【アメブロ】2026シーズンがいよいよ解禁! 水中撮影から学んだ春先の渓流釣りのコツ【YouKeiさん】

まず、この写真をご覧あれ↓

※管理人より/写真はYou Keiさんの動画のキャプチャです

伝わらんかぁ。
こちらは水中の様子なのですが、なんとアマゴがエサのミミズに食いつく瞬間です。
なかなか、撮影できないですよね。
動画はこちら↓


2026年一発目の「趣味人に聞く―釣り編-」のナビゲーターは上の動画の投稿主・You Kei(遊渓)さんです。
You Keiさんは静岡で渓流釣りと水中撮影をしていて、その様子をアメブロやYouTubeで公開しています。
今回は春先で釣果を上げるコツなどの渓流釣りを楽しむためのアレコレを伺いました。
※文/管理人(You Keiさんのコメントをベースにまとめました) 写真/You Keiさん(許可を得て転載あるいはキャプチャしています)

アマゴがくれた大きな達成感と感動~渓流釣りのきっかけ~

―You Keiさんが釣りをはじめたきっかけを教えていただけます?
転職を機に田舎へ移り住んだある日、社宅の前を流れる小さな川で、ナマズがボイルしているのを見つけました。試しにジッターバグを投げてみると、驚くほどあっさりと釣れてしまいました。
その手応えに気をよくし、今度は大井川下流域の支流でルアーを試してみました。
すると、ハヤが素直に応えてくれ、釣りの楽しさにすっかり魅了されてしまいました。

―渓流釣りをはじめたのは?
やがて、釣ることが難しいと語られるアマゴへの憧れが芽生え、テンカラ竿を手に入れました。
何度も坊主を重ねながらも諦めずに川を歩き続け、ついに最初の一匹を手にした瞬間、大きな達成感と感動が広がりました。
それからは、アマゴとイワナを求めて大井川を遡り続け、気がつけば、いつしか大井川の最上流部へとたどり着いてしまったのです

※管理人より/こちらはYoi Keiさんが釣り上げたイワナです(写真はYoi Keiさんの動画のキャプチャ)

魚にも個性がある~渓流の水中撮影~

―水中撮影のきっけかけは?
渓流釣りの経験こそ長いものの、思うように上達できず、「なぜ釣れないのか」を知りたいという思いが常にありました。
当時は渓流の水中撮影の情報がほとんどなく、今思うとアナログですが、水陸望遠鏡を使って川の中を覗いてみたものの、自分が求めていたような水中の姿を捉えることはできませんでした。

そんな折、安価なアクションカメラが手に入ることを知り、「それなら水中で魚の動きを見てみよう」と、試しに撮影したのが始まりでした。
最初は、水中に適当に置いたカメラに、偶然にアマゴやイワナが映っているだけで、釣ったとき以上の喜びを感じました。そこからどんどんハマって、意図的に魚を大きく鮮明に撮る技術を探求していきました。

―なるほど。そもそも論ですが、水中撮影は魚が逃げてしまって難しくありません?
水中カメラを向けると、魚が逃げてしまうことは実際によくあります。とくに台風の後など、環境が不安定で魚の警戒心が高まっているときは、その傾向が強くなります。
一方で、環境が安定している川では、魚が逃げずに撮影させてくれることがあります。
魚にも人と同じように個性があり、好奇心旺盛な魚もいれば、非常に警戒心の強い魚もいます。さらに警戒心は個体差だけでなく、周囲の状況によっても変化すると思います。釣り人や鳥などの天敵の存在、渇水や増水といった環境変化が影響すると考えています。
例えば、2022年の台風15号の後に、静岡と山梨の分水嶺にある二つの沢を比べると、台風被害が大きかった静岡側は魚が少なく、残っている魚の警戒心が強い傾向がありました。対して山梨側は魚が多く、比較的警戒心が薄いと感じることがありました。

―魚にも個性があるのですね。考えたことがなかった…。
水中撮影をしていると、カメラに興味を示して近づいてくる魚もいれば、すぐに石陰へ隠れてしまう魚もいます。
私は、撮影をさせてくれる魚を探して渓流を歩き回っていますが、その感覚は「私に釣られてくれる魚を探す」のとよく似ています。
アマゴやイワナは縄張り争いに夢中になっていると、カメラの存在に気づかないことがあります。そもそも彼らには、カメラが何であるか理解できるとも思えません。
魚がカメラを危険だと感じたとして、近づいてきたと感じて逃げ出すまでの逃走距離は個体ごとにさまざまです」

※管理人より/アマゴがまるで空中を泳いでいるよう。きれいな写真です(写真はYou Keiさんのブログより)

