あ、最初に言っておきますが、「手賀沼(千葉県)でタナゴを釣ります!」といいながら、釣れませんでした。
意気込みをタイトルにしました。いや、実際にタナゴ狙いで竿を出したのですけれどね。
ただ、事前にいろいろ調べましたし、現地で感じたこともあるので、今回は釣りのフィールドとして千葉県北部の手賀沼を紹介します。
よろしくお願いします!
目次
用水路で釣るようよ~釣り場としての手賀沼~
まず釣り場としての手賀沼の基礎知識から。
手賀沼は千葉県北部の柏市、我孫子市、白井市、印西市にまたがる利根川水系の湖沼です。
俺が訪れるのは今回が人生初かも……。印旛沼は何回かあるのですけどね。
手賀沼を見て、俺が思った最初の印象は「でけぇ」でした。
Wikiによると周囲長は38kmだそう。
もう湖やん!
ちなみに湖と沼の池の違いは次のような定義があるそうな。
・湖/水深が深く、植物は湖岸に限られ、中央の深いところには沈水植物が見られないもの
・沼/湖より浅く、最深部まで沈水植物が繁栄するもの
・池/通常、湖や沼の小さなものをいい、特に人工的に作ったもの
湖と沼の違いは大きさではなかったのか⁉
さて、そんな手賀沼で釣れる魚です。
ネットの情報だと「フナ」「モツゴ」「タナゴ」「オイカワ」などが挙げられています。あと、「コイ」も普通にいますよ、大きいのが。目視できましたもん。
あとは「ブラックバス」もいるそうな。俺が10年くらい前にブラックバスの雑誌を手伝っていた頃はあんまり聞きませんでしたけどね……。最近、増えたのかしら。
今回、俺がここを選んだのは「タナゴがよく釣れる」という情報があったからです。今年(2021年)から俺のターゲットの一つにタナゴを加えたのですが、まだ狙って釣ったことがないので、ぜひここは最初の一尾をあげておきたい!
手賀沼はちょうど沼付近が道路になっている箇所もありますが、多くは100~200mくらい離れた位置に周囲を囲むように道路が通っている感じです。んで、沼に近づきたければ、細い道で入っていくと。車が駐車できる場所が点在している感じでした。
「まさに沼の周囲」というところは遊歩道(ランニングロード)があって、ランニングしている方も結構います。
釣りは沼の近くの用水路や川で楽しむ感じになります。少なくてもタナゴに関しては。
手賀沼の地図はこちら↓
タナゴを求めてグ~ルグル~当日の釣行~
この日、じつは午前10時に千葉県在住の友人との約束があったのです。俺は埼玉県民なので千葉はちと遠いのですよね。
なもんで、「せっかく千葉に行くなら釣りでもするべ」と思ったのです。
待ち合わせの場所的に「まず竿を出そう」と考えたのが印旛沼でした。俺は冬の第一ターゲットはワカサギなので、印旛沼でワカサギは釣れないものかと。ブラックバス釣りの情報などを見ると、一応、ワカサギもベイトとして挙げられていますが、それほど詳しくは載っていない……。こりゃ、またオカッパリで竿を出して釣れないパターンだな~。
んで、地図を見ていて次に目に入ったのが手賀沼です。さっそく「手賀沼、釣り」でググったら、タナゴが釣れると。
こんな流れで「よし手賀沼でタナゴを狙おう」と思ったのでした。
さて、迎えた当日、この時期(釣行は2021年11月28日)の寒さにさすがに朝マズメからやるほどの気合はなく、されど待ち合わせまで十分に釣りを楽しみたいと思い、まだ日が出ていない頃に自宅を出ました。着いたのは朝7時30分くらいでしたかね……。
んで、先に触れたように手賀沼のデカさにビビったと。
ネット情報からなんとなく「タナゴは南側の用水路がよさそう」と思っていたのですが、何せ初めてなもんで、どこで竿を出せばよいかわからない……。
えぇ、きっと釣りに関心がないであろうランニングをしている方にも「すみません。ここらへんで釣りをしている人を見たことあります?」と聞きましたとも。
いろいろな方に伺って広い手賀沼の周りをグ~ルグル。
結果、たどり着いたのは『天然温泉 満天の湯』から西に数百メートルのところでした。
それまではきっと釣りに興味がない人にばかり話を伺っていたのですが、ここでようやく釣りをしている方を見つけることができました。
俺「すみませ~ん。釣れてますか?」
釣り人「今、ちょうどモロコの群れが来たところです」
俺「お、よいっすね。俺はタナゴを釣りたいのですが……」
釣り人「タナゴは今、僕が竿を出しているここにはいないですね……。僕もこちらに通う先輩方には遠く及ばないで、詳しくはわかりませんが、ここはモロコです」
俺「いや、タナゴも混じるのでは?」
釣り人「いやぁ、ここは絶対にいないっす(キッパリ)」
ん~、そうなのか……。タナゴ釣り初心者の俺にはわからんのですが、そんなにモロコとタナゴはパッキリと棲み分けているものなのか……。
でも、もう冬のせいか、この辺の用水路の水位は低く、釣りになりそうなのが、まさにここしかないような……。
俺「で、でも、もしかしたら……もあるので、ここで竿を出してもよいっすか?」
釣り人「もちろん。でも、タナゴは……。あ、バイクで来ているのでしたら、もう少し『天然温泉 満天の湯』に近いところのほうが実績があると思います」
!
