや、エサとしての魅力が倍増されて効果的なの?
いずれにせよ、これで実際に釣れたのがすごい。
これは、今度、このテーマだけで記事にしよう。
さて、この日の釣果です。
3人で20尾くらい。
受付の方は「ありゃ、よくなかったね」でしたが、俺はこれでも十分。
これくらいでよいのですよ。
せっかくの釣り場なのだから、各々ボチボチでみんなで楽しみましょ。
ちゃんと動画を撮ることもできました↓
ファミリーでのんびりどぞ!~まとめ~
俺の鮎川湖のワカサギ釣り場としての評価です。
前回は桟橋で1尾で、今回はボートで3人で20尾。俺は5尾くらいでしたかね。あれ……、そう考えると少ないな。
ま、動画を撮りながらだったということも加味してご容赦を。
なにより大物が釣れましたしね。
採点は……。
★★★★☆(星5満点で星4)
なかなかの高評価です。
前回も触れましたが、やはり漁協がしっかり頑張っているのがよくて、安心・安全な釣り場という印象です。今回は1月2日に訪れたので、お年賀タオルもいただきましたし。
友人は「こじんまりしていてよい釣り場だね」という評価。確かにその通りで、「ボートを長時間、必死に漕ぐ」という必要はないですし、桟橋も長くて充実しています。
それらを考慮すると、ファミリーにもよい釣り場だと思います。
魚影は濃いほうですしね。
あ、桟橋ではなく、まったくのおかっぱりについては、できないというか、竿を出す場所がないと思います。
マイナス要素を挙げるとしたら、ちょっと人出が多いっすね。
本記事を見て、「サイトに紹介されていたから来ました」という人がたくさんいて、ますます混みあうのは嫌だなぁ。
まぁ本サイトは弱小サイトなので、そのようなことはないでしょうが……。
今回は以上です。
でわでわ~。
<これまでのフィールドレビュー>
【ワカサギ】
●鮎川湖(桟橋/群馬県)
●渡良瀬貯水池(谷中湖/栃木県)
●中禅寺湖(栃木県)
●諏訪湖(長野県)
●柴山沼(埼玉県)
●秩父さくら湖(埼玉県)
●荒川(東京都)
●円良田湖(埼玉県/自レビューの検証)
●奥多摩湖(東京都)
●霞ヶ浦・土浦港付近(茨城県)
●牛久沼(茨城県)
●津久井湖(神奈川県)
●名栗湖・桟橋(埼玉県)
●油井ヶ島沼(埼玉県)
●浦山ダム&合角ダム(埼玉県)
●相模湖・勝瀬観光桟橋(群馬県)
●榛名湖(群馬県)
●相模湖・小川亭桟橋(神奈川県)
●霞ヶ浦・霞ヶ浦大橋南東部(茨城県)
●名栗湖・橋の上(有間ダム/埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【タナゴ】
●柴山沼(埼玉県)
●手賀沼(千葉県)
●びん沼川(埼玉県)
●霞ヶ浦(茨城県)
【テナガエビ】
●江戸川(千葉県)
●滝の城址公園(埼玉県)
●柳瀬川(埼玉県)
●柴山沼(埼玉県)
●多摩川(多摩川大橋付近/神奈川県)
●荒川(笹目橋付近/東京都)
●弁天池(川里中央公園/埼玉県)
●荒川<秋ケ瀬(埼玉県)&新荒川大橋(東京都)
●伊佐沼(埼玉県)
【渓流】
●有間川(埼玉県)
●北浅川(東京都)
●酒匂川(神奈川県)
●旗川(野上川/栃木県)
●笛吹川(山梨県)
●奥多摩川(東京都)
●日原川(東京都)
●秋山川(栃木県)
●横瀬川・あしがくぼ渓谷国際釣場付近(埼玉県)
●赤平川(埼玉県)
●小百川(栃木県)
●大谷川(栃木県)
●横瀬川・芦ヶ久保付近(埼玉県)
●浦山川(埼玉県)
●大血川(埼玉県)
●大洞川(埼玉県)
●中津川(埼玉県)
●高麗川(埼玉県)
●神流川(群馬県)
●南牧川&雄川(群馬県)
●入間川上流部(埼玉県)
●横瀬川・秩父市街地付近(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【釣り掘】
●ワンコイン釣り掘
●芝川つり堀センター
●川崎つり堀センター(埼玉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)