―野鳥観察や野鳥撮影に近いのかもしれませんね。水中撮影をするようになってあらためて思うようになったことは?
水中映像によって、これまで想像するしかなかったアマゴやイワナを「釣れない理由」が具体的な情報として可視化されました。
まとめると次の通りです。

  • そもそも、そこに魚がいるのか
  • どこに定位しているのか(例えば流心・泡の下・川底・エゴなどにいることが多い)
  • エサに興味を示しているかどうか
  • 仕掛けや糸を見破っている可能性(線視力による糸の視認)
  • 魚を走らすと岩の下やエゴに身を隠し、しばらく出てこない
  • 魚がエサをくわえたとき、離した時の目印の反応の見極め

―釣果に影響する情報ですね。他にはあります?
魚の行動、環境との関係について考えるようになりました。まとめると次の通りです。

  • 水量や水の透明度の魚の行動への影響
  • 魚が反射的にエサを食べる状況(例:エサがふわっと浮く)
  • 魚が「危険が近づいてきた」と感じて逃げ出すまでの逃走距離
  • 魚の縄張り争い
  • 魚目線から見た釣り人の見え方
  • 台風による渓流への土砂流入の魚への影響
  • 落ち葉から始まり魚に続く食物連鎖
  • 魚を釣ってキープすると、魚がそこからいなくなるとことが映像で見える

※管理人より/You Keiさんの水中撮影した映像の一例はこちら↓

魚が隠れられる場所を丁寧に探る~春先の釣りのコツ~

―そして、気になる釣りについてです。水中撮影でのご経験を踏まえて、とくに解禁直後の春先に釣果を上げるコツを教えていただけます?
まず、前提として、エサについては、私は今はほとんど太ミミズしか使いません。たまに細ミミズやブドウ虫を使う程度です。エサを採る時間を節約したいこと、そして小さな魚を避けたいという理由からです。
それで春先に釣果を上げるコツですが、私は解禁直後の釣りで良い成果を上げた経験は多くありません。ですから偉そうなことは言えませんが、自分なりに心得をまとめてみました。次の通りです。

  • 早期は「魚の居場所」を正確に読む
    ▷流心よりも、白泡の下や岸際といった「隠れられる場所」を丁寧に探る
    ▷魚は深場に潜むことが多いため、底を意識して攻める
  • 実績のあるポイントを集中的に攻める
    ▷あらかじめ魚が溜まりやすい隠れ家(エゴ)を把握しておく
  • 細糸・小針・小さな餌に切り替える
    ▷ただし小型の魚が掛かりやすくなるため、私は次第に使わなくなりました
  • 渇水時は警戒心を刺激しないアプローチを心がける
  • 雨の日、あるいはその翌日を狙う
  • 暖かくなってから出直す
  • 釣りは早めに切り上げ、冷えた体を温泉で温める

―「冷えた体を温泉で温める」はなるほど。寒いですものね。時間帯については、どのように考えています? いや、俺は釣りは「朝マズメが命」と思っているのですが、春先は水温が低いので、日が昇って暖かくなってきてからのほうがよいのかなとも……。
私の場合は朝マズメを狙うのは、宿に泊まったときだけです。確かに、早朝にだけ反応があり、その後ぱったりと釣れなくなる。そんな経験は何度もあります。
ただ、近頃は渓流釣りの人口が減ったのか、早朝に家を出なくても、入りたいポイントに入渓できることが増えました。そのため、日帰りでは無理に朝マズメを狙わず、ゆとりを持った釣行をしています

※管理人より/こちらはYou Keiさんが2024年の解禁直後に釣ったアマゴです。この時の気温、3℃ですって。寒い……(写真はYou Keiさんのブログより)

富士川水系への遠征が増えている~静岡の釣り場~

―ところで、俺は埼玉県民なのですが、静岡で渓流釣りをしてみたいと思っていて……。どこかおすすめの川はあります?
首都圏から近い静岡県内となると、東部や伊豆ですよね……。けれど私が住んでいる中部からは距離があるため、そちらの川へはほとんど足を運んだことがありません。
ただ、まだ、訪れたことはありませんが、御殿場市・小山町を流れる鮎沢川の“鬼アマゴ”には興味を惹かれています。

―鬼アマゴ……。名前からして釣ってみたいっ!
私が普段、竿を出すのは、大井川水系や富士川水系といった、静岡中部・山梨南部の渓流です。ちなみに私の渓流釣りの聖書は、林田秀樹氏の『日本の渓流釣り場1 興津川・安倍川・大井川』(1995年初版)です。
とりわけ大井川水系は広大で、好ポイントが尽きることなく、私自身がまだ足を踏み入れていない沢が、いくつも残されています。その奥深さに、私は今も心を奪われ続けています。
しかし、2022年の台風15号は静岡の渓流に大量の土砂を流し込み、川は甚大な被害を受けました。その影響もあって、近年は山梨側の富士川水系へ遠征する機会が増えています。変わりゆく川に寄り添いながら、また新たな流れを探す。そんな釣りが続いています。