俺は御礼をいって、ここはその現地の釣り人のアドバイスにシンプルに従いました。
んで、到着したのはこちら↓
うわぁ。まさかあのコイがエサに食ってこないよな……。
ここは用水路同士が交わるところがあって、そこは底が見えないほどの深さがあります。
もう待ち合わせまでの時間が迫ってきていますし、今回はここでやるっきゃない!
仕掛けはタナゴ釣り初心らしく、市販の出来合いのものです。エサは赤虫を持参してきましたっ(タナゴは練り餌のほうがよいようなんすけどね)。
エサを落とすとすぐに小さい、されどハッキリとしたアタリが。竿を上げるとのっていました!
すぐにエサを入れると、またすぐにアタリがあって同じ魚……。
と、とりあえず動画も撮影しとこっ!
ついでに一服もして、その間15分くらいですかね。
それからは同じようにエサを落としても、もううんともすんともでした……。
そ、そんなことありますっ⁉(←まぁ小魚がワカサギのように群れで移動していたらあるか……)。
ここまででタイムオーバー。今回の手賀沼でのタナゴ狙いは以上です。
通えばわかるさ~手賀沼のまとめ~
いやぁ、繰り返しになりますが、手賀沼は広くて……。
俺の感触だとタナゴがいる場所を見つけるには通わなくてはわからんすなぁ。
タナゴと他の小魚がそこまではっきりと棲み分けていればですが……。
手賀沼のタナゴ釣り場としての評価は……。
★★★☆☆(星5満点で星3)
きわめて平均点です。
言葉を選ばなければ、釣りを楽しめる片田舎の大きな沼です。
俺のようにすかさず現地の方に聞くのもアリですが、その日のうちでもよいので、いろいろ移動して、自分なりのタナゴのポイントを見つけるのも楽しいと思います。
宝探しのように……(実際、タナゴはお宝のようにきれいですし)。
今回は以上です。
でわでわ~。
<これまでのフィールドレビュー>
【タナゴ】
●びん沼川(埼玉県)
●霞ヶ浦(茨城県)
【ワカサギ】
●中禅寺湖(栃木県)
●諏訪湖(長野県)
●柴山沼(埼玉県)
●秩父さくら湖(埼玉県)
●荒川(東京都)
●円良田湖(埼玉県/自レビューの検証)
●奥多摩湖(東京都)
●霞ヶ浦・土浦港付近(茨城県)
●牛久沼(茨城県)
●津久井湖(神奈川県)
●名栗湖・桟橋(埼玉県)
●油井ヶ島沼(埼玉県)
●浦山ダム&合角ダム(埼玉県)
●相模湖・勝瀬観光桟橋(群馬県)
●榛名湖(群馬県)
●相模湖・小川亭桟橋(神奈川県)
●霞ヶ浦・霞ヶ浦大橋南東部(茨城県)
●名栗湖・橋の上(有間ダム/埼玉県)
●円良田湖(埼玉県)
●芦ノ湖(神奈川県)
●高滝湖(千葉県)
【テナガエビ】
●江戸川(千葉県)
●滝の城址公園(埼玉県)
●柳瀬川(埼玉県)
●柴山沼(埼玉県)
●多摩川(多摩川大橋付近/神奈川県)
●荒川(笹目橋付近/東京都)
●弁天池(川里中央公園/埼玉県)
●荒川<秋ケ瀬(埼玉県)&新荒川大橋(東京都)
●伊佐沼(埼玉県)
【渓流】
●有間川(埼玉県)
●北浅川(東京都)
●酒匂川(神奈川県)
●旗川(野上川/栃木県)
●笛吹川(山梨県)
●奥多摩川(東京都)
●日原川(東京都)
●秋山川(栃木県)
●横瀬川・あしがくぼ渓谷国際釣場付近(埼玉県)
●赤平川(埼玉県)
●小百川(栃木県)
●大谷川(栃木県)
●横瀬川・芦ヶ久保付近(埼玉県)
●浦山川(埼玉県)
●大血川(埼玉県)
●大洞川(埼玉県)
●中津川(埼玉県)
●高麗川(埼玉県)
●神流川(群馬県)
●南牧川&雄川(群馬県)
●入間川上流部(埼玉県)
●横瀬川・秩父市街地付近(埼玉県)
●道志川(山梨県)
●高尾山付近(小仏川/東京都)
●養老川(千葉県)
●大丹波川(東京都)
●秋山川(山梨県)
●串川(神奈川県)
●箒川(栃木県)
●桂川(山梨県)
●渡良瀬川(群馬県)
●鮎川(群馬県)
【釣り掘】
●ワンコイン釣り掘
●芝川つり堀センター
●川崎つり堀センター(埼玉県)
【その他】
●ヘラブナ/びん沼川(埼玉県)