※管理人より/こちらは以前に動画で投稿されていた富士川水系の様子。かなり山あいですね(写真はYou Keiさんの動画のキャプチャ)

くれぐれも身の安全にはご留意を~読者の皆様に~

―あらためてYou Keiさんが思う渓流釣りの魅力とは?
渓流釣りでは、堰堤、滝、ゴルジュといった障害が行く手を塞ぎ、体力的にも精神的にも辛いものです。ひとつ堰堤を越えても、また次の堰堤が姿を現します。その堰堤の先にこそ楽園があると心を躍らせても、待っているのは同じような渓相の繰り返しであったり、伏流で水さえ途切れていたりと、思い描いた通りにはいかないものです。
まるで人生の道のりのように、期待と現実が交差します。堰堤を越えずに引き返す選択も、もちろん正解です。
けれど、堰堤の先に広がる景色を見られるのは、堰堤を越えた者だけですよね。

―最後に本記事を読んでいただいた方にメッセージをお願いします。
渓流には、多くの危険が潜んでいます。身を守るための保護具を忘れないようにしましょう。
私は、釣行・撮影時にはヘルメットを着用していますが、近年の熊の出没が増えている状況を受けて、より安全について考えるようになりました。
近いうちに、アウトドアメーカーが熊対策のウエアや保護具を開発してくれたらと期待しています。

※管理人より/You Keiさん、ありがとうございました。そういや、静岡はヤマメではなく、アマゴなのですね。きれいです(※写真はYou Keiさんのブログより)

【趣味人のプロフィール】
You Kei(遊渓)

「はじめまして!静岡で、渓流釣りと水中撮影をしています。アマゴやイワナが釣れない理由を知りたくて水中撮影を始めましたが、今では釣るより撮る方が好きになりました」
→ブログ
・アメブロ/「遊渓 (ゆうけい)の渓流釣りと水中映像と日々是好日
→動画/
・YouTube/「遊渓

最近、食べた美味しいもの/「平日の昼間にビールを飲みながら食べた静岡名物の『戸隠そば』さんの磯おろしと天丼セット。それとバナナマンのせっかくグルメでも紹介された静岡県富士市の白いカレーうどんです」
最近、購入した釣り関連アイテム/「つりチケで井川(大井川上流)の年間遊漁証を購入しました。家で遊漁券を買えるようになって便利になりましたね」

【これまでの『趣味人に聞く/釣り編』の記事】
その1 まりっぺさんの巻 デカバスを狙うなら琵琶湖でワーム!
その2 かなすびさんの巻 大注目のタチウオテンヤ釣り
その3 Fresh Kitchen・戸田美保子さんの巻 料理のプロが教える美味しい魚料理
その4 ピカレスクさんの巻 プロのリール修理士が教えるリールのメンテの基本
その5 ばっすんさんの巻 ブラックバスのキャッチ&イートのすすめ
その6 クニさんの巻 クロダイの落とし込み釣りの極意
その7 田中徹さんの巻 エギより釣れる!? アオリイカのヤエン釣り
その8 ジョーさんの巻 ウキを見ているだけで楽しいヘラブナ釣り
その9 片山さんの巻 コマセやウキを自作! 釣りのトコトン楽しみ術
その10 鰈ライダーさんの巻 北海道の釣り事情/天然トラウトを狙う!
その11 むぎわらノートさんの巻 シーバスで釣果を上げるコツ
その12 まるなか大衆鮮魚さんの巻 ショアジギの極意
その13 ytk*さんの巻 もっと釣果を上げるエギング講座
その14 Tetsuさんの巻 入門者必読のアジング攻略講座
その15 つりうぇいぶ!さんの巻 冬はヒラメの泳がせ釣りの季節です
その16 ぐっさんの巻 釣れる! ロックフィッシュのいろは
その17 ☆若旦那☆の巻 グングンしなる鱒レンジャーの魅力
その18 ともぞうさん(つりパラダイス)の巻 管釣りを楽しむ心得
その19 ツリデルタトーキョーさんの巻 霞ヶ浦バスが釣れるポイント・ベスト3
その20 海釣太郎さんの巻 釣り人必見の海の水中映像ベスト3
その21 チャモロぱぱさんの巻 両軸遠投カゴ釣りのすすめ
その22 風の沼津さんの巻 霞バスを狙うおすすめルアー・ベスト3
その23 ウッドマンルアー店長さんの巻 近畿地方のおすすめのおかっぱり釣りベスト3
その24 カラフト犬AKさんの巻 ヘチ釣り・やってはいけないベスト3
その25 眠りのたくまさんの巻 人狼ゲームの人気配信者が語る釣りの魅力
その26 たけだバーベキューさんの巻 釣り魚の簡単激ウマ調理術
その27 サラさんの巻 女性におすすめの楽しい釣りベスト5
その28 ウィリア八王子さんの巻 鮎を釣る基本のコツ3選
その29 たけ坊さんの巻 静岡県のおすすめ釣り場3選
その30 くろめがねさんの巻 ヒラメのサーフゲームのコツ3選
その31 まさゆっきーさんの巻 スゴ腕、徳島県産バサーのタックル
その32 なぎさんの巻 敏腕ワカサギ釣り師が教えるコツ3選
その33 y-kamiさんの巻 ベテラン釣りブロガーが教えるメバリングのコツ
その34 マークさんの巻 霞ヶ浦ブラックバスのおかっぱりのコツ
その35 ピカレスクさんの巻 知っておきたいリールメンテナンスのいろは
その36 NOFISHBOY穴澤颯さんの巻 ランカーシーバスを釣るコツ3選
その37 おでで釣りチャンネルさんの巻 釣り用車中泊のためのおすすめ車内DIYアイテム
その38 flyderさんの巻 おすすめの海釣りバイク釣行用アイテム5選
その39 スズキシゲハルさん(淡路島ライフ)の巻 淡路島の立ち寄りたいスポット
その40 ushisanさんの巻 そうだ! 小物を釣ろう!!
その41 びぜんのあぶらさんの巻 よし! 小物を釣ろう!!
その42 のぞみっちさんの巻 女性アングラーにおすすめアイテム5選【海釣り編】
その43 まーさんの巻 女性アングラーにおすすめアイテム5選【淡水釣り編】
その44 笹目 釣人さんの巻 荒川(とくに笹目橋付近)で釣りを楽しむ!
その45 ナガ太郎さん(釣りやりん)の巻 遠州灘サーフのコツ
その46 つきのさん(つきのちゃんねる)の巻 人気釣り女子と見直す「サビキ釣り入門」
その47 たけちんさんの巻 渓流のエサ釣りとルアー釣り、釣れるのはどっち⁉
その48 とある研究者さんの巻 ワカサギはサシを飲み込む?~魚の生態の謎~
その49 きじはたこさんの巻 きじはたこさんのキジハタ釣り入門
その50 ピカレスクさんの巻 驚きのバスフライフィッシングのすすめ
その51 釣りぶら散歩。さんの巻 冬のタナゴ釣りのコツ
その52 タビカツリチャンネルさんの巻 釣りに関心がないパートナーを釣りに巻き込むコツ
その53 t1redsさんの巻 意外に楽しい! いや、かなり楽しい! ニゴイングのすすめ
その54 にくさん(にくのハゼ釣りDiary)の巻 そうだ! ハゼを釣ろう!
その55 エヌズンさんの巻 真冬でも楽しめる釣り3選(関東編)
その56 ピカレスクさんの巻 歴史から学ぶリールの進化
その57 じぇむさんの巻 バイクで行くなら釣りのスタイルはこれ!
その58 本能の小物釣り師さんの巻 石川県で楽しめる釣りと釣り場ガイド
その59 ピカレスクさんの巻 2024年、最近の魚釣りのブログはどう?
その60 玉餅かずよさん(Vチューバー)の巻 初心者も女性も、Vチューバーも楽しめる! ワカサギ釣り体験記
その61 テツさん(アメブロ「まだ釣れる様な時間じゃない」)の巻 オイカワ釣りの魅力とコツ
その62 ひとみんさん(YouTube「しょっつるch」)の巻 食べて美味しい釣り魚3選!
その63 ピカレスクさんの巻 リールのプロが思う「よいリール」TOP3
その64 九絵道さん(アメブロ「くえ道のブログ」)の巻 憧れの魚! クエの最初の一匹を釣るコツ!
その65 ピカレスクさんの巻 バス釣りの昔と今、そして近未来…

執筆者のプロフィール

34
34
本サイトの管理人です。34はゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」のアカウント名です。いや、名前なんかは何でもよいのです。大抵のゲームは、このアカウント名にしています。本職は紙媒体の編集&ライターです。
0

関連コンテンツ



更新日:

Copyright© 釣りとバイクが趣味なんだ。 , 2026 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.